jsp の実行

4.JSP のスクリプト

スクリプトを使用することによりJSPページの中でJava言語などのプログラミング言語を記述できます。

(1) スクリプトの種類

　JSP とは、HTML ファイルの内部に、<% Javaで記述 %> のように記述し、Web ブラウザからのリクエストのたびに Java をサーバ側で実行し、HTML 中の Java の部分をその処理結果で置き換えて Web ブラウザに送り出すというものです。また、「Javaで記述」部分には、スクリプトも指定できます。

　スクリプトの構文及び種類は次のとおりです。


　　構文1　<%! 宣言 %>

　　構文2　<% スクリプトレット %>

　　構文3　<%= 式 %>

スクリプト	内容
宣言	変数やメソッドの宣言を行います
スクリプトレット	languageディレクティブで宣言した使用可能な言語のコードを含めることができます
式	式がjava.lang.String型に変換されて出力されます

(2) 例

宣言の例

<%!
  private String msg = "Hello World";
  public String sayHelloWorld() { return "Hello World"; }
%>

スクリプトレットの例

<%!
  String msg = request.getParameter("msg");
  out.println(msg);
%>

式の例

<%=msg %>