平成14年2月 定例会
期 日:平成14年2月23日(土)14:00〜17:00
会 場:大分市 コンパルホール アートルーム
参加費:会員 500円、非会員 700円
 
14:00〜16:00 講演会
  演題名:「生と死の間で−ターミナル・ケアについて思うこと−」 
講 師:大分市保健所長 和田 秀隆 さん

略歴
 生年月日 1935年10月3日
 出身地 大分郡野津原町
 最終学歴 熊本大学医学部卒業
 1965年 熊本大学第一外科、脳神経外科に勤務
 1973年 大分県立病院脳神経外科に勤務
      学位授与(超音波による脳の拍動に関する研究)
      日本脳神経外科学会専門医、評議員
 1978年 大分県社会保険診療報酬書審査委員
 1979年 大分労働基準局労災委員
 1981年 熊本大学医学部非常勤講師
 1982年 大分医科大学関連教育病院臨床指導主任
 1994年 大分大学教育学部非常勤講師
 1995年 大分県竹田保健所に勤務
 1997年 大分市保健所に勤務  
現在
 
大分市保健所長
 
大分県社会保険診療報酬書審査委員
 
大分労働基準局労災委員

 
日本脳神経外科学会専門医、評議員

講演要旨
 かって外科医として多くの手術に携わりました。手術をはさんで生きていく人と亡くなっていく人がありました。延命に力をそそぐ日々でした。一方、人がまぬ がれることのできない死に畏敬の念を禁じえませんでした。
 臨床を離れた今、死の場面に立ち会った肉親としての立場、医師としての立場から生と死について思いをめぐらせました。死の尊厳を考えた医療について感じることを述べたいと思います。