ホーム


=大人の休日倶楽部会員パスを使って東北へ(1)= 09年9月13日記

〜1日目 途中下車 村上駅・羽後本荘駅(由利高原鉄道)・象潟〜

今回の大人の休日きっぷ(12,000円)の期間は9月3日〜14日。
その間の私が気兼ねなく出かけられるのは火・水・木 8・9・10日の3日間。
それも天気次第で雨続きなら中止もやむなしと考えていた。
新潟経由で北上、最後の日は八幡平に行く予定の気ままな一人旅です。
ただ宿だけは1日目「象潟」2日目「盛岡駅前」を2日前に予約しておいた。 きっぷは前日に購入。

1日目 9月8日(火)
武蔵五日市線 東秋留6:45→6:52拝島 青梅通勤特別快速 拝島6:52→7:53東京
この通勤特快は立川から新宿までは「国分寺」しか止まらない。三鷹も中野も飛ばしてゆく。
それに1両目の女性専用車に乗ったので座れなかったけれどゆったりと早く東京駅に着くことができた。

上越新幹線 Maxとき309号 東京8:24→10:38新潟
羽越本線 いなほ3号 新潟10:59→11:44村上
いなほ3号は酒田止まりでその先は普通列車になる。次のいなほ5号は秋田行きなのでその時間差1時間38分を村上市内散策をする。
駅前の観光案内所で1時間半で巡るポイントを聞き地図をもらう。
村上市は新潟県の北方にあり城下町・三面川の鮭・瀬波温泉・笹川流れなどで有名。
町屋巡りでほんの一部を見ただけですが歴史ある村上を市民の方たちは大事に守っているのを感じました。
多くの町屋は土間などを無料で見せてくれます。次回はたくさん時間を取って来たいと思います。
鮭料理もいろいろあるようですが、ここにつるしてある塩引鮭は1年くらい干してあって、スライスして酒に浸して食べると美味とのこと。
 


Maxとき2階席から写した刈りいれ前の稲穂 長岡付近  JR村上駅前  見学させてもらった町屋の一つ 若い息子さんが説明してくれた

羽越本線 いなほ5号 村上13:22→象潟→15:36羽後本荘
《由利高原鉄道 羽後本荘15:50→16:10前郷 前郷16:11→16:30羽後本荘》

村上で昼食の時間が無かったので、いなほ5号車内で駅弁を買う。

象潟を通り過ごして羽後本荘で下車。昔国鉄矢島線 今第三セクター「由利高原鉄道」に乗る。
前から気になっていた鳥海山麓線です。羽後本荘〜矢島23キロ40分の盲腸線。

帰りが暗くなると困るので、中間で上下線がすれ違う「前郷駅」まで行って戻ってくればいいと駅員さんに教えてもらう。
唯一列車交換のできる駅で、単線の衝突を避けるためのタブレット交換を行っていた。
行きは「釣りキチ三平」(沿線で映画ロケがあった)帰りは鳥海山が描かれた車体です。
相変わらず鳥海山は見えませんでした。
電化されてない線路 すっきりしています。帰りの車両乗客大人は私一人 あとは高校生小学生たちでした。

いなほ14号 羽後本荘17:06→17:27象潟
駅から5分「たつみ寛洋ホテル」は地元の魚料理にこだわっているという。
HPで見つけたのが「ヘルシーコース」1泊2食8,400円+入湯税150円(本当は2名様の値段)。温泉も良かったし料理もおいしかった。
油っこいものが無いのがいい。初めて食べた岩ガキミルクたっぷりで 大きかった。カキの釜めしも良い。デザートのフルーツは撮り忘れた。


=大人の休日倶楽部会員パスを使って東北へ(2)= 09年9月20日記

〜2日目 象潟(きさかた)・朝のサイクリング〜

9月9日(水)朝、部屋(3階)の窓を開けると、頂上だけ朝焼けの雲に隠れた鳥海山が大きく目に飛び込んだ。

昨夜宿の方から自転車を使って良いと言われていたので、早朝九十九島散策に出かける。
5分程で現地到着 点在する島を回るので自転車を借りて正解。 何度か列車の中から眺め あっという間に通り過ぎていた象潟の風景、
この日は朝のすがすがしい空気を吸いながら自転車で回れた。朝食前の1時間半のサイクリングだったが、もっとたくさんの島巡りをした方が良い。
次は田植えの時期に来たい。泊まらなくても駅の観光案内所で無料で貸し自転車もあるようだ。象潟港の方も自転車で回った。


芭蕉は舟で島巡りを行い、真っ先に能因島に行き能因法師が三年間隠栖(いんせい)した遺跡を見て次に向こう岸(蚶満寺)へ舟をよせ西行法師の歌桜を見ています。



紀元前の地震で鳥海山の大規模な山体崩壊によって発生した流れ山が日本海に流れ込み、浅い海と多くの小さな島々が出来上がった。
やがて堆積作用の結果、浅海は砂丘によって仕切られて潟湖が出来た。そして小さな島々には松が生い茂り、風光明媚な象潟の地形が出来上がった。
江戸時代までは、九十九島・八十八潟が景勝地となり、「東の松島 西の象潟」と呼ばれ、松尾芭蕉の『奥の細道』(1689年)でも「松島は笑ふが如く、象潟は憾(うら)むが如し」と評され、「象潟や雨に西施がねぶの花」と詠まれた。

しかし1804年の象潟地震で海底が隆起し、陸地化した。その後、干拓事業による水田開発の波に飲まれ、歴史的な景勝地は消されようとしていたが、当時の蚶満寺の住職の呼びかけによって保存運動が高まり、今日に見られる景勝地の姿となった。

現代においても102の小島が水田地帯に点々と残されている。とりわけ田植えの季節になり水が張られると、往年の多島海を髣髴とさせる風景が見られる。
象潟は、火山活動及び地震による土地の変化を示す自然記録として昭和9年国の天然記念物に指定された。(Wikipediaより)





=大人の休日倶楽部会員パスを使って東北へ(3)= 09年9月27日記

〜2日目 象潟・男鹿・大潟村〜

9月9日(水) 奥羽本線普通 象潟8:32→9:46秋田 男鹿線 秋田9:57→10:54男鹿
路線バス 男鹿駅前11:01→11:34門前 門前11:50→12:20男鹿駅前


男鹿線は、奥羽本線秋田駅から3駅目の「追分」で男鹿方面と青森方面へ分かれ、追分〜男鹿26キロ40分の盲腸線です。
秋田〜男鹿間は1時間に1本の運行 所要時間60分です。沿線は住宅も多い。

私は平成元年のゴールデンウィークに夫とレンタカーで男鹿を一周している。
男鹿かんぽの宿(今はない)に泊まって 寒風山・入道岬・海底透視船・男鹿水族館など一通り回っている。
この前年1988年からゴールデンウィークに夫婦で旅行出来るゆとりが出来、10年くらい続いた。

今回初乗りの男鹿線、「男鹿まで行きそのまま折り返しで秋田まで戻り田沢湖で少し時間をつぶして夕方盛岡入り」という心づもりだった。
男鹿駅前観光案内所に寄ると「まもなく発車する門前行きバスに乗って折り返しで戻れば12時30分の列車に乗れます。
天気も良いし海岸線がきれいですよと」教えてくれた。
駅近辺は観光するところはなく短い時間では男鹿観光は無理と思っていたので 景色の良い海岸線を通る路線バスを教えて頂いて良かった。
青い海 荒々し岩・白い雲など海岸線のすぐそばを走れただけでも拾い物でした。
帰宅してからパンフレットを見てしまった!と思ったのは、バス終点より30分ほど歩かねばなりませんが、なまはげ伝説のある
「赤神神社・五社堂(国重要文化財)へ行けば良かった」と言うこと。鬼が作ったという999段の石段を登っていく五社堂、次回の楽しみにとっておこう。


男鹿線 男鹿駅12:30→13:14追分  奥羽本線 追分13:28→13:52八郎潟

秋田まで戻らないで追分けで途中下車した理由は・・・

帰りの車中隣に座った地元の方とあれこれお話をした。鉄橋の上を走ったときこれが八郎潟調整池と海をつなぐ水路だと教えてもらった。
(そのとき車内から撮った防潮水門の写真下。海水が湖に入ってくるのを防ぎ、湖の水が海面より高くなるように調整されています。)
そんなことで八郎潟や干拓した水田を見てみたく時間が余ったこともあって「追分駅」で下車。奥羽線に乗り換え24分「八郎潟駅」下車。
当然ながらそうそう近くに干拓地があるわけはない。
駅前に1台止まっていたタクシーの運転手に「戻りの電車の時間までの20分くらいで八郎潟と干拓を見たい」と相談する。
運転手さんは「水路のあたりまでかな」と首をかしげながらも車を出してくれた。

まっすぐな広い道路、八郎潟調整池水路を通り越して中心地に近い「大潟富士」に6〜7分で到着。
大潟村は干拓した土地にあるため、水面より下にあります。この日本一低い大潟富士の高さは3.776m、頂上が海抜0メートルです。
頂上から眺めた風景 見渡す限り水田 稲穂が大分色づいています。所々減反政策で他の作物も植わっている。
遠くに見える水路の堤防に防風林がどこまでも続いています。普段見ることの出来ない風景です。


ほとんど知識のなかった私に、運転手さんはいろいろ教えてくれました。
☆ 春は桜並木と菜の花畑が11キロも続く菜の花ロードは圧巻。
☆ 八郎潟は、海水と淡水の混じった湖で豊かな海の幸に恵まれていました。
☆ 戦後の食糧難解決・農家の2・3男対策 洪水対策などから干拓が始まり
☆ 昭和39年6世帯14人の大潟村誕生。全国から入植者を募集。昭和52年、20年かけて完成。
☆ 八郎潟は、東西12km、南北27km、周囲82km、と広い湖ですが、水深は最深部でも4〜5m、湖底も平坦で干拓しやすい。
☆ 干拓は埋め立てとは違います。まず日本海の海水が八郎潟に入るのを防ぐために防潮水門を築きました。
☆ 次に湖の中にぐるりと堤防を築き(総延長52キロ)、巨大なポンプで中の水をかき出し、浚渫船で土砂を吹き飛ばし水路などを作りました。

丁度20分で八郎潟駅に戻ってきた。おまけして頂いたタクシー料金は4,000円ちょっと。短い時間で初めてのところを沢山見られて満足でした。

八郎潟駅 14:26→14:58秋田 昼食まだだったので秋田駅構内の喫茶店でコーヒーとサンドイッチで軽食を摂る。

秋田新幹線 こまち24号 秋田15:36→17:14盛岡  盛岡駅から3分のホテルを予約してあった。
寿司屋で海鮮丼を持ち帰りパックに詰めてもらい コンビニでサラダとヨーグルトを買いビジネスホテルで一人のんびりテレビを見ながら夕食とする。

《明日は八幡平へ》


=大人の休日倶楽部会員パスを使って東北へ(4)= 09年10月4日記

〜3日目 盛岡から八幡平へ〜

 旅の朝に限っていつも早起きです。盛岡の町歩きは3度目で地図を見なくても決まったコースは歩ける。
いつも真っ先に行くのは「開運橋」北上川上流方面に岩手山が見える筈ですが今日も雲に隠れている。
次に向かったのは盛岡城址公園。天守閣はないけれど石垣は立派です。
城址から眺める遠くの山並みや街の風景になごみます。どこからかラジオ体操が聞こえてきます。

泊まったビジネスホテルは、簡単な朝食付き。焼きたてクロワッサンやクルミパン 牛乳ジュースコーヒーは食べ放題。
卵や野菜がないのは残念ですが 駅から3分の宿泊料は4,500円です。



「八幡平 自然散策バス夏号」 盛岡駅前9:40〜11:30八幡平頂上 高速道路を利用するので2時間足らずで頂上に着く。

バス料金 往復2,400円は安い。頂上では希望者に八幡平自然散策ガイドが無料で案内してくれる。2コースあって
@初心者でも安心頂上散策1時間半コース  A中級者向け黒谷地2時間半コース
7月に来たときは、@コースを回ったので、今日はA黒谷地コースに参加するつもりだった。

バスが盛岡を出発する頃、にわか雨が降ってきていやな予感がする。途中晴れていたが八幡平頂上に近づくにつれ、雨が降ってきた。
頂上に着いた時は、雨も風も吹き付けて最悪の状況。黒谷地コーストレッキングの希望者は誰もいなくなってガイドさんは帰っていった。

頂上散策コースは、黒谷地を歩きたいと言ってた人も含めて5〜6名希望者がいた。
私もレストハウスで3時間帰りのバスを待つのもつまらないので雨具を着て参加する。夏来たときと同じコースを歩きます。
八幡池まではアオモリトドマツや灌木の中を歩いたのでそれほどではなかったが湿原地帯にさしかかると風がまともに吹き付けてくる。
ガイドは皆に意見を聞いて、湿原方面の散策は止めて近道を通ってレストハウスに戻る。
次にくるときは、花と遠くの風景が見える日に来たい。

朝の盛岡ではこんな天候になるとは想像もしなかった。
雨風の中、秋の花の写真を何枚か撮れたのは良かったけれど・・・湿原の様子は全く分からなかった。




八幡平頂上バス15:10→17:05盛岡駅前
東北新幹線 こまち24号 盛岡17:16→19:47東京
青梅行きホームライナー指定購入 東京20:00→20:53拝島(途中の停車駅は新宿・立川) 
五日市線乗り換え拝島20:56→21:03東秋留 東京駅から1時間ちょっとで最寄り駅に帰ることが出来た。