プロフィール
　1960年　熊本県に生まれる
　南山大学大学院修士課程終了（神学専攻）。
　 カトリック司祭。
　臨床パストラルケア教育センターにて研修。
　心臓病で入院中の父親を４ヶ月看病した経験や
　（19歳の時死別）、
　一般検査士・臨床検査技師として病院に勤務し、
　臨終に立ち会う機会を通して、生と死について考え始める。
　カトリック系の女子高校にて宗教の非常勤講師を務めたのち、
　現在は、教会および幼稚園で「スピリチュアルケア」
　（病人と家族へのケア）を教える。

講演要旨
　「なぜ」という問いには、生きる目標を与える積極的なものと、生きる力・気力を失わせるものがあります。子供がもつ「なぜ」という疑問は、答えを求めて自分の周りを知る機会となり、世界を広げてくれる。
　 一方、答えのない、苦しみを増すばかりの「なぜ」もあります。がん宣告を受けて「なぜ私だけが」。　
　 答えの見つからない「なぜ」、人の力ではどうすることもできない「なぜ」の場合、どのようにしたらいいかを考えてみましょう。