私の初スキーは25年前蔵王スキー場です。
その日は4月初めのぽかぽか陽気で、板をはいた感触は平らなところでもつるつるで怖かった。
しばらく斜面を上がる練習をして、いきなりリフトに乗せられた。
リフトを降りた途端転んで雪に突っ込む。夫はまだ初心者、子どもの面倒を見なければならない。
私は斜面が怖くて夫の友人にしがみついたまま降してもらったという思い出がある。

恒例の北海道スキーを止めて今年は蔵王に変更、平日1泊8000円の蔵王プラザホテルを見つける。冬の蔵王は初めてです。
リフト乗り場がすぐそば、温泉はかけ流し 部屋は広くサービスもよかった。写真のようにきれいな樹氷も見ることが出来た・・・・・

出発日1月30日(木)
2〜3日前から日本上空全部を覆う第一級の寒波が襲来、九州四国地方まで雪を降らせた冬型気候の真っ只中、
出発を一日延ばしてもよかったが、翌日天気回復の保障もないし、宿泊料金は土曜日は3000円もアップする。
それに満室となれば、今日決行するしかない。予定では朝5:30出発 11時スキー場着だった。
(東北自動車道の仙台の手前村田ジャンクションから山形自動車道経由で)

長〜い一日だった。私は助手席に座っていただけだったので 順を追ってメモをとっていた。

5:30 自宅出発→5:35圏央道日の出インタ→関越道川越インター6:05出→一般道路(16号)
  《 ラジオで「那須ー白河間大型車の衝突事故で下り不通 白石から先は吹雪で上下線通行止め」を聞く》

6:45 東北自動車道久喜インター入→6:50羽生パーキング朝食→7:15出
館林・佐野・宇都宮と順調に走り矢板付近では天気は晴れているが一面の雪景色の快適なドライブだった。
8:00 頃だんだん曇ってきて粉雪が舞う。

8:10 黒磯PA付近(那須インター2キロ手前)で動かなくなった。
《ラジオ交通情報で那須―白河間は8:10に通行止め解除の放送があったが…》

9:00 頃ようやく動き出す。みんな開通を待っていたのだ。
50分のストップだったが一般道を走らずに済んだのはよかった。9:35〜9:45阿武隈PAでトイレ休憩 

10:05 須賀川インターチェンジの2キロ手前で再びストップ。
《ラジオニュースは須賀川ICから北は吹雪のため全面通行止め。実際は風は強いが晴れ晴れの天気。
みんな開通を待っているのか1時間35分止まったままだった。》

11:40 路肩、走行車線がそろそろ動き出しようやく出口へ。出口をふさいでいたのは殆ど大型トラックばかり。
彼らはインターを出なくて待機している。仕事途中の交通ストップは大きな痛手でしょう。
日本海から会津盆地を通り抜けてくる風がよほど強かったのか、須賀川―郡山間の開通を
ラジオが告げたのは16時頃だった。

12:00 やっと一般道(国道4号)に出たが、今朝まで降っていた雪が道路に残っているが、晴天で融けてきているのでまだ走りやすい。のろのろと動いていたが、郡山バイパスでまたまた1時間半のストップ。

那須IC手前 須賀川IC手前 郡山バイパスと3回大きなストップがあったが、止まったままびくとも動かない渋滞である。

14:30 再開したばかりの郡山インターから再び高速道へ。
14:40→14:50安達太良SAで遅い昼食→さっきまで吹雪でストップがうそのようないい天気です。
風もなく・道路に雪もなく・開通したばかりなので車も殆どなく快適・快適走行。

15:20 福島西インターで下ろされる。こんなにいい天気だのになんでこの先がストップなの?
再び国道4号を北上。国道13号栗子峠を越え米沢経由で行くしかない。

飯坂を過ぎ栗子峠に近づくにつれ「道路は圧雪状態 視界は吹雪」助手席にいても緊張で力が入る。

17:00 米沢南陽道路(8.8キロ) このあたり道路は雪で真っ白、地面と空間の境目が見えないので、
ガードレールを頼りに走っている。
あれだけ連なっていた車もここはまばら、まだ完全に日が暮れていないとはいえこの雪道を60キロを出すとは。その後再び13号に合流 赤湯〜上の山温泉が長かった。
周りの見えない地吹雪 前方の車のテールランプの赤を頼りに走る。
雪国の方たちの苦労がわかる。 かみのやま温泉をようやく通過。

17:57 蔵王ラインに入る。時々地吹雪が舞うが除雪の行き届いた広い道路です。

18:30 蔵王温泉「蔵王プラザホテル」に13時間かかって到着。ホテル前の上り坂で何度もタイヤが空回りしたが
チェーンをつけることなく無事駐車場に納まった。食事時間に間に合ってよかった。

夫の感想。「こんな大雪の中を走るのは何年ぶりか。緊張した運転で楽しませてくれたよ」と
妻の感想。「ストップの間、夫婦の会話がたくさん出来てよかった。」13時間はそれほど長く感じなかった。


全ての木が樹氷 このような光景は他のスキー場では見かけたことがない。ただ天気が悪く写真ではきれいではない。
中腹以上では、アオモリトドマツの木に雪がどんどん付いてモンスターになる。

1月31日(金) 時々吹雪いたり止んだりの一日。きのう・おとといに比べたらgood good!
とにかく広いスキー場です。フリーパスなのでロープウエイ ゴンドラ フードつきリフト ペアリフトと
行き当たりばったりで滑る。初中級コースが多い。頂上のザンゲ坂も殆ど前が見えないまま滑り降りる。
初めてのところだし前は見えないしと夫は私のペースに合わせて滑ってくれる。
早めに切り上げ夕方蔵王温泉街を歩く。用水路はすべて温泉が流れている。

2月1日(土)今日は帰る日。昨日よりは天気は回復している。2時まで滑る。
朝リフトを乗り継ぎ中腹付近に着いたとき急に太陽が輝いた(9時頃)。
素晴らしい光景が目の前に広がった。みんな歓声を上げている。
青空をバックにした樹氷群は神々しいばかりの輝きです。
これから晴れるのだ。慌てることはない。後でゆっくり写そうと思ったのが間違いだった。
今となっては貴重な写真 2枚しか写さなかった。

頂上に行って晴れた青空の下、巨大モンスターを早く見たいとロープウエイの順番を確保するために
乗り場に並んだ。ロープウエイの窓から見た山全体の樹氷も見事なものだった。
ところが頂上の地蔵峠は相変わらずの吹雪。コーヒーを飲んで晴れ間を待つが晴れる気配はない。
しかし昨日より視界がいい。モンスター群をしっかり目に焼き付けてゆっくりザンゲ坂を滑り降りた。
素晴らしい景色 これはスキーヤーでなければ見ることが出来ない。
いや、かんじきのような歩く道具を履けばスキーでなくても見ることが出来ると思う。

滑り降りても灰色の世界。さっき中腹で見た太陽は何処へ行ったのか。
「苦労して遠くから来てくれたからきれいな樹氷を少し見せてあげる」と神様の配慮だったのかも。
ついに帰るまで太陽は顔を出してくれなかった。


晴れればこのような景色に。

バッテリートラブル2件
その1
 あまり気温が低いとデジカメが作動しなくなるのが分った。2日間とも 朝数枚撮って1時間程後に
写そうとすると電源は入って1枚は写せるがそれからウンともスンとも動かない。
レンズをしまうことも出来ない。部屋に帰って充電するとすぐ作動する。
バッテリーも古くなるとフル充電しても能力が落ちている?
天気が悪かったのでカメラの出番がなかったのでよかったが…

その2 帰るとき車のバッテリーが上がっていた。思い当たる節もないのにエンジンがかからない。
「寒いスキー場は何回も体験している。今までそのようなことは1度もなかった。買って1年半の車なのに」と、
夫はいまだに首をかしげている。

帰路は 午後2:45 蔵王温泉→西蔵王高原ライン→山形自動車道→村田ジャンクション→東北自動車道→久喜インタ→国道16号→自宅 夕食も食べ8:30帰宅。(2003.2.10記)


=2004年3月5日(金)〜7日(土)蔵王スキー(夫婦)=

連日雪マークの続いている東北地方 蔵王スキー場に行って来ました。
雪にまみれて滑っていた6日昼頃、雪が止み早い雲の流れに青空が見えてきました。
青空のもと山頂の巨大モンスターを見るのが私の念願です。ところが私達が頂上行きロープウエイに乗ったころは厚い雲が覆ってしまい、
地蔵山頂(1661m)25bの強風の中 やっとの思いでざんげ坂を下りてきました。
この後低気圧が通り抜けようとしているのか ますます天候悪く 3時頃には上へ行くリフトやロープウエイはストップしました。
写真は1500m?地点の晴れた時の写真です。ここはリフトから降りたところ。500m程滑るとロープウエイ中間駅があります。
写真にも写っているゴンドラロープウエイは今シーズンから新しくなり、2本のロープに支えられて安定感が増し、19人乗りで次々やってきます。 
2月後半の暖冬と雨で、モンスターは崩れてしまったのですが、このところの雪で又育ちつつあります。
右の写真はモンスターの本体アオモリトドマツです。
半分以上雪に埋まった山頂のシンボルのお地蔵さん(2m46p)の写真は、それほど風の強くなかった5日(金)午後に写しました。


=蔵王温泉= 2004年3月14日記



蔵王はスキーだけでなく温泉もよい。乳白色の硫黄泉 源泉100%の掛け流し 熱くもなく、ぬるくもなく、お客も大勢泊っているのにそれほど鉢合わせもなく ゆっくり入ることが出来た。
窓の外のつららが1日でまた伸びた。右の露天風呂は屋根があるので雪もかからない。(蔵王プラザホテル)

吹雪の時の完全武装です。私はゴム編みで編んだネックウオーマーを頬のところまで延ばしています。又晴れたときは日焼け防止にもなる。ということはいつもこの格好で滑っているのです!!

今年の蔵王 熟年スキーヤーが目立った。ホテルの食堂 隣席の新潟のご夫婦は60才過ぎてから始めて4年目 初心者ながらとても楽しいと生き生と話してくれた。


 

=蔵王へ樹氷とスキー= 2008年3月23日更新


 期間限定の大人の休日倶楽部きっぷを使った旅をした。JR東日本範囲と函館・福井・下田までエリアにある。
 連続する3日間 乗り放題12,000円のきっぷで「1日目冬の金沢日帰り」 「2日目休み」 「3日目蔵王樹氷見物」で
 同級生メーリングリストで呼びかけた。
 応じてくれたのは、金沢と蔵王両方参加は3人 蔵王日帰りのみ参加は3人の計6人だった。
 12,000円のきっぷで山形日帰りでも安いし 蔵王の樹氷は魅力ある。金沢・山形両方行けば6,000円で行ってこられる。
 そして蔵王ロープウェイの値段や天気予報を調べているうちに樹氷原をスキーで滑り降りたくなった。
 金曜日で空室もあり、ゲレンデそばのペンションを前日予約することが出来た。
 スキーの出来る友を誘って金沢日帰りの翌日に蔵王日帰りの方達より1日早く出かける事になった。

 大人の休日きっぷを使って旅行する熟年者は最近増えている。平日なのにどの列車も満席に近かった。

3月7日(金) 山形新幹線 「つばさ111号」 東京10:08→→12:59山形  
朝ゆっくりの出発で、山形駅からバスで40分くらい「蔵王温泉」へ午後の到着。
インターネットで蔵王の天気を追っていたが、昨日まで弱い冬型で雪だるまマークが消えなかったが、今日は曇り空。天気も回復のきざし。
レンタルスキー(板・靴・ストック)を借り、夕方ゲレンデで足慣らしをする。

3月8日(土)翌日も曇り空。 12時頃日帰り組とロープウエイ中間駅「樹氷高原駅」で待ち合わせの時間まで上のゲレンデで滑る。
今年は雪が多くモンスターもかなり太っている。2003年1月末に来たとき吹雪いていたが、一瞬の晴れ間に撮ったモンスターはこんなに細い。
一緒に滑った友人は、蔵王は初めて、いい思い出が出来たと喜んでくれた。
樹氷見物の友たちもあこがれの樹氷を見られて、いっぱいの雪の上に立つことが出来たと喜んでくれた。皆で日帰り温泉に浸かって帰途につく。

山形新幹線「つばさ128号」 山形18:06→→20:56東京

今年のモンスターは栄養が良くて太っています。