平成13年6月 定例会
期 日:平成13年6月23日(土)14:00〜17:00
会 場:大分市 コンパルホール アートルーム
参加費:会員 500円、非会員 700円
 
14:00〜16:00 講演会
  演題名:「『生きる力』を培う子育て
     −人の痛みがわかる・応える−」 
講 師:東九州女子短期大学教授 松田 順子 さん

略歴
 1944年 宇佐市に生まれる
 県立宇佐高等学校を経て、
大分大学教育学部卒業
 一年半の公立中学校講師を経験
 結婚後5年間の主婦業あり
 筑波大学などで「こころとからだ」の研究
 中津女子短期大学助教授
 別府女子短期大学教授(13年間)
 1998年に異動
現在 
  東九州女子短期大学教授(幼児教育学科長、教学部長)

社会活動 
 大分大学教育学部講師(19年間)
 大分県アカデミヤ・マスターズ講師(8年間)
 OBS大分放送ラジオ・テレビ
 NHK大分放送テレビ(家庭教育アドバイザー)出演
 育児・保育関係、健康教育関係講演(全国)
学会・研究活動 
 国際幼児教育学会、日本保育学会、日本女子体育連盟
 全九州大学女子体育研究会

その他 
 大分県立高等学校評議員
 大分県立高等学校スクールカウンセラー
 大分県女子体育連盟会長
 県北子育てネットワーク協議会会長
 宇佐市レクリエーション協会会長
専門 
 健康教育学・保育学
著書
 健康教育
 乳幼児の運動あそび
 からだによる表現
 国保健康情報誌「健康情報21」

講演要旨
 浄土真宗(龍谷総合学園)系の短大に転勤して3年。最近は特に“真(まこと)の保育(幼児期の育ち)、心の教育”について意を深めています。昨年より高等学校カウンセラーを週一回引き受け、青少年の心理と乳幼児期での親とのかかわりについて、また日本人の伝統的子育てについて、実践と現状でカンファランスを生かせる方法に日夜心を痛めています。少年事件をはじめ、ひきこもり、自殺、いじめ、家族のあり方・・・など臨床を基に話を進めていきたいと思います。親しい人への死と生、そして血縁。多くの悲しみや苦しみを越えてこそ、人の痛み、人への愛は生まれると信じています。