アパタイトという名前を聞いて、歯磨き粉を想像した方は少なくないはず
この物質が歯磨き粉に含まれる由縁は、
アパタイトに含まれるフッ素、そして石灰に似た物質構造にありそうです
名前の由来はギリシャ語の「惑わし」
鉱物としてもっとも多く産出されるアパタイトは燐酸カルシウムにフッ素を含んだもので、
性格には「弗素燐灰石」と呼びます
弗素燐灰石の他には、
金属鉱脈などから産出される塩素燐灰石、水酸燐灰石などがあります
水酸燐灰石は人間をはじめとする脊椎動物の骨や歯の主成分で、
人工骨や義歯の材料として使われています
オーバルカットなどにすることによって、
スターサファイアなどに見られる現象、キャッツアイ効果が見られます
また、この石のキャッツアイのように猫の目が動くように見える現象を
シャトヤンシーと呼びます
産地 (両方共)Slyudyanka , Russia
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