平成21年1月 定例会
期 日:平成21年1月17日(土)14:00〜16:00
会 場:大分市 コンパルホール 4F アートルーム
参加費:会員 500円、一般 800円
 
1.14:00〜16:00 講演
 

演題名:「千歳中学校における『いのちの授業』」
    〜多様な体験活動を通して自尊感情を構成し、生命の大切さを学ぶ〜
講 師中学校養護教諭 衛藤 美代 さん

 

プロフィール
昭和48年 大分市立滝尾中学校 養護教諭
昭和50年〜平成20年 豊後大野市内小中学校 養護教諭(小11年、中23年)
平成11年 第41次教育研究会全国集会にて、県代表として
     「養護教諭として『生きる力』を育む支援のあり方を求めて」を発表

平成16〜17年 大分県養護教諭部長
平成17年から 学校全体で「命の大切さ」の学習に取り組み、この時山岡憲夫先生に出会い、翌年から「大分ゆふみ病院」での3年生の訪問学習をさせていただき今日に至る。

講演要旨
養護教諭として、日々まるごと子どもたちと関わり、あらゆる教育活動の場で「命の大切さ」を実感させたいと取り組んでいます。
 命の尊さについて、皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。

3年生「いのちの学習」 丁寧に生きていく
 −性と生を考える・生と死を考える−
1. 性を大切にするということが、自分や他の人の生を大切にすることなのだということに気づかせる
2. 命は永遠ではないことを自覚させ、死について考えさせることで、毎日を丁寧に生きる態度を育てる。

※ホスピス「大分ゆふみ病院」訪問を通して
 (課題を持ちスタッフの話を聴く・患者さんやその家族とのふれあい・ミニコンサート)
1. 限られた
命の生き方を学ぶ(死と向き合い、生きることの意味を考えながら生きている人や、その姿に日々接している人たちが考えていることを知り、自分の生き方について考えさせる)
2. 限られた命だからどう生きるのか(いのちを大切にする=毎日を丁寧に生きるという日々の営みの中にあることに気付かせる)