平成18年4月 定例会
期 日:平成18年4月22日(日)14:00〜16:00
会 場:大分市 コンパルホール 309号室
参加費:会員 500円、非会員 700円
 
1.14:00〜15:20 講演
 

演題名:「かけがえのない今を生きる」
     〜命の尊さとは〜
講 師独立型ホスピス 大分ゆふみ病院 山岡 憲夫 さん

 

プロフィール
昭和46年 大分上野丘高校卒業
昭和53年 長崎大学医学部卒業
昭和63年 大分県立病院 胸部外科副部長
平成7年 同部長

平成16年 大分ゆふみ病院 院長
平成18年 大分・生と死を考える会 会長
※日本外科学会指導医、専門医、日本呼吸器外科専門医
※大分県緩和ケア研究会 世話人

講演要旨
 
“なぜ命は尊いのでしょうか?”、その素朴な疑問に対して明快に答えることは難しいことです。それは人それぞれに考え方や、生き方が異なるためです。健康であるときや元気なときは、その命の尊さや、今を生きることの素晴らしさを実感することは難しかも知れません。でも、自分の命が限られていると知ったとき、人は自分の生き方を真剣に考え出します。
 ホスピスは命が限られた人々(終末期の患者さん)が懸命に生きる所です。患者さんやその家族は苦しみや絶望感を感じつつも、その中に喜びや幸せを見い出し、周囲の人々に感動を呼び起こす所でもあります。
 命にまつわるいろいろな方々の話やホスピスの現状を紹介し、かけがえのない今を生きるすばらしさや、苦しみや絶望の中からも、喜びや生きがいや幸せを見出す人々を紹介します。
 命の尊さについて、皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。