★★２００４年９月１４日の１時４４分３４秒の火球の軌道計算結果★★

２００４年９月１４日　１時４４分３４秒の火球の軌道計算結果

　この流星は、東京都のITO氏がTVで火球として撮影しています。また、埼玉県の野本氏もＴＶでも撮影されていました。明るさは、−４等程度。２人のデータをもとに軌道計算をしました。その結果から、９月のペガスス群であることがわかりました。この群は、上田氏らが９４年に１個。重野氏らが２００１年に２個とらえています。上記２氏からは、貴重なデータを活用させて頂きました。

出現時刻 : ２００４年　　９月１４日　　１時４４分３４秒
発光点	140ﾟ30.4	+36ﾟ22.3	92.0km
消滅点	140ﾟ52.6	+36ﾟ23.8	60.7km
視輻射点（2000）		修正輻射点（2000）
333.7ﾟ	20.8ﾟ	329.7ﾟ	18.7ﾟ
観測速度	22.0 km/s	軌道長半径	3.0(A.U.)
地心速度	19.3 km/s	離　心　率	0.745
日心速度	38.4 km/s	近日点距離	0.774(A.U.)
経路長	46.0km	近日点引数	242.7ﾟ
交差角	17.0ﾟ	昇交点黄経	171.17ﾟ
突入天頂角	46.2゜	軌道傾斜角	15.7ﾟ
速度誤差	0.0 %	周　　　期	5.3年

以上の様な結果になりました。