演題名:「こころ豊かに−ガン患者さんの心のケア−」 講 師:独立型ホスピス ゆふみ病院院長 山岡 憲夫 さん
プロフィール: 昭和46年 3月 大分上野丘高校卒業 昭和53年 3月 長崎大学医学部卒業 昭和63年 4月 大分県立病院 胸部外科副部長 平成 7年 4月 同部長 平成16年10月 大分ゆふみ病院 院長 平成18年 4月 大分・生と死を考える会 会長 ※日本外科学会指導医、専門医、日本呼吸器外科専門医 大分県緩和ケア研究会 世話人
講演要旨 自分の命が限られていると知ったとき、あなた方はどう生きますか。今、日本では3人に一人が癌で死亡しており、多くの方ががんで亡くなっているのが現状です。 もう治すことの出来ない終末期のがんになったことを知ったとき、患者さんとその家族は絶望し、恐怖におののくのみでしょうか。このような状況の中でも希望や幸せを見出し、こころ豊かに生きることができるのでしょうか。 本日は、ホスピスの現状をお話すると共に、かけがえのない今を生きるすばらしさや、苦しみや恐怖、絶望の中からも、喜びや幸せを見出す人々を紹介し、こころ豊かに生きることの大切さを伝えたいと思います。