=奥入瀬渓流・洞爺湖〜小樽〜函館本線=

1日乗り放題切符を2枚利用して 2006年5月18日(木)〜20日(日)

「一日乗り放題切符を2枚使って出来るだけ遠くへ行って、たくさん見て楽しんで安く旅をする3日間」を
テーマに旅行しました。同行はいつもの旅友達Aさん。
この切符 函館迄6000円で行き、函館から自宅まで6000円で帰ってきました。


=新緑の奥入瀬渓流・5月18日 = 

5月18日新緑の奥入瀬渓流を訪れました。
八戸〜奥入瀬〜八甲田ゴールドライン〜青森〜函館(泊)。19日 洞爺〜(バス)札幌〜小樽(泊)。20日、
「函館本線」 小樽〜長万部 各駅停車3時間の旅 新緑と雪融けの川 残雪の山々・・・素晴らしい車窓風景を堪能。
11時半長万部〜1.5時間〜函館〜3時間〜八戸〜3時間〜東京19時8分着 駆け足旅行をしてきました。

  

=2000年有珠山噴火の跡・5月19日= 

5月19日洞爺駅下車。タクシー5分 2002年整備された「西山火口散策路」を歩く。

2000年3月27日群発地震が発生して地殻変動が始まる。火山噴火が近いということで近隣の1万人が避難した。
有感地震が減少してきた3月31日西側の山麓でマグマ水蒸気爆発が発生。黒い噴煙が3200m迄上昇・・・・


木道が敷かれた遊歩道は一周約1時間。
道路のアスファルト部分を頭に載せて7mも隆起、折れた電柱も 幼稚園や民家 工場などそのまま残されている。
ぽっかり空いた火口、立ち上る水蒸気、大地の著しい隆起のため地表が引っ張られ割れた道路 全て生々しい。
大自然の脅威を目の当たりにする。洞爺湖まで30分歩く。

  
    

☆5月18日(木)東京朝家を出る時は雨 東北は晴天です。

☆1番電車(5:32)で出発→→大宮7:22 「はやて1号」に乗る(全席指定 満席)

☆八戸10:03着。
そのまま接続の「スーパー白鳥」に乗ると1時過ぎに函館に着いてしまう。

☆寄り道をして新緑の奥入瀬渓流経由 青森経由で函館に行くことにする。

☆八戸(10:20)〜十和田湖行きバス「おいらせ1号」に乗る。
絶好の季節に乗客10人とは淋しい。

☆十和田湖まで行く時間はないので運転手さんに聞いて石ヶ戸(11:53)下車。
さすが毎日走っている運転手のアドバイスは的確。
ここ石ヶ戸は、奥入瀬の流れは緩やかですがまさに新緑の一番美しいポイントでした。

☆1.3キロ歩いて馬門岩(12:22)で次のバスに乗る。

☆遊歩道は渓流に沿って十和田湖温泉郷から子の口まで13キロ続いています。

☆更に溯る。馬門橋(12:22)→銚子大滝(12:34)下車。
その間車窓から数々の滝や流れを眺められる。

☆銚子大滝では30分滞在する。奥入瀬遡上もここまで。

12:58青森行き「みずうみ6号」に乗る。 帰りも同じ景色を眺めて十和田温泉郷から青森方面へ。
(八戸駅で買ったサンドイッチを車内で食べる。)十和田湖温泉郷は八戸と青森の分かれ道です。

☆通しの切符を持っていれば乗り降り自由の区間なのです。

☆乗降客もポチポチ。我々二人だけという区間もました。

13:48蔦沼で下車。

☆次のバスまで1時間半の滞在時間があります。
「新緑の蔦沼散策よし 蔦温泉入浴良し」と運転手さんのお薦めにより下車。

☆沼巡りは手頃な散策コースになっていて、殆ど人にも出会わない新緑の森を歩く贅沢な時間でした。

☆観光バスも何台か止まっていましたが、温泉日帰り入浴の方達です。

☆写真は湖に写る新緑です。

☆「みずうみ9号」蔦温泉15:18→青森16:55

☆ 蔦温泉では桜も咲き新緑まっただ中だったのに 谷地温泉 猿倉温泉 笠松峠雪の回廊 酸ヶ湯 と雪がまだまだ残っている。 

☆雪が少し残った八甲田連峰も雄大でした。

☆定刻に青森駅着。 バス代 八戸〜銚子大滝 2200円  銚子大滝〜青森 2620円 

☆奥入瀬渓流13キロの遊歩道と八甲田ゴールドライン 1日で通りすぎるにはもったいないコースでした。

☆「スーパー白鳥19号」青森17:22→函館19:20 函館迄の切符は乗り放題切符です。遅い夕食を函館駅前で摂る。

☆ 5月19日(金)晴れたり曇ったり

☆ 函館朝市前のビジネスホテル宿泊代5,780円(ホテルニューオーテ)

☆朝市食堂での食事券1,000円込みのホテル代金です。240円追加して「ウニ・ホッキ・イクラ三色丼を食べる。

☆「スーパー北斗1号」函館7:04→洞爺8:37 4,830円(ジパング割引なし)
6時から開いていた食堂のおかげで 8時30分発の特急の予定が1台早く乗れた。

☆景色の良い大沼公園 駒ヶ岳は霧の中。大沼・小沼が幻想的。

☆写真は、函館駅 左八戸行きの「スーパー白鳥」 右札幌行き「スーパー北斗」

☆洞爺駅から洞爺湖まではそう遠くない。 洞爺湖温泉行きのバスが出たあとなのでタクシーを利用。

☆私だけ6年前(2000年3月末)噴火の有珠西山噴火口散策道南入り口で降りる。同行のAさんは洞爺湖温泉バスターミナルでタクシーを降り、昭和新山・有珠ロープウエイへ行く。

☆約1時間のコースですが、すさまじい噴火のあとを見ることが出来る。道路も住宅も火山の地殻変動に巻き込まれた様子は生々しい。

☆有珠西山噴火散策道を南口から北口へ縦断。北口は駐車場や土産店がありそこから洞爺湖温泉まで下り道 バスに乗らず、30分の道のりを歩いて下った。

☆ Aさんは、洞爺湖温泉発9:00→昭和新山9:15 昭和18年の噴火で出来た昭和新山を見、有珠山ロープウエイで1977年の噴火口を見学して10:40着のバスで洞爺湖に戻る。バスターミナルで二人は再会。

☆11時35分発の札幌行きのバスまで1時間弱 洞爺湖ほとりでのんびり時間をつぶす。足湯にも浸かる時間はあった。

☆桜満開の洞爺湖畔 中ノ島も春霞のなか。

☆ 洞爺湖温泉11:35→札幌14:15 バス代 2700円

☆ 札幌まで2時間40分 電車より時間はかかったが景色ははるかに良かった。

☆しばらく一緒だった眼下の洞爺湖がとぎれたら まだ雪がいっぱいの大きな羊蹄山が目に飛び込む。
水芭蕉の咲く湿原も道路のそば 雪が残る中山峠も晴れたこの日は心地よい。ルスツリゾートや定山渓を通って札幌へ。

☆  朝早い出発のおかげで 札幌に2時過ぎ到着。すすき野でバスを降りる。遅い昼食に札幌ラーメンを食べ ライラックの咲き出した大通公園や時計台を通ってJR札幌駅までのんびり歩く。

☆ 札幌15:18→小樽16:07
札幌駅〜小樽〜函館乗車券と長万部〜函館特急券を買う(ジパング割引4890円)

☆何度か訪れるたびに小樽は観光面で進化している。古い石造りや煉瓦の倉庫をレストラン 土産物店 ギャラリーなどにうまく利用している。

☆宿泊ホテルは「ホテル1-2-3小樽」  このホテルは、大正12年に建てられた元拓殖銀行小樽支店を外観はそのまま 内部をビジネスホテルに改装 所々銀行や船の雰囲気をそのまま残っているところもあるきれいななホテルでした。料金も朝食サービス(パンと飲み物だけですが)の5140円と安い。 

☆小樽運河に近く 夕方や早朝の市内散策 運河のライトアップも充分楽しめだ。

☆5月20日(土)晴れ 

☆小樽8:07→長万部11:13 函館本線の旅

☆函館〜札幌間は室蘭・苫小牧・千歳経由の室蘭本線の方が長いが、高低差が少ないので特急列車が走る幹線です。

☆函館本線 昔はこちらがメインルートだったが、今は山線といわれ 小樽〜長万部間を走る列車は1日5本しかない。

☆2000年有珠山噴火のときは、迂回路としてこの山線を特急が走った。

☆このローカル線は、旅情たっぷり 小樽 塩谷 蘭島 余市 仁木 倶知安(くっちゃん) 比羅夫 ニセコ 昆布 蘭越 熱郛(ねっぷ)蕨岱(わらびたい)などの駅を止まる。 

☆線路の脇には雪融けの湿原の可憐な花々。単線のレールは右へ左へカーブして 新緑萌える森や林をぬって走る。 

☆自然のまま蛇行する北海道の川も大好き。今日も羊蹄山は美しい姿を見せ 冬スキーで賑わったニセコの山々もまだ雪が沢山残っている。

☆3時間の旅の終着は長万部(おしゃまんべ)。名物駅弁かにめし 出来たてで美味。

☆ひたすら列車を乗り継ぐのみ。

☆普通列車 小樽8:07→長万部11:13 

☆「北斗8号」 長万部11:30→函館12:49

☆「スーパー白鳥24号」 函館12:53→八戸15:50

☆「はやて24号」 八戸16:05→東京19:08 

☆海岸沿いを走る「北斗8号」車内から。


ローカル線函館本線の車窓から羊蹄山やニセコ連山を堪能したが、線路際の湿地帯にエゾノリュウキンカや水芭蕉が今を盛りと咲いていた。
走っている車窓からの撮影なので アップでは取れなかった。手前の白っぽいのは枯れたクマザサ。

すみれは蔦沼付近で。線路に咲いていた花もすみれ。奥入瀬の流れのすぐそばでシダの葉が開く。