しょさんしき  ひょうびゃくもん

初 参 式 表 白 文

 

   われ今幸いに 

  まことのみのりを聞いて

  限りなきいのちをたまわり 

  如来の大悲にいだかれて

  やすらかに日々をおくる

 

  本日ここに恭しく仏前を荘厳し

  『第一〇回初参式』をおつとめするにあたり

 

  謹んで

  深き恵みをよろこび

  尊きみ教えをいただきまつらん

 

真光山 専能寺 住職 足利寛之

 

 

 

 

「初参式」について

◎お子様の健やかなる成長を願ってとりおこなわれるのが、この「初参式」です。

◎願うといっても「仏だのみ」ではありません。

◎「身も心ものびのびと成長するように育てますのでみまもっていてください」 とほとけさまの前で心あらたにする儀式です。

 

 

「おてつぎのぎ」について

〇お子様の頭に、3度剃刀をあてる真似をします。

〇それは、仏(ほとけさま)法(その教え)僧(それを伝えるお坊さま)の三宝(さんぼう)に帰依(きえ)する事をあらわします。

〇ほとけさまは、いつでも・どこでも・だれでもみまもっていてくださいます。

〇その事に対して、おうやまいの心をあらわすのが帰依ということです。