★★2003年12月15日の4時43分51秒のふたご群の火球の軌道計算結果★★

2003年12月15日 4時43分51秒のふたご群の火球の軌道計算結果

 この火球は、宮城県の井上氏がTVでとらえています。さらに、神奈川県の鈴木氏もTV観測されています。明るさは、−3〜5等。これらのデータをもとに軌道計算をしてみました。その結果からふたご群であることが分かりました。上記2氏からは、貴重なデータの提供を頂きました。ご協力ありがとうございました。

観測者 1 井上氏
宮城県 TV6mm
観測者 2 鈴木氏
神奈川県 TV魚眼
出現時刻 : 2003年  12月 14/15 4時43分51秒
井上氏の発光点 140゜36.8 +37゜18.9 104.9km
井上氏の消滅点 141゚ 04.4 +37゚ 15.7 50.0km
鈴木氏の発光点 140゜45.8 +37゜17.8 87.0km
鈴木氏の消滅点 140゜59.5 +37゜16.2 59.7km
視輻射点(2000) 修正輻射点(2000)
114.2゜ 33.5゜ 112.5゜ 32.9゜
観測速度 34.9 km/s 軌道長半径 1.3(A.U.)
地心速度 33.3 km/s 離 心 率 0.879
日心速度  33.8 km/s 近日点距離 0.163(A.U.)
経路長 68.9km 近日点引数 321.6゜
見込角  109.6゚ 昇交点黄経  262.4゜
突入天頂角 36.5゜ 軌道傾斜角 22.2゜
速度誤差 0.8% 周   期 1.6年

以上の様な結果になりました。