2001安曇野・黒部アルペンルート・白馬八方(6月3日〜5日)

「どこかへ行こうよ。安曇野へ行きたいな。」の友達の一言でこの旅行は決まった。
白馬地方は10年以上毎年スキーで通って様子はわかっている。
指定席と宿を予約しただけでて準備終わり。

6月3日(日)晴れ

あずさ3号は11時に穂高駅着。
昼食の後レンタサイクルを借りる(1時間300円)
穂高神社・等々力家・東光寺・大王わさび園・道祖神公園・早春賦の碑・碌山美術館をめぐる。
道祖神の点在するのどかな田園風景が懐かしい。
そこかしこにアルプスからの水や湧水が流れ すんだ空気ときれいな水が育むわさび田や
道端の道祖神など自転車や徒歩で回ると安曇野のよさが体感できる。
遠くの常念岳も輝いていた。


姫川源流へ 穂高15:55→16:57南神城(かみしろ)駅から徒歩10分あまり
国道148号からちょっと入ったところに姫川源流や親海(およみ)湿原がある。

 「源流」とは山の奥深いところというイメージがあるがここは普通の田園地帯にある。
♪春〜の小川はさらさら行くよ…♪の情景そのままに豊かな白馬の水田に流れこみ やがて急流姫川になり日本海へ。

さて本数の少ない大糸線 次の17:53分に乗るつもりで急いで湿原と源流を回る。
夕方とて観光客もなく、いい雰囲気だったので湿原を一周する。姫川源流の地もさっと眺め急ぎ足で駅へ戻る。

 17時53分発なのに私の頭の中ではいつの間にか57分発に切り替わっていたらしい。
充分間に合うと思いながら駅の近くに来た時 ゴットンゴットンとレールから伝わる列車の音……
畑仕事をしていたおばさんが「間に合わないよ〜」 「待って〜」と走りながら叫ぶ我々の声をかき消して
列車は無常にも出発してしまった。残念!あと2分足りなかった。57分とはさっき南神城に到着した時の時間だったのだ。
最初から2時間コースで回ればよかったのにと思っても後の祭り。

18:03分に松本行きが出た後は19:05分南小谷(みなみおたり)行きまで何もない。駅の周りは森と川のせせらぎのみ。
誰ひとり通る人も電車に乗る人もこない。駅そばのトイレは新しくてきれい。
初夏の暮れなずむ夕方、無人のホームに座り込んでおしゃべりしたり線路に下りて遊んだり
「失敗もまた楽し」いい思い出が残った姫川源流の旅でした。

今夜の宿 JR系『フォルクローロ白馬』は南神城から3駅先 白馬駅の2階です。B&B(ベッド&ブレックファースト)
2人1部屋1泊目9,000円2泊目8,000円(インターネットで申し込んだから1000円安かった)2泊して一人8,925円でした。

6月4日(月)晴れ

窓を開けると朝日に輝く白馬連峰がまぶしい。この快晴に今日は黒部アルペンルートに決まり。
白馬7:46→8:26信濃大町・バス9:00→9:40扇沢・トロリーバス10:00→10:16黒部湖・ケーブル11:10→11:15黒部平
・ロープウエイ11:30→11:37大観峰・(立山の下を通る)トロリーバス11:45→11:55室堂
 大町からここまで往復10,700円は高い。そして高度も高い2,450m。快晴無風 体感温度20度位?雪を踏みしめて歩いても寒くない陽気です。
さすが1級観光地だけあって扇沢から室堂にかけては観光バスでのツアー旅行者であふれている。
少し静かなところへ行こうと我々は室堂からバス5分の天狗平へ行く。
ゴールデンウイーク前に開通した高原バス 室堂近辺で十数メートルあった雪の壁も今は3mほどまでに溶けている。
剣(つるぎ)岳もしっかり顔を見せてくれた。ここは観光客も少なくしばらくの間大自然の懐で幸せな気分にひたっていた。

室堂に戻りミクリガ池1週コース(1時間)を歩く。コースの4分の1は雪溶けしていないのでその部分は遊歩道がない。
雷鳥が人間どもを恐れることなくゆうゆうと被写体になってくれている。ミクリガ池もまだ雪の下。少しだけ青い水面をのぞかせている。


6月5日(火)  晴れ時々曇り
本当は栂池自然園へ水芭蕉を見に行きたかった。
残念ながらまだ1週間以上早いそうであきらめて八方トレッキングコースを歩くことにする。
ゴンドラ・リフト2本を乗り継ぎ(第一ケルン) そこから八方池まで 咲き出した高山植物や周りの山々を眺めながらゆっくりと時間をかけて山登り。
すれ違ったハイカーは3組だけ。
八方池に下りるには雪田を横切らねばならない。しかしスニーカーでもOKでした。
昨日に引き続きすばらしい山の景観を眺める事が出来て大満足でした。(往復3時間)
7月になり池の雪もとけ高山植物が咲き乱れ青々した水面に急峻な後立山(うしろたてやま)連峰
想像しただけでもまた来たくなる八方トレッキングでした。

あ・と・が・き

この3日間天気に恵まれ大自然を満喫した旅だった。

曇っていたら山には登っていない。
塩の道を歩いたり糸魚川に出かけたりしただろう。

雨が降ったら温泉や美術館めぐりをしていたかもしれない。

ゴンドラに乗って山頂駅からの山歩きは誰でもこの景色に会うことが出来る。

連泊の旅もなかなかいいな。