じょう  どう  え
『成道会』

〜お釈迦さまがお悟りになった日のお祝い〜

毎年年12月08日(木)

午後4時30分〜午後5時30分

2005年度写真
写真はここから


成道会式次第

【時間割】

@     集 合・・・・・・午後4時40分

A     開 始・・・・・・午後4時45分・・・・・・・・・・・・・「成道会」について
     点灯式:お灯明に火を灯します。

B     梵 鐘・・・・・・午後4時55分(10鐘)・・・・・・・「お灯りについて」

C     勤 行・・・・・・午後5時00分『讃仏偈』(10分)

D     解 散・・・・・・午後5時15分

 

第二部

E 午後5時15分より、専能寺会館にて『談笑会』                      

※ 専能寺自転車部の会員は全員参加です。 

※ 各自自分の好きな飲物を持参してください。

※ よって、別途費用はかかりません。

※ 約一時間を予定しています。


―成道会について―

お釈迦さまは、今から2500年ほど前にインドにお生まれになった方です。

お釈迦さまは、なぜ人間は悩み苦しむのかを考えられました。

そしてある日、「自分のこころ」が悩みや苦しみの原因であることに気付かれたのです。

この世の中に変わらぬものはない、すべては変化しつづける。

どこかで誰かが生れる、どこかで誰かが死んでゆく。

またひとりが去り、またひとりがやってくる。

しかしそれは、決して他人事ではありません。

今日かもしれない、明日かもしれない、この私もいずれ去り行く命に変わりはないのです。

しかし、「変わらぬ命で在ってほしい」と私たちは執着します。

「執着するところに苦悩が生じるのだ」と、お釈迦さまはおっしゃいました。

私たちが、いくら頼んでも願っても信じても決して変えることはできません。

変える事ができない事を変えようとするから、永遠に悩み苦しみの元は断たれないのです。

永遠に悩み苦しみをもったまましか生きられない私たち。

そんな私たちに、お釈迦さまは苦悩から離れる教えを残してくださいました。

それは、阿弥陀さまの願いです。

阿弥陀さまは、「悩み苦しむあなたを救わずにはおれない」と誓っています。

「いつも見守っているから安心して人生を生き抜いてくれ」と願っています。

その誓いと願いが言葉となった姿が「南無阿弥陀仏」です、と。

私の人生から、悩み苦しみがなくなるのではありません。

阿弥陀さまと一緒だから安心して悩んで苦しんで生きていけるのです。

お釈迦さまが、残してくださった教えのおかげで

これまでも、これからも、私たちは安心して人生を生き抜くことができるのです。

お釈迦さまに報恩感謝の気持でお祝いの集いをしましょう!


≪お灯りについて≫
BGM「光あふれて」

お灯りを捧げるのは、

一つには、お釈迦さまが私たちに道を教えてくださっているおすがたを表しています。

一つには、あみださまが私たちを明るく照らしてくださっているすがたを表しています。

暗闇の中では、道がわからないと前に進めません、

例え道がわかっても一人では心細くて歩いていけません。

お釈迦さまが、み教えという明かりを灯し、道を照らし出してくださいました。

そして、あみださまが私と一緒に道を歩んでくださっています。

私たちはひとりで生きているのではありません、

私たちはひとりで歩いているのではありません、

私たちはあみださまと一緒に、人生という道を歩いているのです。

生れたときからずっと、    只今も、   そしてこれからもずっと、

忘れないで下さい、私たちは決して一人ぼっちじゃないって事を!

忘れないで下さい、私たちは同じ阿弥陀さまに照らされた仲間であるという事を!