ちょっと辛口(kurumaisu)

電動車椅子に
ひかれることも

 肢体障害者の人に文句をいいたいわけではないので誤解しないで欲しいのだが。 かなり前、横浜駅に取り付けてある障害者用のエスカレータ(ふだんはドアが閉まっている)から、いきなりすごい勢いで電動車椅子(バッテリーを積んでいていかにも重そうなタイプ)がバックで飛び出してきた。 危うくぶつかってひかれるところだった。
 障害者の方に「運転が下手」だとかいって文句をつけるわけではないが、バックは自分もよく見えていないと思うので、十分過ぎるくらい気をつけて操縦して欲しい。
 あんな重そうな車に足の先でもひかれたら、足の指の骨が複雑骨折していたかもしれない。 ほんとうに危なかった!

 ふつうの自動車でもバックは一番危険。 みんな気をつけて慎重にやっている。 障害者の方も、どうかことをよく理解して、安全運転で走って欲しい。
 相手をけがさせたとき、障害者の方に「ハンデがあるのだから」と加害者となっても甘やかすような社会にして欲しくない。 障害者を一人の人間として尊敬し、人権を尊重するが故に、障害者の方も一人前の社会人として、このあたりのエチケットもわきまえて欲しいと願う。


 ひとまず、この部屋の出口に着きました。 また別の部屋でお会いしましょう。


(25, Oct. 2000 記)


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