おやじの気まぐれ日記
平成13年4月30日
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最近ちょくちょくBBSに「この日記を楽しく読ませていただいています」なんてコメントをくださる方がいる。もちろんコメントをくださるかた以外にもたくさんの方がお読みになっているのであろうが、こうして直接反応があると、うれしくなると同時に、もっと人に読まれても恥ずかしくない文章を書かなくてはと反省している。うまい文章、味のある文章というものは、一朝一夕で修得できるものでは決してないが、少なくともとにかく書かないことにはこれまた始まらないとも思う。なんだかこの日記の目的が、私の文章修行の場であるかのように思われる方もいらっしゃるでしょうが、あくまで私の備忘録代わりに書いているにすぎず、結果として、いい文章が書けるようになれば、儲けものぐらいに考えている。
土曜日(28日)から待望のゴールデンウイークが始まった。今年は来週日曜日までの9連休! 昨年は確か家でごろごろしていたように思うが、今年は、家内の実家へ何年ぶりかの帰省、というわけで今日愛車エ○ティマで、約7時間のドライブとあいなった。家内の実家は島根県大田市。家からだと東海北陸自動車道・名神高速・中国自動車道・米子自動車道・山陰道を経由して、約500キロ。ゴールデンウイーク真っ最中だから、きっとどこかで渋滞にひっかかるだろうと予想していたが、予想外に道路はすきすき、快適なドライブだった。昔はもっと車が多かったように思うのだが、これも不況のせい? と変に勘ぐってしまう。それにしても、たかだか1週間の帰省というのに、二人の荷物の多さはまるで夜逃げするかのようだ。車で帰省することを幸いに、二人ともノートパソコンを持ち帰り、その上楽譜やら本やらを山のようにつめこみ、二人併せて10個ぐらいのカバンになっただろうか? 結局ほとんど本も読めず、楽譜をひらくこともないだろう、と予想はしているのだが、ふたりとも貧乏性なのだろうか、とりあえずもっていく主義なので、こうして荷物が増えてしまう。これは今回に限ったことではなく、身近なケースでは、M団の練習・合宿の時も、いつも人より荷物が多いのである。でもこうして日記が書けるのは、ノートパソコンを持ってきたお陰、と密かに自分を納得させては悦にいっている次第。今回の帰省では、ちょっと足を延ばして1泊2日で萩まで小旅行に行くことにしている。萩は2度目だが、前回はほとんど印象がないので、実質的には今回が最初の訪問のようなもの。大変楽しみだ。
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平成13年4月25日
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今日は午後から英語の試験。昔は会社独自の英語検定試験であったが、5〜6年前よりTOEICにかわった。仕事の関係から毎年必ず受験することが義務づけられており、それ相当の成績も求められる。受験されたかたも多く、よくご存じとは思うが、2時間ぶっとおしの試験はかなりつらい。まず集中力がなかなか持続しない。すべてすらすらわかればなんていうこともないのだろうが、それこそヒアリングなどは、耳をダンボにして聞いていないと、よくわからない、いやそうして聞いていてもよくわからない状態だから、かなり疲れるのである。社内にはそれこそ満点近くをとる強者もいるが、私はといえば、昨年は700点にあと少しというところ。今年ははたしてどうだろうか?
毎年試験をうけるたびに「ああ、もっと勉強しなくっちゃ」と思うのだが、いつも数日たつと忘れてしまい、試験を受けては落ち込んでしまうという繰り返し。今年はそれでも一念発起して、少しずつ昔のテキスト(途中で挫折した通信教育)をひっぱりだして勉強している。来年の試験で成果があらわれればいいのだけれど・・・。というわけで、今日は疲労困憊したのか、ソファでぐっすり寝てしまい、起きたら夜中。 おかげで?今日は英語のお勉強はお休み。明日からまた頑張ろうっと。
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平成13年4月23日
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土曜日は、今にも雨のふりだしそうな空模様のなか、午後からS家の新築祝い焼き肉パーティーがあった。総勢大人12名、子供3名で開催。延々6時間あまり、焼き肉あり、サラダあり、つぶれかけた田楽あり、ほったばかりの竹の子あり、と盛りだくさんの料理で、もうおなか一杯。最後にケーキを食べ、昔のコンクールのビデオや、私が大学生のころ(つまり今から20年ほど前)の演奏会パンフレットをみたりして、楽しいひとときを過ごした。それにしてもS家は大地主さんだけあって、新築の大きな家が建っても、となりにはまだ離れがのこっているし、たけのこのとれる竹林もあるし、車は一度に10台近く敷地内に駐車できるし、とてつもなく広い。でもそのおかげで、中濃・尾張地区の住人で結成したアンサンブルグループの練習はこれから、S家でやることになりそう。そういえば最近こちらのほうの練習をしていない。そろそろ再開しませんか?
日曜日はI先生の練習日。出かける前にメールをみたら、T家が風邪でダウン、練習欠席しますとの連絡がはいっていた。今日は時間延長して、アンサンブル(K君のリュート伴奏付き)をみていただくことにしていたが、T家の2人がでられないのでは、練習にならないため、急遽中止となった。
練習は、女声/男声合唱のみだったが、かなりじっくり練習できたように思う。わたしは女声合唱をきいていないので、どの程度のできかはよくわからないが、I先生によれば男声のほうが仕上がりがよいとのこと。でも本番に弱い男声と定評があるだけに、油断は禁物。あと1ヶ月余り、声とバランスに気を使って、より緻密につくっていきたい。(練習の詳しい内容は練習日記参照してください)来週はO先生の練習の予定だったが、何故か忘れられていたらしく、結局お流れ。確か1月頃スケジュールを決めたはずなのに・・・・。O先生の場合、よく気をつけないとこういうことがよくある。念には念を入れて確認しておかないとダメらしい。誰かちゃんとスケジュール管理のできるしっかりしたマネジャーが必要なんじゃないですか、O先生?
今日やっと音楽堂演奏会の挨拶文が出来上がり、プログラム作成担当のMちゃんにメール。胸のつかえがすーっととれた感じがする。結局今回もたいしたことは書けず、いろいろ考えてはみたものの、面倒くさくなってやめてしまった。依頼された字数より相当少ないが、まあこれで許してください。
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平成13年4月19日
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すっかり忘れていたが、M団音楽堂演奏会の挨拶文を書かなくてはいけない。毎年定期演奏会と音楽堂演奏会の2回、代表の挨拶ということで書いているわけだが、正直言って書くことがない。要は聴きに来てくださってありがとうございます、どうぞごゆっくりお楽しみ下さいという主旨なのだが、それだけでは寂しいものだから、いろいろ枝葉をつけなければいけないこととなる。本来なら半年間なりのM団の活動を振り返ってお客様にご紹介できればいいのだが、活動といってもそれほどご紹介できるものもなく、毎週の練習が活動そのものだけに、特に書くこともない。そうなると今回の演奏会のねらいというか、テーマというか、聴いていただきたいポイントをさらりと分かり易く解説できればいいのだが、いままでの演奏会はこれといってテーマもなく、ただ歌いたい曲を並べて無理矢理あとから理屈をこじつけていた訳で、これも大変難しく、結局「今回も盛りだくさんのプログラムになりました」と訳のわかったようなわからないような表現になってしまう。もうちょっと気の利いた文章がかければいいのだが、それだけの才能もなく、知識もない以上、今以上のことはできない。それでも今年の音楽堂演奏会は、はじめてテーマ(イギリスの合唱音楽)のはっきりした演奏会なので、いつもよりは書きやすいかもしれない。
1昨日、昨日と、購入品の不具合処理のため、米国よりエンジニアが来ていたため、そのお相手でかなり疲れてしまった。でもそのおかげで、彼らも自分たちのミスを認め、解決策もみつかったので、やれやれというところ。明日1日と来週5日間を乗り切れば、待望の連休突入! 連休後が大変なのはわかっているのだが、あまり先のことは考えずに、がんばろう。
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平成13年4月16日
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最近月曜日に前日の疲れがのこるようになった。年のせいだろうか? M団の練習は日曜日の午後と決まっており、ここ10年以上かわっていないのだが、ア○ナミンのお助けをかりないと、1日もたないような気がする。
昨日の練習は結局すべて小アンサンブルの練習となってしまった。おかげで私個人的には、かなり充実したいい練習ができたように思う。合唱に限らず音楽の練習は、本当に手間暇のかかる作業だ。一つ一つの音を少しずつつくっていく過程は亀の歩みのようにまどろっこしい。でもそれを我慢しなければ、いい音にはならないし、またいい音楽にもならない。結果ばかりを性急に求めないで、音楽をつくっていく過程をもっと楽しめるようになると、いいのだが・・・・ 時間が限られていること、個々のレベルがまちまちなことを考えれば、なかなか思うようにはいかないが、アンサンブルする楽しさが少しでも感じられる音楽に仕上がれば最高である。
昨日は男女各1名の方が練習を見学に来られ、入団していただけるようだ。ありがたいことである。M団の場合、どこといって合唱団の横のつながりがないため、入団される方は、1匹狼的な存在の人が多いようだ。それだけに熱心に続ける人が多く、出入りが少ない代わりに固定メンバーでやっていけるという利点がある。団員の確保はどこの合唱団にとっても頭の痛い問題ではあるようだが、結局なるようにしかならない(もちろん団員募集の宣伝効果はそれなりにあるとは思いますが)と諦めて、現有勢力でいかにいい音楽をするかに集中したほうがよさそうだ。
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平成13年4月14日
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気がついてみれば、4日もこの日記をさぼっていたことになる。書く暇もないほど忙しかったわけではなく、取り立てて書く話題がなかったということだけ。それにHPで公開するとなると、あまり本音をあからさまにかくのもはばかれるし。でも見ている人(誰もそんなに楽しみにしてみているとは思えないが)にとっては、いわゆる「秘密の暴露」がとても待ち遠しいのだろう。
ざっと振り返ってみると、木曜日(12日)は、会社の歓送迎会。例によって4月は人事異動の季節で、何人かの異動があったためお決まりの歓送迎会となった。一人は産休明けの復職であったが、何故かもとのところに戻れずに、いきなりちがうところに異動となった。我が社はさすが大企業だけあって、働く女性には極めてめぐまれた職場ではないかと思う。産休はちゃんと1年とれるし、その間も給料も何割かはでるらしい。それに肩たたきにあうこともなく、結婚しても、産休をとっても、ちゃんと会社に戻ってこられるのである。もちろんその間、人の補充があるわけではなく、まわりでカバーしていかなくてはならない。子供をかかえた女性が、心おきなく働くことのできる環境を整備していくことは、これからの日本にとって大変大切である。現状はそのあたりの整備がきわめて貧弱であるために、おおきな負担を女性に背負わせているのは事実であろう。子供のいない私がおおきなことは言えないが、男性がもっと育児に関わっていくことも重要だろう。制度としては男性にも育児休暇をとれることになっているようだが、とても正面切ってとれるような環境ではない。そのあたりも今後社会が十分理解を示していかなくてはならないだろう。ただどういう事情があるにせよ、やはり仕事をしていく以上それなりのプロ意識をもっていただきたい。できれば勤務時間中に育児の話でもりあがるのだけはやめてもらいたいと、いつも思っているのだが、残念ながらとても当事者に注意するほど、わたしには勇気がない。
USAは先週金曜日あたりから、復活祭の休暇が始まっているらしく、情報がとりにくくなっている。来週の月曜日あたりまで、尾をひきそうで、どうしようもないだけに、よけい仕事の上ではやっかいである。
おやじの独り言でも書いたが、日本版のCD紹介雑誌「グラモフォン」がなんと1年で休刊となってしまったので、今は英国より本場の「Gramophone」を取り寄せて毎月購読している。当然どこをめくっても英語しかでてこないので、ちゃんと読もうとするととても疲れる。だからいつもぱらぱら眺めているだけなのだが、先日届いた5月号の記事のなかに、英国の夏の音楽祭が特集されていたので、少し興味をもって読んでいたところ、今回M団音楽堂演奏会で演奏する、Jonathan HarveyやJonathan Doveの曲があちこちにでていてちょっと驚いてしまった。私自身は今年になって初めて知った作曲家だったが、英国では結構注目されている現代作曲家のようだ。なんだか少しうれしくなってしまった。
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平成13年4月10日
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2日間日記をお休みしてしまったが、こういこともあろうかと、気まぐれ日記という名前になっている。
日曜日はM団の練習、久しぶりのO先生の練習だったが、相変わらず男声は少なく、ひょっとしたら今回の演奏会は、ここ数年でもっとも男声の少ない演奏会になるかもしれない。仕事ででられないと言われれば、それ以上なにも言えないが、週に1日、演奏会にいたっては年に数回のことだけに、なんとかならないものか、と思ってしまうのは私だけなのでしょうか? とにかく現有勢力でやらざるをえないのだから、なんとかお客さんに恥ずかしくない演奏をしなくてはいけない。予想通りアンサンブルと男声/女声合唱の練習不足が明らかとなり、これからの課題といえようか? 時間があるようで実はそんなになく、少々あせってしまう。
練習後K君のリュート伴奏で歌うアンサンブルの練習を、T家のピアノ練習室で、約1時間ほど行う。なんとか止まらずには歌えるようになったが、アンサンブルがまだまだ、リュートとの一体感もまだ十分とは言い難く、あと数回は練習しなければいけない。でもリュートをいれるとなんとなく風雅な感じがするのは何故だろう。ひょとしたら今回の演奏会の目玉かもしれない。
ところで土曜日に定演用に選んだ曲をO先生に聴いていただいたところ、予想に反して「ナイス、チャレンジ!って曲だね」といわれてしまった。つまりM団には難しすぎるということか? むしろ曲そのものより、その曲が収録されているCDに興味がおありのようだった。Mちゃんには4月中に定演の曲を決めてほしいといわれているが、この調子ではたぶん無理だと思う。
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平成13年4月7日
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朝から絶好のお花見日より。いつもの通り午前中はのんびり掃除。外のぽかぽか陽気がそうさせるのか、いつものようにしゃかしゃかとはいかない。それでもどうにかお昼頃までに終え、お昼ごはんどうしようか、なんて話していると、M団アルトの御大よりTEL、なんでも練習テープをつくるための楽譜をかしてほしいので、今からお邪魔したいとのこと。午後はしばし3人で、定期演奏会の選曲についてあれこれお話をしたり、CDをきいたりして過ごす。
実は午前中掃除をしながら、聴いていた曲にO先生好みのちょっと変な曲を発見! 以前女声合唱でやった曲に雰囲気が似ており、プログラムに変化がついておもしろい、と思ったもので早速御大に聴いていただいたところ、「私には?????」とのご感想。確かに難しそうで怪しげな雰囲気の曲だけれど、聴いている方はおもしろいと思うのだが・・・。とにかく楽譜がないことには始まらないので、早速いつもお世話になっているパナム○カさんにメールで問い合わせ。夕方早速お返事をいただき、「出版社はわかりましたが、取り引きしたことがないので、おとりよせできるかどうかわかりません」とのこと。とりあえず待つことにする。明日はO先生の練習なので、O先生にきいてもらおう。私の予想ではきっと「おもしろい、これやりましょう」と言っていただけるはずなのですが・・・・
夕方お買い物ついでに、桜見物。この地方では有名な境川の桜を見に行く。丁度満開で、とても美しい。沈む夕陽とのコントラスト、満月に近いお月様、どれも桜の花にはよく似合う。そのうちHPでもその様子を拝見できるはずです。デジカメでパチパチやっていましたから。
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平成13年4月4日
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今日は、B社よりお客さん。午前中ミーティングをして、昼食をともにする。USAからのお客さんなので、当然英語。私はそれほどというよりほとんど英語には自信がないが、なんとか単語を並べさえすれば、通じるものだ。それに相手も私の英語力をよく知っているので、ゆっくり分かり易く話してくれるのでとても楽。今回は韓国出張の帰路、立ち寄ったとのことで、さほどさしせまったトピックもなく、なごやかなミーティングとなった。でも今年は懸案事項があってこれからはそうもいかない。気の重いことだ。
わたしがうつしたのかどうか知らないが、つれあいが風邪で具合がわるそう。今日も半日で帰ってきたとか。花粉症もすこしまじっているかもしれない。そういえば夜中に地震があった。ほとんど感じなかったが、朝新聞をみてみると静岡で震度5強とか。最近あちこちで地震が頻発している。東海大地震はいつかくると言われて久しいが、昨日の地震はそれとは直接関係ないそうだ。とにかく地震は前触れなくやってくるから防ぎようがなく、恐ろしい。地震予知の研究もすすんでいるようだが、こればっかりは運命としかいいようがないようにも思う。
おっと合唱の話題がないのも少々さびしいので、少しばかり。
そろそろ定期演奏会の選曲を考えなくては、といっても何曲かは決まっている。ピッツェティの「2つの合唱曲」、ヴェルディの「主の祈り」(今年はヴェルディ没後100年の年)、スカルラッティの「STABAT MATER」 これには、オルガンとチェロがつきます。あとはI先生の曲が未定、それにあと少し増やしたいと思っている。昨年のように、どれもメインステージなんてことにはならないようなプログラミングにしたいのだけれど、どうなることやら。それにしても選曲ほど楽しいものはないけれど、これほど結論のだしにくにものも、またない。
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平成13年4月1日
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午後からM団の練習。今日はI先生の練習日のため、岐阜羽島まで先生をお出迎え。いつものように「Sがみ」で昼食をとり、1時過ぎに練習場へ。正直びっくりするほど人が少なかった。昔といってもほんの2年ほど前は、先生の練習というと、ほとんどみんな顔をみせていたように思う。最近いろんな事情があるとはいえ、少しルーズになっているのではないか。先生に対する思いやりが欠けていると同時に、合唱そのものに対する姿勢にひたむきなものが感じられないのが少し寂しい。
結局男声はベース3人 テナー3人といかにもおそまつな出席であった。(I先生ごめんなさい)それでもいやな顔ひとつせず熱心に指導してくださる先生には頭がさがる。私自身はなんとか声もほぼ回復し、十分に練習することができたが、人数がいればもっと余裕をもって練習できるのに、と四六時中考えながらの練習であった。とにかく練習にこないことにはどうしようもないわけだから、せめて先生の練習の時ぐらいは、練習にきてもらいたいものだ。帰りの車中では、先生から、「思ったよりできがいいので、安心しました。声も安定していたし。本番まであと2ヶ月あるので、本番がとても楽しみです。」とのありがたいお言葉を頂戴した。でもよくよく考えると、先生の思っておられた出来がどの程度かまったくわからない以上、手放しで喜ぶ訳にもいかない。かなりひどい状態を予想されていたとすれば、この程度ではまだまだということかもしれない。いやきっとそうだ。それにもっと重要なことを忘れていた。そう今日はエイプリルフール。ということは・・・・・・。
さあもっと練習しましょう、皆さん!
帰宅したらM団のMちゃんよりメール。いっそのこと女声合唱団にしますか?なんて過激な発言。やはり彼もかなり頭にきているらしい。彼のような人がいるからこそ、今までM団は持ちこたえてきたのです。今日練習にこなかった団員の皆さん、よく肝に銘じて反省してください。来週はO先生の練習ですぞ。
なんだかぐちばかりになってしまった。来週の練習後は、さわやかな気持ちでいたいものだ。
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平成13年3月31日
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土曜日の朝といっても、ほぼ普段通りに目が覚めてしまうのには、まいってしまう。なんだかとても損した気分だ。昔は午前中ずっと寝ているなんてことも平気でできたのに、やはり年をとったせいなのだろうか?
午前中いつも通り部屋の掃除。これはなぜかわたしの分担となっている。とくにこまめに掃除しているというわけではなく、それこそワンパターンの掃除の仕方で、はたしてこれできれいになったのだろうか、と時々思ってしまう。でもやらないよりはやったほうがましにきまっている、と自らを納得させては、掃除機をかけていると言った具合。
我が家は2人と一匹の猫しかいないきわめてシンプルな家族構成ではあるが、なぜか家中ものがあふれており、結構広さはそこそこあるはずなのに、なぜか狭いのである。整理整頓といっても、なにか捨てるということをせずに、整理用の家具をかってきて整理すると言った具合だから、結局だんだんと部屋は狭くなっていく。今日はある理由から本棚を移動した。というのも我が家ではいま壮大な長期部屋の模様替え計画が進行中で、その第一弾として今日の本棚移動となったわけである。ではなぜ今模様替えなのか? それはある大型家電購入のためにどうしてもスペースをつくらなくてはならず、そのために着々と準備を進めている・・・と言うわけである。しかし肝心の購入時期が決まっておらず、というのも資金計画がたっていないためなのだが、それでもなにかしないと雰囲気がもりあがらないというか、買う気にならないというか、つまり最後の決断を促すために、模様替えをしているようなものである。
本棚の移動といっても、そう簡単ではなく、まず本棚にはいっている本を全部出すわけであるから、これは結構大変な作業である。でもいろんな発見があってまたおもしろい。最大の発見は、司馬遼太郎著「翔ぶが如く」を2回買っていたこと。全部で10巻あるのを、過去に読んだことはすっかり忘れていて、また買っていたことが判明した。CDではよくあることだが、本でもそんなことをしているとは。それに単行本で買ってよんでいた本が、文庫本になってまた買ってよんでいたなどというのもあった。本など読んだらさっさと捨てなさい、とおっしゃる人もいるが、わたしにはとてもできない。でも今回は思い切って何冊かは捨てることにした。おかげで少し本棚に余裕ができたのだが、そのうちまたすぐに一杯になるのだろう。いつまでたっても我が家の生活はシンプルになりそうもない。そのうちものがはいりきらなくなって、家そのものを買い換えることになるのだろうか?
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平成13年3月30日
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桜の花がちらほら咲きかけたと思ったら、ここ数日急に寒くなって、開花も少し足踏み状態といったところ。来週あたりが見頃になるのだろうか?
それにしても桜の花ほど季節感を強く感じさせてくれるものはないのでないか、と思う。春そのものを待ちこがれる気持ちが強いだけに、いっそう桜の花が私たちの心を強く惹きつけるのかもしれない。最近は年がら年中いろんな野菜や果物が店頭にならんでいるので、どれが旬のものかわからなくなってしまった。食生活の面では確かに便利にはなったのだろうが、もうほとんど野菜や果物の季節感というものは、薄れてしまっている。それだけに、せめて季節感を花に求めて楽しむことだけは、忘れたくないと思う。
今日からプロ野球セントラルリーグのペナントレースが開幕する。アメリカ・メジャーリーグもまもなくだろう。今年はイチロー・新庄といった選手がメジャーで活躍するかもしれないということで、日本のプロ野球よりメジャーリーグの方に関心が集まっているようだ。アメリカにとって野球は国技とおなじだそうで、従って野球そのものを侮辱するような派手なパフォーマンスは嫌われるらしい。もちろん審判に文句をいうなんてもってのほか。その判定に首をかしげる動作さへブーイングの対象となる。国技であるからこそそこまで厳しいのだろう。日本で言えば相撲のようなものだから、確かに力士が行司に文句をいっている光景はみたこともないし、勝ったからといってはしゃぎ回る力士もいない。
でも野球の審判はたとえ誤審しても、とくに日本の場合には、それを認めようともしないし、反省すらしていないようにみえるのに対して、行司は差し違えをしたら、ただちに進退伺いを出すといった潔さがある。そのあたりが、同じスポーツといっても伝統の違いがあらわれるのであろうか。もっとも相撲界もいろいろ黒い噂が飛び交っているようだし、必ずしも「伝統がある」ことがいいことばかりとは限らないようだ。それに誤審したからといって、辞めなければいけないようなら、そのうち審判がいなくなってしまうだろう。要は人間のやることだから、たまには間違いがあっても仕方ないぐらいの器量も必要ではないか?
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平成13年3月28日
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O先生より音楽堂以降の練習日程についてのメール。韓国演奏旅行はかなり楽しかったらしい。どの程度本当かわからないが、本人はかなり韓国の合唱団の人にもてたらしい。(たぶん女声団員だろう) 今度の練習の時にはまたいろんな自慢話がきけるに違いない。それにしてもどうして指揮者ってこうおめでたい人種なのだろう。ある意味孤独な仕事だけに団員とコミュニケーションをうまくとれた時はきっと嬉しいのだろう。なんとなくわかる気もする。
パスポートが5月できれるので、更新のための住民票を近くの市民サービスセンターに朝とりにいった。いつも思うのだが市民サービスセンターってどうしてああものんびりした雰囲気なのだろう? 公務員ってどこも似たようなものなんだろうか? そうであれば明らかに人員過剰である。少なくとも半分に減らせるはず。恐らくああいったたぐいの役所は全国いたるところにいっぱいあるのだろう。たぶん公務員自身もなんとなく気がついてはいるのだろうが(その無駄さかげんに)、表だって口にできないのかもしれない。合理的であることがすべて善であるとは思わないが、一度お役所は公共事業の無駄もさることながら、もっと身近な仕事そのものを見直していくべきだろう。
またなんでもかんでもお上に頼ってなんとかしてもらおうとする住民そのものの意識も変わらなくてはいけない。自分の始末は自分でつけるといった潔さが失われてしまって、とにかく人に責任をおしつけることしかしなくなった今の時代は、私にはどこか間違っているように思えてならない。権利を主張することと義務をはたすことのバランスが崩れてしまった現実をなんとか立て直さないことには、本当に日本の将来は危ういのではないか、と心配になってしまう。
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平成13年3月27日
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今年度もあとわずか。決算関連でバタバタするかと思いきや、意外にあっさりとけりがついた。もちろんあと数日はなんだかんだとあるだろうが、まあ山は越えたというところか。
お昼は、N社のHさんとトンカツを食べにいく。もちろんおごり。接待といえばいえなくもないが、そんな堅苦しいものではなく、ちょっとお茶する感覚。年に数回といった程度だから、これくらいは許されるだろう。
年度替わりで、テレビ番組はどれも特別番組ばかり。来週からまた一気に新番組が始まるのだろう。そのあおりで、先週は最終回の番組が多かった。大好きだった番組が終わるのは寂しいものだ。そのなかでも「ムツゴロウの動物王国」は大好きな番組のひとつでほとんどかかさず見ていた。だいたい私は動物もの、旅ものが好きで、その手のテレビはよく見る。別にどうということはないのだが、やっぱりかわいかったり、美しかったりするものは、素直に感動できるからだろう。もちろんなかにはやらせの部分があるにはあるのだろうが、それでもつまらない政治のニュースよりずっとましなように僕には思える。
ある意味政治の世界は、最大のやらせといえるのではないか、と思ったりする。いっそのことマスコミが一切政治のことを報道しなくなったら、そのとき初めて政治家の皆さんは真剣に反省するのではないか。次の総理にだれがなるとか、選挙の話とか、一見高尚な話のように思えて、その実週刊誌のゴシップと程度はほとんど同じである。その証拠に最近の「週刊Pスト」とか「週刊G代」のトップ記事は政治の話を、おもしろおかしく書いている。まさに国民はその程度の話しとしか思っていないのである。そう思うと政治家もあわれ、一種“はだかの王様”に似てなくもない。またそういう政治家しか国民の代表として選ぶことのできない国民もやはりあわれであり、そういう国民で形成されている日本もまたあわれである。
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平成13年3月26日
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朝から決算関連の問題でバタバタ。今週はこの問題で頭を悩まされそうだ。
合宿終了。人数は思っていたほど少なくはなかったが、泊まりがたったの9人では、果たして合宿する意味があるのかどうか? 確かに子供の問題とかあるのは確かだが、別に泊まらなくてもといった印象が強くなっているのは確かかもしれない。もちろん練習さえ十分にできればそれでいいのだろうが、アマチュア合唱団はただそれだけではないようにも思う。なによりやっぱり人間関係のしめる位置が大きい。どんなに合唱がすきでも、人間関係がうまくいかないところで楽しくやっていけるわけはないだろう。そういう意味で少しM団はそのあたりに淡泊な人が多いのかもしれない。
先週からの声の不調が完全になおっておらず、個人的には欲求不満の状態ではあったが、アンサンブルを除けば、一通り音楽堂演奏会の曲は通るようになったし、まずは所期の目的達成といったところか。あと4月/5月の練習は先生の練習が多くなるだけに、歌い込みと音楽づくりに重点がおかれることになるだろう。
それにしてもつくづく団員の間の実力の差をどうしてうめればいいか、悩ましい問題である。古くて新しい問題というか、常に問題になってはいるものの、結局有効な解決策がないまま、ずるずるきてしまっている。確かにこのままではいけないのだろうが、かといってどうしようもない。とくにアンサンブルの練習では、人数が少ない分、実力差がストレートに音楽にでてしまうだけに、逆にアンサンブル本来の目的である自発性を殺してしまう結果になりかねない。演奏会で披露する以上、お客さんに恥ずかしくない演奏をきいてもらいたい、またそうしなければお客さんに失礼である。来年以降、音楽堂演奏会をどうするか、そろそろ考え直す時にきているのかもしれない。
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平成13年3月24日
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竹原中のお返事がI先生よりはいる。11月4日がいいとのこと。早速J子にTELし竹原中への連絡をお願いする。今年はこれで、8月の東混演奏会への賛助、11月の竹原中、12月の定期演奏会と、昨年より少し忙しくなりそうだ。もちろんR友会よりずっとましだけれどね。
それにしてもR友会のスケジュールは最近ますます厳しくなっているように思う。あんなスケジュールで果たして満足のいく練習と演奏が可能なのだろうか?まあ人数が多いからやっていられるようなものの、とても単独のアマチュア合唱団がこなせるスケジュールではないことは確かだ。
これから合宿・・・といっても車で10分足らずのところだけに、なんだか合宿といった気分がしない。それに今回は出席者も少ないようだし、私自身も声が満足にでないし、まあのんびりやりましょう。はやめに音楽堂以降の先生の練習日程を決めたほうがよさそう。特に竹原中がはいったことで、忙しいI先生の練習日を確保しなくては。もちろんO先生もだが、こちらは決めてもあとでころころ変わるので、これまた困ったもの。とにかく来週中にはなんとか決めてしまいましょう。
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平成13年3月23日
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喉の調子の悪さが気にかかる1週間であった。とうとう水曜日には会社帰りに医者に直行。それほど調子が悪かった・・・というより声が満足にでないイライラからはやく解放されたいという気持ちが強く、医者にいったというわけ。案の定、喉のなかになにか薬をぬられ、そのたびにゲーといっては、医者と看護婦に「おおげさね」といって笑われる有様。でもやっぱりあれは耐えられない。そのあとお決まりの吸入と注射を一本うってもらい、医者のつくってくれた処方箋を薬局にもっていき薬を山のようにもらい。家路につく。
今日はそれから2日後ではあるが、まだもちろん満足出来る状態ではないにしろ、かなりましになった。でもつくづく声がでないというのは不便なものである。仕事では沈黙を続ける訳にもいかず、無理して声をだそうとするのだけれど、やっぱりどうしても口数もすくなくなるし、まず第一に話すのが面倒になってしまう。極端に電話の回数が減ったのがその証拠。でも最近は便利なもので、メールという手段があるから、たいていはそれでことがたりてしまう。この1週間ほどメールのありがたさを痛感したことはなかった。
それにしても、明日から合唱団の合宿。かなり回復したとはいえ、話すのと歌うのでは声帯にかかる負担が格段に違う。残念ではあるが、今度の合宿は歌うのはあきらめて、前で振り役に徹しよう。たまには歌わない時があってもいいよね。でもきっと欲求不満がたまるだろうな。もう少し回復するまで我慢、我慢。
下呂の竹原中より演奏会の依頼があった。M団の都合のいい日を演奏会にし、また文化祭にするとのこと。ありがたいお話である。2年前は国民文化祭の前日で、なんだかあわただしい時間だったように思ったが、今回はそれもないので土曜日から下呂温泉にでも泊まってゆっくりできそうだ。おっと肝心の演奏会はちゃんとやらなくっちゃね。中学生に楽しんでもらえるようなプログラムを考えて。I先生はこういうの好きそうだし、いろいろ考えてくださるからとても助かる。早速スケジュール調整の連絡メールを発信。はやくお返事こないかな??
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平成13年3月20日
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風邪で調子が悪い。特にのどの調子が最悪。声が昨日からほとんどでなくなった。やっぱりのどが痛いのに、無理して日曜日歌ったのがいけなかったようだ。土曜日から4連休というのにまったく楽しいことはなにもなく、これといってなにかをしたわけでもなく、本当にもったいない休日にしてしまったものだ。体調がよければ、昨日今日とどこかへ遠出することもできたのに。ここ数日ととても暖かい。本当に春本番と言った感じ。桜のつぼみも一気にふくらむことだろう。今年はさてどこの桜をみにいくか?
パソコンをもっと活用しなくては・・・といつも思うのだがなかなか十分使っているとは言い難い。でも世間一般的にはそういう人が多いのだろう。パソコンは買ったけれど、さてなにに使うかといったら、年賀状作成ぐらいがせいぜいで、あとはインターネット・メールぐらい。昨今のパソコンの機能充実には驚かされるばかりだが(また価格低下にも)、はたしてそんなに機能を充実させなくてはいけないのだろうか? パソコンおたくにしかわからないような用語をたくさんならべ、店頭にいけばいかにもおたくっぽい人が、立て板に水のごとく説明してはくれるのだが、客のほうはその十分の一もわからず、仕方なくわかった振りをして、たいして商品比較をするでもなく、買ってしまう・・・そんなパターンが相も変わらず繰り返されているのが現実ではないか?
IT革命が、あたかもこれからの経済のキーワードかのように言われているが、果たしてその内容を正確に説明できる人がどれだけいるのだろうか?極めて怪しいものである。結局バブル経済とおなじように、よくわからないまま突っ走った結果、とんでもないことになっていた・・・とならないように、少しずつでいいから、自分の頭で理解していくことが重要ではないか?
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