産地の偽装は「業界ぐるみ」だァー!
 
BSE対策がらみで、雪印も日ハムも、それにあちこちの業者も、こぞって「産地偽装」をやって、一儲けしようとしたようだが、農水省もなめられたもんだな。
 
だいたいBSEの問題が始まる前から、豚肉も鶏肉も米も、はたまた野菜も、み〜んな産地表示なんか嘘っぱちじゃないか。
 
中国4千年の歴史をひもとくまでもなく「羊頭狗肉」という立派な四語字句があるぞ。こんなことは、人間有史以来ごく当たり前のことかもしれない。石器時代の原始人が「このマンモスは、あっちゃの谷で獲ったやつだからうめーぞ!」などといって物物交換を有利に進めていたかもしれないな。
元々「神戸牛」、「松阪牛」、「仙台牛」などとラベルに表示があっても、中身が全部ラベル表示と合っているということはほとんどなかったんだ。
(生産者が正直に出荷しても最後まで正しく表示されないケースが多いのだとおもうが)
 
食肉だけでなく食料品業界全体が、ラベル操作で儲けを大きくしようとしているようだ。
ビールなんかその最たるもので、同じメーカでほんとうにこんなに別々の生産ラインを組んでいるんだろうかと疑いたくなるほど数々のラベルが店頭に並んでいる。
最後の缶に詰める前の段階で少しずつ味が違うように、うまくブレンドするプロがいて「ハイ、二番搾り」、「ハイ、ウルトラドライ」などとやっているのだろう。
メーカに問い合わせたわけではないので実情はわからないし、思いこみで断定すると名誉毀損で訴えられそうだから、これ以上突っ込まないが、どうも納得できない。
ビールは大好物で毎日飲むが、のどが渇いているときの最初の一口は何ものにも代え難いくらいうまい!メーカやラベルなんか区別がつかないくらいうまい。全ビールメーカに感謝状をあげたいくらいだ。
 
話がかなり横道にそれたが、雪印、日本ハム、その他の牛肉偽装事件から、どうやら個々のメーカがそれぞれ単独で考えた問題ではないことが見えてきたな。
まさか農水省が指導して、BSEに対する失政で景気の落ち込んだ食肉業界を税金を使って活性化しようとしたのではないだろうが。
食肉業界が「ぐるみ」でやったに違いない。どっかに影の仕掛け人がいるはずだ。
 
だったら、ばれたところが損しているな。TVの取材に「独断です!独断です!」と一人でがんばるほど、そこのレベルで何とか食い止めようとする、本人の意思ではない、目に見えない巨大な圧力が作用していることを感じる。
だいたいおかしーじゃねーか、なんかいあっちこっちの工場が同んなじ手口で偽装して、お〜んなじように「独断です!」だと。
笑わせるない!こんなことが偶然でピッタリ一致する確率なんか、工場で品質管理やってるくらいだったら統計的にどれくらい小さいかわかるだろうが!
でも「ああ、こいつも操り人形だな。可哀想に!」と同情したくなるな。だーれも助けてくれないのに。家族もあるだろうに。
 
どこまで広がって終わりになるかわからないが、適当なところでウヤムヤになって、みんなの意識から遠のいて行くに違いない。
まるでサッカーのワールドカップが遠い昔のことだった?かのように。
 
輸入されたそば粉が陸揚げ港から、信州その他、日本各地のそばの名産地にどんどん送られて、地元の「おいしいそばに」変身しているのだ。
日本の食料の自給率はせいぜい20%程度なのだ。
とすれば、日本で狂牛病に罹ろうとして「和牛」を食っても、安全な輸入牛ばっかり食っていることになるかも。BSEになるのも至難の業だ。BSEになる前に、コレステロールがたまりすぎたり、高脂血症になってしまうかもしれない。
 

みなさん安心して牛肉を食べましょう!


肉屋さん「安全な輸入肉」なんて張り紙をやめなさい!表示が正しいとだれも信用していないから。
 


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(2002AUG)