平成17年3月 定例会
期 日:平成17年3月26日(土)14:00〜16:00
会 場:大分市 コンパルホール 305号室
参加費:会員 500円、非会員 700円
 
14:00〜15:10 講演会
 

演題名:「外航海運と私
講 師:元 タンカー船長  田栗 彰夫 さん

プロフィール
 1938年 東京に生まれる
     岩手県を経て 1946年より大分市に在住  
 1961年 鹿児島大学水産学部 卒業  
 1962年 鹿児島大学遠洋漁業学科特設専攻科 卒業       
      日正汽船(株) 入社       
 2000年 日正汽船(株) 退社
      海上勤務:航海士 船長
      陸上勤務:海務監督 海務部長
      出向会社:日本鉱業(株)(現・(株)ジャパンエナジー)
      知多桟橋管理(株)

講演要旨
 
日本の海運界は、経済、産業の発展にあわせて急速に船隊規模の拡大を続け、1972年には商船保有量 でリベリアに次ぐ世界第2位の海運大国になりましたが、その後は激化する国際マーケットの中で競争力を喪失し、日本籍船から競争力のある外国用船中心へと変化をしてきました。その海運を支えている外航船員についてはご存知ない方も多いと思います。今回は、私が経験してきた船員の職務、海賊や戦争への遭遇、海運界の変動等をお話し致します。