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2006年8月4日(金) 

暗い道をフラフラと歩く。
酒に夜に形のない未来に頭と足を掬われてフワフワと歩く夜道は酷く感慨深い、まるでやはり夜なのです。

眠れない夜に深酒することをお勧めできない詳細を書こうとして書かないのには理由があって。
理由をお教えできないのが少々残念でなりませんが。
それでもお勧め出来ないと書くにはそれなりの理由があるという事です。

弱い彼のトラウマも、悲しい彼女の言い訳も、頭だけ良いばかりの人の恋も、学歴を気にする人の読書感想文も、
結局単純であればある程、力があるのは何でだろうと。手品の種を探るように目の奥ばかり冴えて。

暗い暗い真っ暗闇の道です。
進むでも戻るでもなしにフワフワフワフワ。
私以外の誰かを憂う夜ほど、時を戻す魔法を信じたくてたまらない日はありません。
暗い、暗い、暗い部屋に一人。悲しいのは私でなく。孤独なのも私でなく。恐ろしいのも私でない。

なのに涙が出る。 憂いていると言う癖に、何の変化もなく生きる自分に気づいたからだと思います。

2006年8月15日(火) 

本日の小泉首相の靖国参拝、大いに期待してます。
そしてTBSは潰れるべき局だと、今日改めて思い知りました。
歴史というものを、そして日本国民の文化と心を一体何だと思ってるんでしょうか。
あんまりカリカリすると美容に悪いので、有名なコピペをひとつ。

「日本軍最強伝説」

『兵士1人が日本刀1本で100人以上斬り殺せるほどの戦闘能力と有り余る予備の日本刀を持ち、
銃剣と単発銃のみで80万人以上殺すなど、原爆以上の破壊力を持つ携行兵器を誇り、
各植民地で無駄に現地人を殺してまわるほど武器弾薬が余っていて、
揚子江の川幅を2m以下にしたりするほどの高い土木技術を持ち、
沖縄で米軍上陸後も市民に玉砕命令が出せるほど命令系統がしっかりしていて、
当時オランダ領だったインドネシアにも開戦前から日本軍用の慰安婦を送り込むほど先見性があり、
日本兵の数を上回るほどの従軍慰安婦を一日に一人あたり何十人も暴行するほど体力と食料があって、
AVが無かった時代にも関わらず慰安婦に顔射するほど独創性に富み、
韓国で文化施設はもちろん一般家庭にある辞書から料理本に至るまで処分してまわるほど暇で、
保護するために植民地ではなく「併合」したにも関わらず、韓国の運気を捻じ曲げるために、山の頂上に鉄杭を埋め込むほど風水に明るく、
韓国の優れた建築施設・街・鉄道を全て接収することなく破壊し尽くした上、新たに日本のダメな建築物に建て替えるほど資材と資財が有り余っていて、
当時の朝鮮の人口のおよそ半数近くを日本へピストン輸送するほど燃料と船舶が豊富で、
中国で家々に火を放ちまくり無駄に虐殺した民間人の死体を一カ所に集めてたっぷりとガソリンをまいて燃やすほど石油資源に余裕があり、
わずか70万人の関東軍で戦闘の合間に20万人もの中国人慰安婦を満足させるほど絶倫で、
広く険しい中国大陸を大軍勢で移動していたにも関わらず、各地区の兵士や民間人が逃げる暇も無い程のスピードで動き回るなど金メダル級の運動能力を誇り、
山東省で広島+長崎の核2発分の犠牲者数を超える42万人を殺戮するほどの細菌兵器を保有し、
田舎から都市部まで全ての街道を余す所無く隅々まで破壊し尽くし、さらに人気の無い山の奥深くでさえ草一本残さず毟り取る程の根気と几帳面さを兼ね揃え、
11歳が戦場で暴れ回るほど若い内から逞しく、
終戦後になぜか意味の無い強制連行を行いまくるほどの軍備と余裕があり、
圧倒的科学力を誇る朝鮮の反日勢力になぜか圧勝するほど運がよく、
朝鮮人を殺しまくりながら人口を2倍にするという魔術を持ち、
敗戦国でありながらGHQを手玉にとって朝鮮戦争を起こすようコントロールするほど政治力と外交能力に長け、
中国での最初の慰安所「大一サロン」にはハイテクエアコンを完備させ、
半世紀以上放置されても使用出来る毒ガスを作れるほどの科学力を誇り、
金の掛かる化学兵器砲弾を200万発も生産して中国全土に埋め、もともと無い記憶を
奪えるという摩訶不思議な技術を持っていた
大日本帝国が敗戦したことは、人類史上最大のミステリー。』


せめてこんぐらいは論破してから靖国語ってみろよ。TBSに筑紫。

2006年8月16日(水) 

小泉首相の終戦記念日靖国参拝への批判が相次いでますが、まずは早朝からの参拝ご苦労様でした。拍手。
過去の朝日新聞のネガティブキャンペーンを皮切りに土下座外交の基盤を作ったブルドッグの化身や
私腹を肥やすために日本国民を利用した亡者、ハニートラップに溺れつつ弱みを握られた変態に比べれば
小泉の意地にも近い「内政干渉NO!」言動は少なからず日本の外交方針に影響を与えたのではないでしょうか。
「票獲得」「目くらまし」「最後のすかしっ屁」など色々揶揄されてますが、私は特ア外交に限り彼を支持したい。

もう多くは言いたくありません。ただ(外国がうるさいからという理由で)A級戦犯分祀論を唱える人に聞きたい。
東京裁判は「裁判」なのか。あの最悪のタイミングで首相に任命された東條英機が戦争責任者になり得るのか。
天皇を守りきった東條達について「富田メモ」に出たような気持ちを昭和天皇が抱くという裏切りがあり得るのか。
戦争という「国家」の責任を個人の罪として裁くことが国際法上可能なのか。事後法について何も文句はないのか。
事後法=仕方ない、というなら法律なんて何の意味も成さない。試しに事後法で裁かれないとわかんないかな。
去年に韓国政府が可決した、日韓併合時に日本人に協力した朝鮮人の財産を「裏切りの罪」で没収するという
「親日反民族行為者財産帰属特別法」という法律を今更作って弾圧するというキチガイ行為を「正当だ」と
認めるのと同じくらい狂ってることなんです。いわゆる政府が決めたら何でもOK。法律が好みでコロコロ変わる。

TVでは「敗戦国だからね」と答えた主婦がいたけど、そもそも戦争=犯罪だなんて法律はない。
だから紛争戦争は未だにずーっと絶えないわけ。
なら戦犯て?戦争って?完全な正義と完全な悪があるとでも?日本はナチスドイツと同じでなかったはずだ。
教科書が全て正しいだなんて国はナンセンスだ、と中韓朝が教えてくれてるのに何故何も学べないかな。
屁理屈に聞こえると言う人は、まず、自分の手で目で調べて考えて欲しいです。自国、世界の歴史観を。
アジアっていうのは中韓朝だけを呼ぶのではないのです。偏ったメディアを信じないで欲しいんです。

中国はガス田(尖閣諸島)を、韓国は竹島を、ロシアは北方領土を、アメリカは…ありすぎてわかんないや。
とにかく弱腰日本は今までの事なかれ外交のツケを一気に払わされる時期に来ている気がします。
「外国に配慮して」「とにかく謝っておけば」「戦争怖いし」「思いやりを持って対応すれば相手もきっと」
全部妄想だと私は思う。 その結果がこの現状だと気づいて欲しい。
カードって言葉はあんまり好きじゃないんだけど、隣国と張り合う為にはそれも確実に必要だと思います。

あああ、飲みすぎたなこりゃ。でもね、日本が好きだな私。愛国心は決して後ろめたい代物でない。
他国を悪く言い過ぎる必要はないけど、この国最高。日本の時代を生き抜いた人達を、私は誇りに思う。
そして平和を本気で考えるのなら、正しい歴史の認識と現状打破なしであり得ない。そう思います。おやすみー。

2006年8月25日(金) 懐かしい夢ですね。

玄関を開けたら世界が凍っていた。

朝の日差しに照らされた真昼色のままで
まるで今ある姿が当然であるかのように全てはパリンと凍っていた。

凍りついた物全てから反射する光があんまり眩しくて 思わず真正面から目を逸らしてみたら
半透明に白く凍てている以外は何の変哲もない いつも通りの郵便受けが目に入る。

その中にうっすら透けて見えた無造作に置かれた一枚の封筒。

コンクリートのように硬い受け入れ口に両手をかけ、勢いよくガタガタと上下させてみても
頑丈に閉ざされた氷に邪魔されてなかなか思うように開けることはできない。
ようやくひび割れ始めた氷の塊を細かく払いのけながら根気良く引き上げ続ける。
そうしてようやく取り出せた封筒の口を破り、私は早速それを読んでみる事にした。

「あなたが道路に足を一歩踏み出した瞬間、氷は解けて元通り」

誰かの悪趣味な実験にでも駆り出されているんだろうか。
まるで常軌を逸したこんな世界で、一体人間の何が測れるというんだろう。
馬鹿馬鹿しい。
私は不機嫌に便箋をヒラリ投げ捨てて部屋に戻ると、パジャマに着替えて再びベッドに潜りこんだ。



「私はいつまでこんなゲームを繰り返すんだろう。」


あの日落ちた隕石は砂埃を巻き上げる事もなく、太陽を遮る事もなく
原則も道理も、ましてや科学すら一切無視して世界だけを凍らせた。
私一人を残して。

踏み出しても溶けるはずがない。
だってあの手紙は毎日私が書いているのだから。

お父さんは居間でテレビに向かって凍っている。
お母さんは台所で包丁片手に凍っている。
私の部屋だけどうして。海は、生物は、世界は。ああ、そうだ。そんなことよりもうそろそろ食料が。
もう何一つ思考が働かない。こんな世界はまるで全てが応用不可能だ。
狂っている。狂っている。何もかもが狂って意味さえ。  いや、既に私も狂ってしまっているんだろうか。
また手紙を書かなくちゃ手紙を書かなくちゃ私への呪いを解く、いや違う。私が呪いであって現実でなくて。
ああ…それよりこんな悪い夢からは早く覚めてしまわなくちゃならないはずなのになあ。


私は布団の中でクスクスと笑いあくびをひとつすると
目を閉じて また暗い夢へと深く堕ちた。

Akiary v.0.51