★★２００３年１０月１５日の火球の軌道計算結果★★

２００３年１０月１５日　２３時２５分４３秒の火球の軌道計算結果

　この火球は、宮城県の井上氏がTVでとらえて画像を公開しています。また、神奈川県の鈴木氏もＴＶ観測されています。明るさは、−４等。これらのデータをもとに軌道計算をしてみました。その結果からεふたご群であることが分かりました。また、秋田の小林氏もHRO画像でとらえています。上記２氏からは、貴重なデータの提供を頂きました。ご協力ありがとうございました。

出現時刻 : ２００３年　　１０月　１５／１６　２３時２５分４３秒
鈴木氏の発光点	139゜20.0	+35゜46.3	105.2km	流星群カタログ のＲＬ１３群 塩井氏と重野氏 １９９５年８月 より引用
鈴木氏の消滅点	138゜53.4	+35゜38.1	84.1km
井上氏の発光点	140゜05.2	+36゜00.1	141.9km
井上氏の消滅点	138゜58.0	+35゜39.5	87.7km
視輻射点（2000）		修正輻射点（2000）		ふたごε群
98.2゜	+31.0゜	98.6゜	+30.9゜	99ﾟ 　+27.5ﾟ
観測速度	68.8 km/s	軌道長半径	5.0(A.U.)	8.8
地心速度	67.6 km/s	離　心　率	0.842	0.89
日心速度	40.0 km/s	近日点距離	0.799(A.U.)	0.825
経路長	130.9km	近日点引数	235.7゜	231.5
見込角	72.7ﾟ	昇交点黄経	201.8゜	202
突入天頂角	63.9゜	軌道傾斜角	165.5゜	171
速度誤差	20.1%	周　　　期	11.3年

以上の様な結果になりました。