ヘリオドール(緑柱石:Heliodor)

組成式:Be3Al2Si618 (アルミニウム・ベリリウム珪酸塩)
硬度:8  比重:2.72
結晶系:六方晶系 三方晶系 化学グループ:珪酸塩鉱物


僅かに含まれる酸化ウランに起因して、
レモンイエローからゴールドの色をもつものを指してヘリオドールと呼びます
名前はギリシャ語の太陽(helios)と黄金(dor)に由来します
(「太陽の贈り物」の意との説もあります)

1910年にナミビアで初めて発見されたとされていますが、
それ以前にブラジルやマダガスカルで似たような石が見つかっています
エメラルドほど頻繁ではありませんが、
チューブ状の細長いインクルージョンを含むものが多いようです

ロシアのウラル地方の他、上記のマダガスカルやナミビア、
ウクライナ、アメリカなどでも産出されます

産地 Rangkul , Tadzhikistan