平成13年9月 定例会
期 日:平成13年9月22日(土)14:00〜17:00
会 場:大分市 コンパルホール アートルーム
参加費:会員 500円、非会員 700円
 
14:00〜16:00 講演会
  演題名:「ホスピスボランティアでの学び」 
講 師:みこころホスピスボランティア 宮崎 寛子 さん

略歴
 昭和30年 熊本大学医学部付属看護学校卒業
       熊大病院第一内科、発達小児科勤務
 昭和56年 熊本地域医療センター看護部長
 平成6年  退職 
役職
 熊本医師会在宅ケア運営委員
 熊本市医師会病院治験審査委員
 熊本県健康福祉部保険指導看護婦
 熊本県住宅政策懇話会委員
 熊本県建築家アートポリス、プロゼクト委員
 熊本県老人ケア研究会監事
 リデル・ライト老人ホーム理事
ボランティア

 熊本・生と死を考える会 副会長
 みこころホスピス・ボランティア
 熊本市希望荘、ふれあい相談委員

 

活動の内容(みこころホスピス 泉キリ江看護部長のご紹介)
 みこころホスピスの立ち上げに全面的に協力されました。
 自らホスピスボランティアとして毎週水曜日に来ていただいています。

講演要旨
 私には10年前に訪ねたイギリスのホスピスでの一場面 が今でも忘れられません。「みんなが自分の気持ちに添って支えてくれているので、今とても満たされています。日本でも是非こんなケアを・・」死を直前にした老婦人の爽やかな笑顔でのメッセージと傍らに静かに寄り添っているボランティアの方の清々しい存在でした。それに比べ私たちは、経済的豊さの中で自分達の生き方は幅広く選べても、ひと度病、死と向かい合ったときの心の準備はそれ程敏感ではなかった様に思います。生きることの終章も自分らしく生きたい、生と死を自然に考えられる社会を・・私のボランティアへの動機です。そして今、幸いにもホスピスボランティアとしての多くの人との出会いで人間としての優しい心、感謝、勇気など頂いています。