平成17年4月 定例会
期 日:平成17年4月23日(土)14:00〜16:00
会 場:大分市 アートプラザ
参加費:会員 500円、非会員 700円
 
1.14:00〜15:20 講演会
 

演題名:「家族を看取る時、看取られる時
講 師:「大分・生と死を考える会」 会長 原口 勝

プロフィール
 昭和32年 福岡県八女郡星野村生まれ  
 昭和56年 九州大学医学部 卒業後、九州大学医学部第二外科入局  
 昭和61年〜平成2年 福岡亀山栄光病院 外科(福岡県糟屋郡志免町)  
 平成3年〜7年 国立大分病院 外科(大分市)  
 平成7年〜10年 九州大学生体防御医学研究所附属病院 腫瘍外科(別府市)  
 平成10年〜15年 社会保険仲原病院 外科(福岡県糟屋郡志免町)  
 平成15年〜17年 九州がんセンター 消化器部外科(福岡市南区)  
 平成17年〜 医療邦人 喜悦会 那珂川病院 緩和ケア部長
(福岡市南区)
現在の活動状況  
 「大分・生と死を考える会」会長  
 「大分県緩和ケア研究会」 世話人  
 「福岡緩和ケア研究会」 代表世話人

講演要旨
 
癌で亡くなっていく患者さんたちの看取りの現場では、ご家族の様々な反応があり、いろいろな対応を目にします。
1)本人の希望を尊重して家族が必死に支えている場合
2)ご家族の間で、看取りに際しての気持ちの違い、意見の違いがある場合
3)最期まで本人に病状が正しく伝えられず、
  家族が良好なコミュニケーションを保てない場合
4)ご家族と疎遠で孤独に亡くなられる場合
5)最期になってご家族との和解ができる場合
6)亡くなる直前になって子供達に真実が告げられて、
  最期の数時間を一家で過ごす場合
  いろいろな事例を通して、「自分だったらこう看取りたい」「自分だったらこう看取られたい」ということを皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
〜小休止〜
2.15:30〜16:00 第11回総会
平成16年度行事・会計報告、会計監査、平成17年度行事予定 等