平安神宮

 


明治28年(1895)、平安遷都1100年を記念し、桓武天皇をまつって創建されました。その後、昭和15年(1940)に京都最後の孝明天皇が合祀されました。派手な社殿は、平安京正庁の朝堂院を8分の5のスケールで再現したものです。

朱の列柱、緑の瓦屋根、広々とした白い庭など、色彩のコントラストの鮮やかさ、きらびやかさは平安の昔をしのばせて華麗です。また、神門は応天門とも呼ばれ、豪華な二層の楼門、拝殿はかつての大極殿をモデルにした大建築で、金色の鴟尾(しび)が輝いています。

神苑は社殿を囲むように広がる回遊式庭園で、桜、花しょうぶ、睡蓮、萩、紅葉などの名所としても知られています。東、中、西、南苑から成り、東苑は平安時代の様式を伝えると言われています。

京都三代祭の1つ「時代祭」は毎年10月22日に行われ、桓武天皇の平安京入りを再現したもので優美な行列で知られています。


拝観料: 境内自由、神苑600円

拝観時間: 8:30〜17:00

交通: 市バス100系統・5系統 京都会館美術館前下車、徒歩5分

 

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