太陽と日食のコーナー

特集:2012年11月14日 オーストラリア北部・南太平洋皆既日食
太陽黒点活発 2012年7月10日
 金環日食2012  電波望遠鏡で見た金環日食
 金環日食天体写真ギャラリー 

比嘉氏のベイリービーズ動画
5月21日の朝、全国的に金環日食が見られました。
2010年7月11日 皆既日食
2009年7月22日 皆既日食特集
埼玉県でも部分日蝕が見れました

2009年7月22日10時22分 2009年7月22日10時30分 2009年7月22日10時54分

2006年3月29日の皆既日食投稿ギャラリー
2004年10月14日の「部分日食特集」
肉眼黒点投稿画像集 「低緯度オーロラ」画像集 低緯度オーロラ
太陽観測衛星SOHOのLASCO/C3コロナグラフ  オーストラリア日食
2002年6月11日の部分日食へ   日食の楽しみ方と観測方法へ 
     皆既日食ホームページ
黒点 部分日食 皆既日食

日食(solar eclipse)

太陽の前を月が横切ると、太陽が月によって隠される。これを「日食」という。太陽と月と地球が一直線に並ぶときに起こる。月の軌道(天球上での白道)は黄道面(天球上での黄道)に対して若干傾いているので、新月時につねに日食が見られるわけではない。また、月は楕円軌道で地球を周回し、地球も楕円軌道で太陽の周りを巡るので、見かけ上の月や太陽の大きさは変化する。このため日食は、皆既日食・金環日食・部分日食の3つのタイプに分類される。見かけ上、太陽が月より大きいケースでは太陽は完全に隠れず、太陽の周辺部が月のまわりからはみだしてリング状に見える。これを金環日食という。逆に、月の方が太陽より大きく見えるケースでは、太陽は完全に月の蔭に隠されてしまう。これを皆既日食という。皆既日食のときには、プロミネンスやコロナ、ダイヤモンドリングといった現象を見ることができる。皆既日食や金環日食は、地球上に投影された月の影の中心付近でのみ見える。この月の影の中心は時間とともに地球上を移動していくので、結果として細長い帯状の領域ができる。これを皆既(金環)日食帯という。また、皆既(金環)日食帯の外側の地域では、太陽の一部が月によって隠されるようすを見ることができる。これを部分日食という。部分日食の食分は、皆既(金環)日食帯から離れるにしたがって小さくなる。皆既(金環)日食中に、月の縁が太陽の縁に接する機会(外接、内接)は4回あり、順番に第1接触、第2接触、第3接触、第4接触と呼んでいる。皆既日食や金環日食が見られるのは、見かけの太陽と月の大きさ(視直径)が偶然にほぼ同じためである。