演題名:「『語ること』それを『聴くこと』の意味について」 講 師:臨床心理士 斎藤 友子さん
プロフィール: 平成16年 東海大学大学院健康科学研究科終了(村田久之先生に師事) 大分県中央児童相談所嘱託心理判定員 平成19年 中津教育委員会学校教育課指導員 佐伯中央病院緩和ケア病棟 カウンセラー 大分県緩和ケア研修会実行委員 立命館アジア太平洋大学非常勤講師(秋学期)
講演要旨 私たちは苦しい時、語る相手を無意識に選び、なぜ相手に自分の想いを語るのでしょうか? それにはどういう意味があるのでしょうか? また「苦しい」と語る相手の想いを聴くには、どうしたらよいのでしょうか? このとても素朴な疑問は、実は私たちの〈存在〉とその意味への問いについて考える機会を与えてくれます。「孤独だ」「無念だ」と嘆き悲しむ人の存在とその意味について、皆さんと共に考え、深めていきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。