★★98年しし群の火球の解析図コーナー★★ |
98年の11月18日の4時13分54秒に出現の火球の軌道計算の結果の図など
<星空と地図上での各観測点での見え方>
しし群の大火球(−10等級)の出現位置 伊豆半島上空を流れました。
一番大きい☆はシリウスです。 右下から左上へ流れました。
線は、しし座のおおがまに集まっています。 場所によって見え方が違います。
埼玉で観測した場合は、どちらでも大体、水色の線と同じ所が見えます。
見る場所によって、流星の見える場所と見え方がずいぶん違いますね。
静岡県の上空に飛んだ場合に関東一円では、観測することがわかります。
この火球は、上空177kmから光だし、77km付近でもえつきましたことがわかりました。この177kmという高さは、世界最高です。速度は、秒速71.6kmで、約30年で地球の周りを回っていたこともわかりました。直径は、5cmぐらいで重さは、190g位だそうです。最後に爆発したときは、影ができるほど明るかったです。その時の色は、エメラルドグリーンのようでした。
上の大火球の地球の周りを回っていたときの図です。左の図の青い線の円が
地球で、黄色の線が春分点の方向です。赤と白が流星の通り道です。右上の
黄色の円は、木星の通り道です。木星の距離の2倍近く遠くから地球にやって
きたことがわかりますね。約30年の周期で回っていたんですね。