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=広島の旅@(尾道散策)= 09年11月22日記

11月16日新幹線(ひかり463号東京8:03→10:48京都)で昔の職場の旧友達との会合に出席。
毎年秋、関西・関東交互に開催 2年前は奈良だった。今年の出席は17名 少しずつ数が減ってくるのは淋しい。
その夜実家で1泊 翌17日午後〜19日広島への短い旅を楽しんできた。
山口・萩・津和野 岡山・倉敷は複数回訪れて、広島は原爆ドーム平和資料館を途中下車して訪れたことがある。
尾道としまなみ海道は初めて 瀬戸内の海と島々が楽しみです。

11月17日(火)ひかり レールスター新大阪13:59→15:03福山 山陽本線 福山15:23→15:44尾道

朝から雨が降り 新幹線道中もずっと降っていた。福山に着くと雨は止んでいた。尾道駅に着くと一気に観光地に来たという雰囲気。
観光案内所で街のことしまなみのことを聞いてから、海岸沿いの道を歩いて10分「尾道ロイヤルホテル」16時過ぎにチェックイン。
荷物を置いて徒歩5分、国道と山陽線のガードをくぐって「千光寺ロープゥエイ」16:30発に乗る。客は私一人だけ 3分で頂上に着く。

下の写真は(16:35写す)標高144mの展望台から眺めた尾道水道で手前が尾道市街 国道2号線もJR山陽本線も山際の狭いところにある。
尾道水道の向こうは「向(むかい)島」で渡し船で渡る。車の場合は尾道大橋から瀬戸内しまなみ海道〜今治まで自動車道が通じている。

「文学のこみち」と名付けられ尾道ゆかりの文学者の詩や俳句が刻まれた石碑が25点在する散歩道を下る。
途中志賀直哉や中村憲吉の旧居があったり、千光寺の境内も通る。鐘楼は「日本の音風景100選」にえらばれている。
日が暮れて「新尾道大橋」に灯りがつく。坂の途中に海を眺められる小さな公園もある。

暗くなりかけの時間に天寧寺の三重の塔のちかくで白と黒の猫が印象的だった。石畳の坂道も素敵。
林芙美子の像は尾道駅の商店街のそばにあり「放浪記」の一節が刻まれていた。
文学ゆかりの場所や古寺も多い。大林監督の数々の映画の舞台にもなり尾道の見所はいっぱいある。
   

PM4時 下校の高校生達が向島からフェリーで尾道側に戻ってきた。 坂の途中の「天寧寺」 坂を下って階段を下りガードをくぐるとすぐ国道に出る。


=広島の旅A(しまなみ海道サイクリング)= 09年11月29日記

11月18日(水) 朝食はホテルで済ませ8時チェックアウト。駅まで10分の道のりは商店街や国道2号線を通る。
昔から栄えた尾道は旧市街や古寺 映画のロケ地など見所はいっぱいあるが、今日は天気が良いのでしまなみの橋を自転車で渡ってみたいと思っている。
出発前からしまなみ海道の地図を眺めていたがどのルートをたどれば良いのか分からない。
自転車が無理なら定期観光バスの利用も考えていた。尾道駅近くの「尾道港レンタサイクル」で相談する。
フェリーで生口島の瀬戸田港まで行って「多々良大橋」「生口橋」「因島大橋」〜尾道のルートを薦めてくれた。
良い機会と初体験の電動自転車を借りる。普通の自転車は1日500円 電動自転車は4時間800円(4時間しか電気が保たないので)保証金1,000円も払い手続きをしたら都合良くフェリー(1日9便)の出発時間。

尾道港8:43〜因島重井〜佐木島〜9:22瀬戸田(生口島)

甲板にくくりつけられた自転車は3台。若いカップルが因島で降りたので写真は私の1台だけ。
乗客は5〜6名の地元の方 旅行者カップルと私。途中の乗り降りもあったが瀬戸田で降りたのは私ともう一人だけだった。(乗船券800円自転車300円)
橋が出来るまでは島から島へは船で渡るしかなかったのでしょう。地元の方にもっとお話を聞いておけば良かったと思う。

瀬戸田港 近くに「平山郁夫美術館」「耕三寺」など見所があるが、スタートしたばかりで先行きが心配で先ず自転車を走らせる。
海岸沿いサンセットビーチを走り「多々羅大橋」を目指す。
写真の地図紫のルートは自動車専用道路 各島に寄りながら最短コースを通っている。赤のルートは自転車のルート。
生口島は海岸沿いの一般道の歩道をサイクリングロードにしている。
電動自転車は快適 特に上り坂は楽々。橋の手前で自転車専用の道路を通って橋に入る。

多々羅大橋1,480m
通行料100円を入り口の箱に入れる。橋の向こうは大三島(愛媛県)。途中2人連れが向こうから歩いてきた以外誰にも会わなかった。
多々羅大橋の端まで行ったが大三島に降りないで同じ道をUターン 尾道へ帰らねばならないから。
穏やかな海はキラキラと太陽に反射して美しい。
瀬戸田港から6キロ走ったあたり 多々羅大橋の途中でバッテリーランプから「満」のランプが消えている。それ以降電池節約の為下り坂ではバッテリーをoffで走った。

  

多々羅大橋生口島入り口へ戻る。
左回りの道は瀬戸田港へ戻る方向で、サイクリング専用道路があるが生口橋まで10キロ)の道。右回りは国道317号線 地図を見るとこちらの方が距離は短いので右回りでて生口橋を目指す。
国道137号は歩道もあるし車の通行も少なかった。並行して山の高いところを「しまなみ海道自動車専用道路」が走っている。
瀬戸田はレモン・ミカン・ハッサクなど柑橘類の栽培が盛ん。背丈の低い木にミカンが鈴なりです。右の写真はハッサク。

生口橋(790m 通行料50円)を渡ると因島です。
因島は昔、蚊取り線香の原料除虫菊で有名だった・・・
12時になったが昼食の場所がありません。写真を撮るためにしょっちゅう自転車を降りているから休憩しながら走っているようなものです。
因島は海岸沿いは少なく内陸を走ります。分かれ道も沢山あるが道路に描かれているサイクリングロードのマークを頼りに走れば迷うことない。
水軍城はサイクリングルートからはずれているしフラワーセンターは人の気配も少なく寄り道なしで走る 走る。
バッテリーも心細くなってきたので上り坂以外は電動に頼らない。しかし平らな道の走り出しはペダルが重い。

やっと因島大橋 1,270m 通行料50円 13時 この橋だけ2段構造で 下が歩行者・自転車・原付、上の階を自動車が走る。因島大橋を渡ると向島です。

出て5キロくらい海岸沿いの景色が素晴らしい。 海から離れて畑や住宅地を2.5キロ尾道水道を渡るフェリー乗り場にやっとたどり着く。13時50分

尾道水道を渡るフェリーは1台で狭い水道を行ったり来たり10〜15分待つと次が来ると地元の客が教えてくれた。
狭い水道をいろいろな船が行き来している。運賃は人間100円自転車10円の110円
レンタサイクルを返して保証金1,000円返してもらう。そこで尾道ラーメンのお店を聞いたらここを教えてくれた。
瀬戸の小魚で取っただしはさっぱりしておいしかった。お客に年配の方がいるのもわかる。私はこの何年外食でラーメンは食べてないが尾道ラーメンはおいしいと聞いていたから。その後隣の喫茶店でコーヒーを飲んで時間つぶし、呉線接続の電車を待つ。


=広島の旅B(呉線経由で広島へ)= 09年12月6日記

11月18日この日は、しまなみ海道尾道側を40キロ以上走った。
3つの橋を渡り寄り道はしなかったが海と潮風は満喫した。
電動自転車なのであまり自慢にならないが達成感に浸りながら広島方面へ向かう。

尾道→糸崎→三原 三原〜広島は内陸を走る山陽本線経由は1時間10分、
時間はかかるが海沿いの呉線は魅力だったのでこちらにする。広島まで2時間半以上かかった。

尾道15:29→15:42三原15:46→17:12広 乗り換え 広17:26→18:21広島
三原〜広間は1時間に1本のローカル線 2両編成のワンマンカーだった。
広〜呉〜広島間は通勤などの乗降客も多く活気のある路線だった。(列車本数も多く1時間4本以上)

途中乗り換えた「広」駅の絵が気になってインターネットで調べたが分からなかった。 安芸の小京都といわれる「竹原」それに「呉」も途中下車してみたいところでした。

宿は広島駅北口徒歩8分のビジネスホテル。広島は活気ある都市でビジネスホテルも沢山ある。
朝食付き4,800円。交通に便利・安くて朝食付きの宿をネットで探すもあれこれ大変だった。
夕食は宿の近くにある「お好み焼き」へ。結構混んでいる
お店の方がカウンターの大きな鉄板で焼き上げてから各テーブルの鉄板に運んでくる。
私は興味津々 焼き上がるまでカウンターで見学させてもらう。
初めに溶いた小麦粉を薄くクレープ状に丸く敷き その上に大量のキャベツ・天かす・もやしをのせ 豚肉炒めた焼きそばなども入れてひっくり返す。
野菜が蒸されてだんだんかさが低くなる。結構時間をかけて最後にソース刻み青ネギを上にのせて出来上がり。私はスペシャル(880円)を注文したのでイカ・エビなども入り最後に卵を焼いて上にのせソースと青のりをかけて出来上がり。
広島風お好み焼きはそれぞれの店によって々工夫があるようだ。野菜がいっぱいでヘルシーですが、大阪のお好み焼きになれている私は広島風お好み焼きをもっと色々食べてみなければその良さが分からない。


=広島の旅C(世界遺産航路広島〜宮島)= 09年12月13日記

11月19日(木曜日) 8時ホテルをチェックアウト。
広島駅前から路面を走る広島電鉄に乗って15分「原爆ドーム前」で下車。
歩きながらガイドブックを見ていると「広島と宮島を結ぶ世界遺産航路」があるという。
電話で聞くと今いる場所からすぐ近く「元安橋そばの桟橋乗り場から8時50分発」と。
平和公園をゆっくり散策しようというプランはなくなったが、船の上から広島の街を眺め
瀬戸内海から宮島入りするという別の楽しみを見つけた。

乗客は10名ほど。出発してしばらく元安川を遡り、旧太田川(本川)の合流点で旧太田川に入る。
船が川を通行している間は甲板に出られるので川と街の景色を眺めることが出来た。
水の都といわれる広島は川が多くきれいで活気のある街という印象です。
海へ出ると船室に入りガラス越しの風景になる。45分の船旅はあっという間だった。


今回の京都・大阪立ち寄りの広島旅行に「東秋留駅→宮島口」往復乗車券を買っていたので山陽本線で行った場合、
広島駅〜宮島口駅26分 徒歩5分で宮島口桟橋。
JR宮島航路と大松汽船航路の二社がそれぞれ15分おきに船を出しているので待つことなく乗船でき10分で宮島桟橋に着く。
ひっきりなしに船が出てそれだけ多くの観光客が訪れているということです。

船を下りて海岸沿いを厳島神社へ向かう。
海に浮かんでいるように見える朱塗り社殿や拝殿・舞台の数々や大鳥居 平安後期(1168年)に造られずっと大切に守られてきた日本の誇る世界遺産です。
結婚式を済ませた花嫁花婿が回廊で記念写真を撮っていた。


=広島の旅D(厳島神社・弥山ロープウエー)= 09年12月20日記

厳島神社を通り抜け見頃の紅葉谷公園へ。
公園を通り抜けた奥に「弥山ロープウェー」がある。 中間駅で別のロープウェーに乗り換える2段階式で、最初は8人のりゴンドラ10分 乗り換えて30人乗りロープウェーで5分 「獅子岩駅」が頂上駅です。

弥山(みせん)は標高535m 宮島の主峰で、手つかずの「弥山原始林」は平成8年に厳島神社とともに世界遺産に指定されている。
ゴンドラかから眺めた原始林は常緑樹が主で所々松の立ち枯れが目立つのは悲しい。
中間駅で乗り換えたロープウェーからは海と島々の絶景が見渡せて素晴らしかった。
私が乗ったゴンドラは5人、「岩国から来た夫婦と今夜錦帯橋のそばのホテルに泊まるという名古屋から来た老姉妹」だった。4人と話しているうちに私の気持ちは《宮島をくまなく散策しよう》から《錦帯橋へ行ってみよう!》に変わった。

弥山山頂は手つかずの自然と奇岩巨石と点在するお堂があって弥山展望台往復1時間くらいの散策コースがある。私はロープウェー頂上駅そばの獅子岩展望台で10分くらいで山を下り錦帯橋を目指し先を急ぐことになる。

行きは海岸道を通ったが、帰りは商店街通りを歩く。
紅葉まんじゅう・あなごめし・カキ料理の店しゃもじ屋など宮島名物の店が軒を連ね観光客で埋まっている。
しかしなんと言っても厳島神社の建築美と周りの美しい自然が人々を引きつけるのでしょう。
そろそろお昼時 宮島名物「あなごめし」と思ったがゆっくり食事している時間もないし・・・
テイクアウトの店で「手にぎり天」(魚のすり身に具を入れて割り箸のような串に手でにぎり揚げたもの300円)と紅葉まんじゅうを店の奥で食べてお昼とする。

連絡船で宮島口へ。1時過ぎの下り電車で山口県岩国へむかった。


=広島の旅E(山口県岩国市 錦帯橋)= 09年12月27日記

岩国は宮島口からはJR山陽本線20分の距離で山口県です。(広島駅から45分)
駅前の観光案内所で地図をもらい市営バス20分で錦帯橋到着。

木造の美しい5連のアーチ橋の歴史、よくぞ今に残されたことに感動する。

錦帯橋 錦川にかかる5連の太鼓橋で、全長193.3m、幅員5.m 継手や仕口といった組木の技術によって造られている。

1673年 (延宝元年) 10月、岩国藩の悲願であった錦帯橋が完成した。
翌年洪水により一部が流失したが、その年のうちに、敷石を強化し再建された。
以来276年の間、老朽による補修や架け替えは何度も行われたものの、流失することはありませんでした。

1950年(昭和25年)9月14日、キジア台風により第四橋の橋脚から崩壊し、錦帯橋はほぼ完全に流失してしまう。
276年間流されなかった錦帯橋が流失した原因としては、それまでの戦時体制下で橋の補修がおろそかになっていたことや、前年に米軍が岩国基地滑走路を拡張した際に錦帯橋付近から大量のバラス(砂利)を採取したことで河床の落差が急に大きくなっていたことなどが指摘されてもいる。

翌1951年から復旧工事が始まり、1953年(昭和28年)に再建が完了。

2001年(平成13年)より2004年(平成16年)に26億円をかけて約50年ぶりに橋体部分の架け替え工事が行われた。
工事は各年の晩秋から早春の、錦川の水量が減る時期に施工された。

2005年 (平成17年) 9月6日に襲来した大型の台風14号がもたらした未曾有の豪雨により、平成の架け替え後、わずか1年半しか経っていない真新しい錦帯橋の橋杭2組が流失した。約4000万円かけて復旧工事が行われ2006年(平成18年)2月修復工事が完了今に至る。

最初から資料が残っていて技術の伝承がされ 木材も全部国産 平成の架け替えの際は、こうした古図をもとに当時の技術の再現をめざすため、設計や測量はすべて尺貫法で行われた。釘もステンレス製などは一切使わず、手打ちしたたたら鉄の和釘が使われた。(Wikipediaより引用) )

錦川にかかる錦帯橋は桜の名所でもあり周辺は広い公園で「資料館」「長屋門」「武家屋敷」「岩国城」「白蛇(天然記念物岩国に1,000頭いる)」など見所が沢山ある。

3時間の滞在だったが錦帯橋と公園はゆっくり散策できた。
岩国15:10→15:52広島 新幹線のぞみ134号 広島16:01→20:03東京


朝広島駅を通ったとき「のぞみ」の自由席を買っておいたので連絡良く広島始発「のぞみ」に乗れた。
ジパング割引のある「ひかり」は時間節約のため使わなかった。(その差額1,860円)

急ぎ足で回った「尾道〜しまなみ〜広島〜宮島〜錦帯橋一人旅」フットワーク良く充実した旅が出来たとHPを書き終えて実感する。