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=大人の休日きっぷで八甲田〜八幡平へ(あらすじ)= 09年7月5日記

6月30日(火)〜7月2日(木)

高原に咲く初夏の花を見に行くのが目的の青森・秋田・岩手をまたぐ2泊3日の友人との二人旅。
3日間曇りがちの天気でしたが、夜雨が降っても昼間は傘の世話にもならず快適な散策が出来ました。
雲や霧で雄大な山の景色は見られませんでしたが、沼や湿原・何十種類の高山植物が見られて大満足です。


〈行程〉
八戸・陸奥湊〜谷地温泉(泊)〜睡蓮沼〜酸ヶ湯〜八甲田ロープゥエイ山頂〜青森駅〜鹿角花輪(泊)
〜八幡平アスピーテライン・大沼温泉散策路〜後生掛温泉〜八幡平山頂散策〜盛岡駅。


バス停から2分「八甲田睡蓮沼」 高田大岳など八甲田連峰を望む

「雪が残っている八幡平鏡沼」左側の岸からはがれて沼中央に浮かんでいる雪の固まり

「見返り峠から八幡平高原山頂駐車場方面を望む」「盛岡方面へ樹海ラインバス車中から 帰る頃晴れてきた」


=大人の休日きっぷ旅行 1日目 八戸〜谷地温泉= 09年7月19日記


 「大人の休日きっぷ」 正確には「大人の休日倶楽部会員パス」と言います。
 ジパング会員・ミドル会員(55歳以上)が加入できるJR東日本「大人の休日倶楽部」のクレジットカードで購入できる
 3日間乗り放題12,000円のフリーパスのこと。
 年間4回発行され年によって使える日にちが異なるが 共通するのはシーズンオフの時期に発売されるということ。
 利用期間は11日間設定されその中の連続する3日間フリーきっぷとして使える。指定席も取れる。
 JR東日本範囲内のみ通用ですが函館・福井・伊豆下田まで使える。私はこれを何度も利用しています。

6月30日(火) 「はやて3号」東京7:36→10:39八戸
ほぼ満席だった。雨模様の関東地方だったが北上するにつれて天気は薄曇りとなる。

「八戸線」八戸10:57→11:13陸奥湊(むつみなと)
今夜の宿「谷地温泉」の送迎バスまで時間があるので、八戸港に近い「陸奥湊」駅前の朝市へ出かける。
駅前の「イサバのカッチャ」像が出迎えてくれた。イサバとは魚市場のこと こんな元気なカッチャ(お母さん)が多いらしい。
昼近い時間だったので並んでいる魚介類も多くないがホヤやイカが多かった。まず昼食を取ろうと駅から5分の大洋食堂へ。
「ウニ定食」を注文。一度食べてみたいと思っていた「いちご煮」がついている。
「いちご煮」とはアワビとウニを使った潮汁、白っぽい汁の中のウニが野いちごのように見える事からいちご煮と名前が付いたそうだ。
ウニの色が黄色かったので私にはイチゴのようには見えなかった。初めて食べたいちご煮 上品な磯の香りと味で美味でした。(単品では500円位?)
もちろん生ウニも刺身も新鮮でおいしい。 食事後歩いた魚市場の中に椅子とテーブルがありご飯やおかずを買って食事できるようだった。
魚市場の規模は大きくないがく昔ながらの(昭和の)雰囲気そのままの陸奥湊駅前でした。

陸奥湊駅で一緒になった6人女性グループは「秋田駒ヶ岳と八幡平を回って今日東京へ帰る。
天気に恵まれ たくさんの花々を見てきて大満足。時間があったので陸奥湊の市場内での食事にきた。12,000円きっぷを利用」と。
旅先で会った中高年旅人達は皆「大人の休日きっぷ」の利用者達です。
それに比べ我々は下り坂の天気を気にしつつ友人との二人旅は始まる。


JR線 陸奥湊12:21→12:28本八戸
ホテルの無料送迎バス 本八戸駅前13:05→新幹線八戸駅13:30〜奥入瀬入り口〜八甲田方面〜一軒宿谷地温泉へ。

谷地温泉は、開湯400年 秘湯と言われる一軒宿です。なぜ谷地温泉に来たかというと・・・・
今年2月「十和田湖グランドホテル」に泊まり青森駅への送迎バス途中、トイレ休憩のため立ち寄った「谷地温泉」は雪にすっぽり包まれていた。
その時、雪のない時期にこの温泉に泊まりたいと思った。「十和田湖グランドホテル」と「谷地温泉」は経営が同じグループです。
前回来たときは雪、今日は霧に包まれています。
宿は自炊棟もある古い作りですが 食事もまずまずで八戸や青森送迎バス込み2食付き5,950円ですから本当に安い。



夕方宿のすぐ裏手にある薬師池・谷地神社宿の周りを散策。山などの景色は見えないが霧のため緑の木々はしっとりと幻想的な雰囲気だった。
雨が降り出したので部屋に戻り温泉に入る。

パンフレットによると八甲田山中の標高782メートルに建つ一軒宿で昔から腰痛・皮膚病・やけどなどに効く温泉として知られている。
谷地温泉には、それぞれ泉質の異なった温泉のわき出る源泉が4カ所あります。
一つは浴槽の真下から湧くぬるいが体によく効く無色透明の霊泉と、少し離れたところから引湯している白濁して暖まる42度の熱いお湯、
そして上がり湯に利用している湯量の多い2カ所の源泉です。
したがって谷地温泉を取り囲んでいる谷地湿原の中には何カ所もお湯の沸いているところがある・・・
翌朝誰もいないので浴室の写真を撮らせてもらう。
手前が上ノ湯 奥が下の湯です。先ずぬるい下の湯(霊泉)に充分つかり その後熱めの上ノ湯で体を温めるのがこの温泉のやり方だそうです。


7月1日(水)
夜中降っていた雨も朝目が覚めたらやんでいたのでホッと一安心。太陽は出てないが霧は晴れている。
朝食前に「谷地の森遊歩道」を散策。遊歩道は整備されていた。(20分コース)
ブナの林の先は、八甲田高田大岳の登山道に続いている。
谷地湿原は遊歩道もなく近寄れなくて道路から眺めるだけだった。
宿の前の池から板前さんが夕食用のイワナを選んでいた。そういえば夕べ食べたイワナおいしかった。
青森駅行きの送迎バスは11時発なのでそれは利用しない。今日はJRバスで行動する。(続く)


=大人の休日きっぷ旅行 八甲田〜青森〜鹿角= 09年7月26日記

2日目 7月1日(水)
もし天気がよければ 八甲田ロープウエイで登り 約3時間かけて酸ヶ湯温泉へ下ってくるハイキングを考えていた。
曇り空の天気 霧の中を歩くのは無理とあきらめ「睡蓮沼」「酸ヶ湯散策」などに予定変更をする。  


「JRバスみずうみ1号(十和田湖8時発青森駅行」谷地温泉9:18→9:25睡蓮沼下車
睡蓮沼
 はバス停(車道)からすぐのところにある。バスを降りたのは我々二人 他に車で来た方達が立ち寄っていく。
スイレン科の花茎5センチ「エゾヒツジグサ」が自生していることから「睡蓮沼」と言われているがそのミニスイレンは見あたらなかった。
広い木製のテラスがありそこからの眺めは雄大です。おわんを伏せたような八甲田連峰の山々と 沼の周りの湿地帯のワタスゲ、
オレンジ色のレンゲツツジが目立つ。途中下車しなければ こんな静かで雄大な景色は見られない。



次のバスは1時間10分後に来る。時間があるので「笠松峠」まで歩く事にする。笠松峠まで5〜6分の距離でした。
笠松峠を過ぎて、下り坂、歩いても歩いてもバス停は見えない。道ばたに止まっている山菜採りの車のそばに居た若い方に「次のバス停は?」
「多分酸ヶ湯 歩くとあと20分くらいかな」という返事。笠松峠というバス停は私の幻想だったらしい。
曇り空で空気がさわやか 暑くないのでまた歩く。もしバスが来たら手を挙げて乗せてもらおうと思っている。
国道とはいえ平日で車もそれほど多くないのでウォーキングには丁度よい。
それからも結構歩いて いくら歩いても酸ヶ湯温泉らしい雰囲気(地獄沼)に到達しない。山菜採りのご夫婦が車の近くに居たので聞く。
「睡蓮沼から45分歩いてきたのですが間にバス停が無くて 酸ヶ湯まで後どれくらいですか?」
「車じゃ5〜6分だけど歩くと大変。乗って行きなさい。」山菜(根曲がり竹)採りの最中だったのに酸ヶ湯まで送ってくださった。
恐縮する我々にお互い様だから」とご夫婦。ありがとうございました。(10時50分頃酸ヶ湯到着 バスより5分早かった。)

↓ 笠松峠 景色の良いところだしバス停があると錯覚していた。右は06年奥入瀬の新緑〜青森に向かう途中笠松峠近辺 バス車中より写す


道ばたに咲いていた「ミヤマオダマキ」 峠付近国道そばの湿地帯と残雪


酸ヶ湯温泉散策(滞在1時間20分 植物園とそば屋の昼食でおわり。「地獄沼」や「まんじゅうふかし」はパス。

酸ヶ湯前のそば屋に後で食事をする約束でリュックを預かってもらい、そこから徒歩3分「東北大学高山植物研究所」を散策する。
高山植物に名札が付いているのでよく分かった。蝶々は羽化したばかりか近づいて背中側(左)とお腹からの写真を撮っても全く動かなかった。
ワタスゲの群生もきれいだった。ワタスゲってどのような花だろう?いつも見るのは真っ白い実(綿毛)の時だけ。

ピンクも鮮やかタニウツギ       歴史を感じる酸ヶ湯旅館正面 千人風呂も健在     ドウダンツツジににている?「ウラジロヨウラク」

JRバス「みずうみ5号」酸ヶ湯12:13→12:23八甲田ロープゥエー駅前 ロープウエーで山頂公園駅へ

直前までロープウエー乗ろうか迷っていたが、この天気 視界ゼロではないだろうとバスを降りる。リュックを預ける。
20分間隔102人乗りの大型ロープウエーにこのときの乗客は10人弱でした。
空いていたおかげで四方八方見渡せた眼下の森は どこまでも緑一色 広く大きな緑のじゅうたんです。
頂上散策は60分コースと30分コースがあって ボランティアガイドさんが案内してくれる。
霧もかかっていて遠くは見えないが花や樹木を見るのには支障ない。
20年以上も前?ゴールデンウイークに来たことがある。頂上にも雪がいっぱいで歩くことも出来ず寒くて早々に下りたことを思い出した。

白い花は上「ツマトリソウ」下左「ユキザサ」右「ウラジロナナカマド」 湿原展望台でガイドさんに撮ってもらったたった1枚の記念写真

↓ 八甲田の樹氷を作る「アオモリトドマツ(オオシラビソ)」

「みずうみ9号」八甲田ロープウエー駅14:23→15:15青森駅
少しの時間だったが青函連絡船が発着していたあたりを歩く。
その頃の光景は分からないが今は「八甲田丸」がメモリアルシップとして残され
青森駅をまたぐ橋や、新幹線のための工事など変わりつつある青森駅近辺です。
青函連絡船は廃止になる前初めて北海道に行ったとき 往復乗った体験があります。

奥羽本線 かもしか6号 青森15:45→16:49大館 大館は秋田犬のふるさと 駅前の犬像
花輪線 大館17:17→18:15鹿角花輪 
翌日八幡平へ行くため1本だけ出ているバスに乗るために鹿角へやってきた。
駅前のホテル「きりたんぽ鍋プラン」で1泊2食8,085円でした。



=大人の休日きっぷ旅行 鹿角〜大沼温泉〜後生掛温泉= 09年8月9日記

3日目 7月2日木曜日 前日夕方青森から鹿角市へ移動  午後6時すぎ鹿角駅前ホテルに着く。

朝8時発の「八幡平頂上行き」バスに「鹿角花輪」から乗りたかったのです。
鹿角駅前のバス停にずらりと並んでいた客たちは、7時46分「盛岡行き」58分発「仙台行き」高速バスに乗っていった。
列車で行くより早くて安いのだろうか。八幡平頂上行きバス乗客は4人しかいません。

秋北バス 鹿角駅バス停8時出発〜JR八幡平駅〜志張温泉〜東トコロ温泉〜アスピーテ入り口〜
大沼温泉〜後生掛温泉〜ふけの湯温泉〜八幡平頂上9時18分到着予定。
我々は大沼温泉周辺散策のため8:49大沼温泉で途中下車。
アスピーテラインのすぐそばに1軒の温泉旅館とビジターセンター・駐車場があり道路からすぐ木道が続いて
「大沼自然研究路」という名前で木道散策路が続いている。大沼(湖)一周(30分位)も出来る。
以下の写真は大沼自然研究路で撮った写真です。天気は曇りです。

次のバスは大沼温泉11時10分(田沢湖駅9:20発〜玉川温泉〜アスピーテ入り口11:02〜大沼温泉11:10)
1時間位余裕があるので次のバス停のある「後生掛温泉」まで歩くことにする。
大沼温泉と後生掛温泉の間はバスで3分なので歩いてもしれている。
後生掛温泉も「噴気」「噴湯」「噴泥」「泥火山」など火山現象をふんだんに見られる
「後生掛自然研究路(一周約40分)」も必見だが時間がなく残念。
大沼温泉で曇っていたが後生掛では青空が見えてきた。
バス 後生掛温泉11:13→11:36八幡平頂上(来週に続く)




=大人の休日きっぷ旅行 八幡平頂上散策= 09年8月16日記

4日目 7月3日金曜日 バス 後生掛温泉11:12→11:36八幡平頂上
昨夜雨が降り午前中霧のかかった八幡平だったが、昼近くなって天気は回復してきた。

八幡平自然散策ガイドが無料で案内してくれるというので参加させてもらった。8人くらいのグループです。
普通に歩けば60分くらいの「八幡沼ガマ沼展望台コース」を、
八幡平の成り立ちや高山植物のことなど話を聞きながら2時間以上かけて回った。
花の名前も大分覚えた。

アスピーテライン(s44年開通)のおかげで山登りしないでも簡単に八幡平頂上まで来られる。
バス終点山頂レストハウスからアオモリトドマツやナナカマド・ダケカンバなどの樹林帯・鏡沼・
メガネ沼を通って10分くらいで三角点のある八幡平頂上(1,613m)に着く。

木造の展望台に上ると晴れれば見える岩手山・岩木山・秋田駒ヶ岳などは残念ながら雲が多くて見えませんでした。
アオモリトドマツの樹海がどこまでも広がっていました。厳寒の樹氷原は素晴らしいものでしょう。
残念ながら道路が冬季閉鎖なので誰でも見られる分けではない。

しばらく歩くと湿原になり展望が開けた巨大な火口湖八幡沼とガマ沼に出ます。
ここも広い木造展望台があって、弁当を広げているグループもいました。
木道の敷かれた湿原 木道が切れるまで歩きました。雪が融け夏の花が一斉に咲き始めています。

岩手県北バス 15:10→樹海ライン→17:05盛岡駅
東北新幹線 こまち26号 盛岡17:41→20:08東京 連絡良く20:20発の青梅特快に乗れたので21:36東秋留駅着

=大人の休日きっぷ旅行 八甲田〜青森〜鹿角オンラインアルバム= 09年8月2日記

6年間使ってきたパソコンが調子悪く 思い切って新しいノートパソコンを買いました。
ホームページを作っている余裕もなく本日はオンラインアルバムをアップすることで時間節約をしました。
Windows Live オンラインアルバム25GBまでなら永久保存してくれるようです。

09年7月1日八甲田オンラインアルバムここをクリック