これがアメリカ製の駅弁だ!

 

日本レストランエンタープライズが有機栽培をテーマにした駅弁を、アメリカで作って冷凍し、日本へ肉や魚の加工品扱いで輸入して販売することとなりました。
既に報道されているとおり、農協や族議員さんたちを中心に反対運動も起き、ちょっとした物議をかもし出しています。

 

7月17日発売開始当日、帰宅時に新宿駅でNRE(日本レストランエンタープライズ)の売店を覗いてみたところ、まだいくつか並んでいたので早速入手。レジのお姉ちゃんが「えーと、3つ、3つ……」と言いながらしおりを袋に入れてました。
「能書きが付くんだ。売れてるの?」
「はい。」
「まあ、色々ウルサイからねえ。」
ではインプレッション(!?)を。


今回発売されたのは(左から)牛すきやき風弁当、鶏ごぼう照り焼き弁当、鮭ちらし弁当の3種類。
サイズは写真の大の他に小もある。大はいずれも600円、小は330円。


上段左が鶏ごぼう照り焼き弁当、右は牛すきやき風弁当、下段が鮭ちらし弁当。
温かい状態で陳列されており、帰宅後温めて食べました。

かみさんと2人で3つを食べてみて(量的には俺が2.5個分食ってましたが)感想。
1.鮭ちらしご飯はパサパサしすぎ、牛すきやき風のは「芯ができてるのにべとべと」で、「おいしいご飯」と思ったのは鶏ごぼうだけ。
2.肉や魚の味については可もなく不可もなし。
3.なんで3種ともパプリカ(赤ピーマン)が添えられているのか?……かみさん曰く「あ、アメリカ人が紅しょうがを間違えたんじゃない!?」んなわきゃねーだろ!
4.値段を考えると、他の駅弁よりホカ弁やコンビニ弁がライバルであろう。そう考えると、外箱を作ってくれたのは駅弁ファンとしては加点要素か。
付属品一式。収納されている袋には「ポリ袋を同封しておりますので、お食事の際の屑入れや食後の後片付け(残り汁等の始末)等にご利用願います」
5.ゴミ袋が付いてるのはいいけど、お手拭はないのかな?別添えなのを店員さんが入れ忘れたのか?

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外袋も専用のものが用意され、能書きも付いている。

結局、

「あくまでコンビニ弁当などに対して価格面で挑戦したものであり、普通の駅弁と並んで置いてあったら普通の駅弁を買う」


というのが夫婦の結論でした。

 

<追加情報>

10月27日、小さい方を3種類購入したところ、「ミニ鮭ちらし弁当」「ミニ鶏ごぼう照り焼き弁当」に「NEW!お客様の声にお応えし白いご飯に替わりました」の表示、実際中が混ぜご飯ではなく白いご飯になっていました。(写真はミニ鮭ちらし弁当)

 

また、現在冷凍のままのものを通信販売しているようです。ただし大は12食、小は24食のケース単位。(詳細はNREのホームページをご覧下さい。)


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