★★2004年4月22日の19時50分56秒の火球の軌道計算結果★★

2004年4月22日 19時50分56秒の火球の軌道計算結果

 この火球は、東京都のSonotaCo氏がTVでこと群の火球として撮影しています。また、神奈川県の鈴木氏のTVでも撮影されていました。また、久保田氏が電波観測でとらえていました。明るさは、−3〜4等。2人のデータをもとに軌道計算をしてみました。その結果からこと群であったことがわかりました。上記2氏からは、貴重なデータを活用させて頂きました。

観測者 1 SonotaCo氏
東京都 TV6mm
観測者 2 鈴木氏
神奈川県 TV魚眼
出現時刻 : 2004年  4月 22/23 19時50分56秒
SonotaCo氏の発光点 140゚22.8 +35゚37.2 76.6km
SonotaCo氏の消滅点 138゚17.2 +33゚46.6 110.6km
鈴木氏の発光点 140゚ 03.2 +35゚20.4 81.0km
鈴木氏の消滅点 139゚ 25.9 +34゚48.0 90.2km
視輻射点(2000) 修正輻射点(2000)
280.0゚ +31.9゚ 267.2゚ +42.5゚
観測速度 42.6 km/s 軌道長半径 84.9(A.U.)
地心速度 40.9 km/s 離 心 率 0.989
日心速度  41.9 km/s 近日点距離 0.951(A.U.)
経路長 286.5km 近日点引数 207.0゚
交差角  7.9゚ 昇交点黄経  32.6゚
突入天頂角 96.2゚ 軌道傾斜角 66.3゚
速度誤差 5.7 % 周   期 782.9年

以上の様な結果になりました。