平成19年6月 定例会
期 日:平成19年6月9日(土)14:00〜16:00
会 場:大分市 コンパルホール 309号室
参加費:会員 500円、非会員 700円
 
1.14:00〜15:20 講演
 

演題名:「再び会う日のために」
講 師:風の会(子どもを亡くした親の会)代表
    秋月 篤子 さん

 

プロフィール
 1999年12月 息子(健吾)が白血病との診断で大分市内の病院へ入院

 2000年 8月 退院
 2001年 3月 再発 九州がんセンターへ入院
 2001年 5月 骨髄移植(ドナーとなる)

 2001年 8月 退院
 2001年12月 再々発 九州がんセンターへ入院

 2002年 2月 転院 大分市内の病院へ
 2002年 3月 在宅で過ごす決意をする(ターミナル)
 2004年 6月 息子(健吾)が12歳で永眠

 現在、訪問介護員として働きながら、
(財)「がんの子どもを守る会」九州北支部大分ブロックの活動員、
  短期里親、風の会代表をつとめる。

講演要旨
 子どものことを大切に思い、そしてその子の成長が楽しみでした。でも、その愛しい子どもが私より先に天国へ逝ってしまいました。生きがいを失い絶望のどん底で毎日泣いてばかりの日々でした。二度と立ち上がることができないほどの大きな傷を心に負って、閉じこもっていました。でも、このままでは一生懸命ひたむきに病と闘い生きようとした息子に申し訳ないと思い、悲しみをひきずったまま、できることから始めようと考えるようになりました。