実験レポート

 


2001年度

課題演習

A1 「素粒子,原子核における強い相互作用」

現在、自然界には強い相互作用、弱い相互作用、電磁気力、重力の4つの力が存在すると考えられています。

このうち強い相互作用は、「核力」とも呼ばれ、原子核を安定に保つはたらきを担っています。

この実験は、陽子の散乱実験により求めた微分散乱断面積から、「核力」の存在を確かめることが目的です。

レポート(PDF 580kB)

 

B6 「量子エレクトロニクス」

近年、量子光学の分野からノーベル物理学賞受賞者が数多く輩出されていて、

2001年には、コーネル・ケターレ・ワイマンの3人がレーザー冷却によるBECの達成で受賞しています。

この実験では、Rb原子の飽和吸収分光を通して、回折格子でフィードバックをかけたレーザーの性能の評価と

Rb原子の超微細構造の観測が目的です。

レポート(PDF 786kB)   プレゼンテーション

 

SSPA

「メスバウアー効果を用いた相対論の検証」

メスバウアー効果とは結晶中の原子が無反跳でγ線を吸収する現象で、その吸収線は非常に鋭いピークを持ちます。

この実験では、57Feのメスバウアー効果を用いて、γ線のドップラーシフトを測定し、それが相対論の予言通りであるか検証します。

今回は、57Feのメスバウアー吸収線を測定・解析し、現在の実験装置で相対論の検証が可能かどうか考察しました。

レポート暫定版(PDF 215kB)


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