演題名：「生き方上手が死に方上手」
講　師：（財）モラロジー研究所社会教育講師・三重県
　　　　山村 雅光さん

プロフィール：
　昭和10年1月21日　誕生
　昭和36年1月　　　結婚
　昭和37年1月21日　長男死産
　昭和55年1月　　　妻（智英子）がんで入院
　　　　　 2月　　　　　退院
　　　　　 ３月 　　　　再入院
　　　　　10月　　　　　永眠
　　　　　
　 二人の死を通じて得た「人間は生かされている」という事実に基づいた「よりよい生き方」を目指す仲間作りに努めています。
　一方、昭和47年に開業した山村商店（リフォーム・インテリア・ビル経営）の事業や元法務省人権擁護委員の活動を通 じて、家庭や社会の絆の向上を目指す関わりを大切にしています。

　人間誰しも幸せな人生を送り、終わりを全うしようと望んでいます。しかし、思う事が思うようにはかどらない現実に直面 して、悲観したり自暴自棄になったりして、失意のうちにこの世と別れる姿が実際には多々見受けられます。
　月まで行ける位に科学技術が進歩しましたが、精神文化は二千数百年前からほとんど進化していません。
　この点に着目して、物の見方・考え方を見直すとき、「生き方上手が死に方上手」というテーマに対する回答が得られると思います。