★★2004年8月14日の2時20分32秒の火球の軌道計算結果★★

2004年8月14日 2時20分32秒の火球の軌道計算結果

 この流星は、東京都のSonotaCo氏がTVで1.0等の流星として撮影しています。また、埼玉県の野本氏のTVでも撮影されていました。さらに、東京都のITO氏も撮影されています。明るさは、−3.3等程度。3人のデータをもとに軌道計算をしました。その結果から、ぺルセウス座流星群であることがわかりました。今回は、SonotaCo氏の流星は、発光点のほんの一部のため、計算は、他の2氏のデータを活用しました。日本海上空に出現していることもわかりました。上記3氏からは、貴重なデータを活用させて頂きました。

観測者 1 SonotaCo氏
東京都 TV6mm
観測者 2 野本氏
埼玉県 TV6mm
観測者 3 ITO氏
東京都 TV6mm
出現時刻 : 2004年  8月 14日  2時20分32秒
発光点 137゚43.9 +37゚07.8 110.6km
消滅点 137゚33.1 +36゚56.6 77.8km
視輻射点(2000) 修正輻射点(2000)
50.4゚ 59.9゚ 50.7゚ 60.3゚
観測速度 55.0 km/s 軌道長半径 2.5(A.U.)
地心速度 53.7 km/s 離 心 率 0.638
日心速度  37.4 km/s 近日点距離 0.919(A.U.)
経路長 42.1km 近日点引数 139.7゚
交差角  7.2゚ 昇交点黄経  141.22゚
突入天頂角 39.0゜ 軌道傾斜角 106.7゚
速度誤差 0.0 % 周   期 4.0年

以上の様な結果になりました。