★★2004年2月25日の長経路火球の軌道計算結果★★

2004年2月25日 19時51分28秒の火球の軌道計算結果

 この火球は、大阪の植原氏がTVで準火球として撮影しています。また、神奈川県の鈴木氏もTV観測されていました。明るさは、−3等。2人のデータをもとに軌道計算をしてみました。その結果から今のところ散在であることがわかりました。上記2氏からは、貴重なデータを活用させて頂きました。

観測者 1 植原氏
大阪府 TV6mm
観測者 2 鈴木氏
神奈川県 TV全天
出現時刻 : 2004年  2月 25/26 19時51分28秒
植原氏の発光点 136゜47.6 +36゜26.1 74.0km
植原氏の消滅点 137゜00.7 +36゜22.8 57.3km
鈴木氏の発光点 137゜13.2 +36゜19.6 41.3km
鈴木氏の消滅点 137゜20.2 +36゜17.8 32.6km
視輻射点(2000) 修正輻射点(2000)
31.0゜ 34.0゜ 13.5゜ 25.8゜
観測速度 13.0 km/s 軌道長半径 1.7(A.U.)
地心速度 7.3 km/s 離 心 率 0.431
日心速度  35.6 km/s 近日点距離 0.955(A.U.)
経路長 66.1km 近日点引数 152.1゜
交差角  83.7゚ 昇交点黄経  336.1゜
突入天頂角 50.5゜ 軌道傾斜角 3.8゜
速度誤差 23.1% 周   期 2.2年

以上の様な結果になりました。