平成16年11月 定例会 | |
期 日:平成16年11月27日(土)14:00〜16:00 会 場:大分市 アートプラザ 研修室 参加費:会員 500円、非会員 700円 |
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14:00〜15:10 講演会 | |
演題名:「感性を磨き ボケ予防を」 |
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講演要旨 開院以来18年、痴呆老人の治療と支援を行っています。 痴呆には、不穏・興奮・徘徊・ものとられ妄想といった「激しい痴呆」とニコニコ穏和な「穏やかな痴呆」の2タイプがあることに気付きました。 ものごとを頭で覚える知性は、40歳を過ぎると誰もが低下し始め、もの忘れが始まります。ところが、体で覚えた感性は、いつの年齢からも発達を続け、知性の低下を補ってくれます。痴呆の予防の鍵はこのへんにありそうです。 また、変なことばかりする最近の大人や子どもたちの考え方の混乱の原因も、体験不足からおこる感性の未発達が原因です。 私が “ふと” 気付いた感性の不思議な力、戦後から今もなお軽視され続ける感性について、たっぷりとお話しします。 |