平成18年7月 定例会
期 日:平成18年7月22日(日)14:00〜16:00
会 場:大分市 コンパルホール 302号室
参加費:会員 500円、非会員 700円
 
1.14:00〜15:20 講演
 

演題名:「尊厳死の問題点」
講 師日本尊厳死協会 九州支部理事 辻 秀男 さん

 

プロフィール
昭和24年9月 九州大学医学部卒業。第二外科教室入局。
昭和30年3月 九大生体防御医学研究所(旧 温研)外科 勤務
昭和34年7月 米国留学
昭和43年7月 九州大学教授就任

昭和62年3月 同 定年退官
昭和63年4月〜(財)大分健康管理協会会長
平成9年4月〜日本尊厳死協会評議員、同・九州支部理事

講演要旨
 
人生の最後は平穏でありたいが、時として耐え難い苦痛に伴われ、あるいは悲惨な状況下にそれを迎えざるを得ぬ こともあります。しかもこれらは、皮肉なことに医療の進歩によってもたらされた面 が多いのです。そこで死のあり方は自分で選択し、妥当な方法でその実現をサポートしようというのが日本尊厳死協会の願いです。しかしこれには倫理的・方法論的に様々な問題があり、皆で考えておおかたの合意点を見いだす必要があります。