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2000年11月19日3時35分31秒の火球の軌道結果
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12月27日18時41分に−5等級程の火球が出現。
JNのWebページに掲載されている下田さんの経路推定はほぼ真北から真南に飛行したとしています。
NMS同報 西本洋幸さんが18時47分06秒のこぐま群の火球の画像をUPしています。
宮城県白石市の井上弘行さんのTV火球の画像2000年12月11日02時04分41秒±3秒
NMS同報 12/28 長谷川一郎教授から
まだ先の話ですが、来年末に肉眼彗星として期待される2000WM1に
関する流星出現の予報の連絡がありましたので、転送いたします。
太陽黄経 Date α δ VG
。
57.8゜ May19 36.5゜−29.7゜ 45.3 昇交点出現
長周期彗星(or Oort’s comet?)ですが、Δが小さい上、彗星の昇交点通過が2002Mar.2なので、来年より再来年に流星出現が期待できそうです。但し、眼視観測は難しいでしょう。ですから、radar観測でのdetectionが期待されます。出現の有無を調べるためにも、一応、来年からデータをとってみてください。
12月のこぐま群の情報
NMS同報 12月30日 上田昌良さんより。
2000年12月22日18:47:06 JSTの こぐま群の軌道
上田はレンズf28mm, F1.8(シグマ)+I.I. TV観測でした。
上田撮影の流星 発光点 135.64°+34.69°h108.2km
途中 135.68 +34.40 93.4
西本氏撮影流星 発光点 135.67°+34.46°h96.4km
消滅点 135.69 +34.27 87.0
観測光度 −4.0等 絶対光度 −3.9等
観測速度 35.8km/s 地心速度 34.0km/s
修正輻射点 218.6°(±0.28°) +76.7°(±0.21°)
a 9.9 e 0.91 q 0.94 Ω
270.9 i 53.1 ω 206.1 P 31.2
測光質量 3.0g(経路の途中までしか写っていない)
また、電波観測結果もあります。
NMS同報 12/23 住江 和博さんの結果です
βUMi群は 薄明中から結構流れていましたね。17時半から18時迄の30
分間で5個。18時台は20個弱。この頃がピークの様でした。薄明が終了
して空の条件が良くなった19時頃には、もう既に活動は衰えていました。
その後は、少しずつ輻射点が上昇したにも関わらず、出現数は下降傾向で、
最も輻射点の高い5時台が最低の出現数でした。全体的には、予想より活発
だったかな?
NMS同報 12/22 長田さんの結果より
12月22/23日 18時台 24個
最微6.0等天頂 12月22/23日 19時台 15個 最微6.3等天頂
しし群の最新情報
2000年11月19日3時35分31秒の火球の続報
中野星の会の八重田茂さんの画像
仙台市天文台の小石川正弘さんと菅野文彦氏の画像
麻布学園天文部部長の合田祐介さんの画像
流星痕同時観測キャンペーン2000(しし座流星群)
山梨県のわこう氏のデジカメ写真によるしし群の2つの写真から輻射点を求めてみました。
時 分 秒 ゜
' "
時 分 秒 ゜ '"
@11月18日 4時08分 発光点 6 33 02.25,-5
30 45.0 消滅点 6 14 28.08,-8 01 57.8
A11月18日 4時16分 発光点 5 33 34.73, 1
17 28.8 消滅点 5 12 57.53,-0 52 08.9
@ SD= 63.0" 比較星15個 A SD=
66.8" 比較星15個
・視輻射点 (2000.0) = ( 154.260゜ +21.627゜)
・見込角 = 13.75゜
・昇交点黄経(太陽黄経)= 235.74゜
2000年11月19日3時35分31秒の火球の出現位置
NMS同報 関口孝志 しし群の火球の軌道計算結果
軌道計算結果 (0L01) 出現時刻 : 2000年11月19日 03時35分31秒 −4等?
観測者 1 佐藤氏 観測者
2 佐伯氏
発光点(佐藤氏) 140゜38.8 +36゜59.1
118.49km
発光点(佐伯氏) 140゜39.0 +36゜59.0
118.89km
緑→紫(佐伯氏) 140゜35.3 +37゜00.0
110.35km
紫→白(佐伯氏) 140゜27.9 +37゜01.9 93.42km
痕の発光(佐藤氏) 140゜27.4 +37゜02.0 92.18km
痕の発光(佐伯氏) 140゜27.5 +37゜02.0 92.42km
極大で消滅点(佐藤氏) 140゜24.2 +37゜02.9 84.93km
極大と永続痕(佐伯氏) 140゜24.5 +37゜02.8
85.60km
減光(佐伯氏) 140゜24.0 +37゜02.9 84.51km
消滅点(佐伯氏) 140゜23.3 +37゜03.1 82.83km
発光点 140゜39.0 +36゜59.0
118.89km 絶対等級 -4.1mag
直径 1.70cm
消滅点 140゜23.3 +37゜ 3.1
82.83km 質 量
1.56g 密度 0.60g/cm3
視輻射点 153.13゜
+20.92゜
軌道長半径 11.08(A.U.)
真輻射点 153.06゜
+20.86゜
離 心 率 0.9109
経路長
43.81 km
近日点距離 0.9881(A.U.)
観測速度 71.95 km/s
近日点引数 178.17゜
地心速度 70.90 km/s
昇交点黄経 236.73゜
日心速度 41.42 km/s
軌道傾斜角 164.28゜
速度誤差 8.54
%
周 期 36.90年
見込角 22.77゜
突入角度 34.59
2000年11月19日3時35分31秒の火球の軌道図
名古屋市科学館(天文情報)
しし群の電波観測最新情報
阿部氏のしし群の速報
2000年11月19日3時35分の火球の写真
2000年11月19日3時35分の火球の痕の写真
◆しし座流星群速報集計(最終版)
NMS-Web(http://www.nms.gr.jp/)には上記の速報値とIMO-Circularの速報値を同一グラフにまとめたものを掲載しています。
日毎グラフ ………… http://www.nms.gr.jp/leo0001.gif
時間毎グラフ(対数目盛) ………… http://www.nms.gr.jp/leo0002.gif
時間毎グラフ(実数目盛) ………… http://www.nms.gr.jp/leo0003.gif
◆速報集計についてご注意
(1) 上記の速報集計値はIMOの計算方法を用いたもので、天文回報に掲載された/される計算方法とは異なっています。(具体的には光度比の設定値と、輻射点高度補正の計算式が違います。) したがって天文回報旧号に掲載された過去の集計結果と直接比較できないことにご注意下さい。
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2000年のしぶんぎ群の 流星のひとつです。 2000年1月4日 2時34分18秒出現 1等級で痕有り。I・I付きのCCD カメラからビデオで撮影したものです。 50mmf1.4のレンズで撮影。 埼玉県狭山市にて撮影。 R60フィルターを使用。 同時流星ですので軌道が求まりました。 |