おやじの独り言

21世紀もM団をよろしく!  (H13.1.6)

 皆様、あけましておめでとうございます (少々遅すぎる感がなきにしもあらずですが)

今年の正月休みは異常に長く、なんと10連休なのであります。そんなに休みがあるのだったら、どこかに旅行にいくとかすればいいのですが、特に今回はその予定もなく、毎日ウダウダと過ごしております。休みもあと3日。こんな精神状態で会社に行って、果たしてちゃんと仕事ができるかどうか、はなはだ不安ではありますが、今は先のことはとりあえず考えないことにして、このグウタラな毎日をエンジョイすることにしましょう。

 さて、昨年のM団の定期演奏会について、各方面から暖かいご意見やら、ご声援をいただき、歌った側としては、大変感謝感激しております。あまり私は自分達の演奏を聴くことはしないのですが、とりあえず録音は一通り聴いてみました。演奏する側が言うのもなんですが、一言で言えば、比較的よくまとまった演奏になっていたように思います。昨年は行事が少なく、その分じっくりと練習できた成果が演奏に反映されていたということでしょうか? ただやはりプログラムが欲張りすぎの感は否めず、声に疲れがみえる(聞こえる?)のは大きな反省材料のひとつでしょう。今年は、もう少しコンパクトなプログラムになるよう考えることにします。(・・・といってもすでに定演の選曲は、なんら昨年の反省がいかされていないような気が・・・・)

 合唱団の個性はその選曲にあらわれるとよくいわれますが、M団の場合、残念ながら選曲そのものに全くポリシーがない(←要はやりたい曲をただ並べただけ)ため、個性がないのが最大の個性といえるでしょうか? いつも選曲をする時には、なんとかポリシーを持ってやらないと、とは思うのですが、結局いつもその願いは叶わず、なんとも雑食性の強いプログラムになってしまいます。今年は心機一転、6月の音楽堂演奏会、12月の定期演奏会とも、今のところ明確なポリシーにそって選曲しており、今年こそは、お客様に一貫性のあるプログラムをお届けできるのではないか?と密かに期待しております。(とはいっても音楽堂演奏会のほうは、ほとんどまだ選曲ができていません。O先生、早く決めてくれ〜っ!) 

 でもどんなに素敵なプログラムでも、肝心の演奏がお粗末ではどうにもなりませんので、どんな曲でもいったんやると決めた以上、しっかり練習しなくっちゃね♪ ということで、今年もM団の演奏会に是非お運びいただきたく、よろしくお願いします。具体的なプログラムは、M団公式HPをご覧下さい。近日中公開予定です。(・・・と書いておいてO先生にプレッシャーをかけるのだ)

 明日は、M団21世紀初練習 !新しい曲をやり始める時はいつもワクワクします。このワクワク感(?)を本番まで持続できれば、お客さんにいい音楽をお届けできるんじゃないかな? 音程やら発声やら克服すべき課題は確かにいっぱいありますが、いつも音楽に対して新鮮な気持ちで接することが、なによりも大切ではないかと思っています。

 この稚拙な文章を最後までお読みいただいた皆様にとって、2001年が素晴らしい1年になりますように。(・・・・ついでにM団にとってもいい年になるといいねっ♪)

妻の独り言: ・・・ついでかよっ。。。。。。じゃあついでに・・・O先生、ここを読んでないかもよ♪

CD雑誌休刊!!
  ほぼ半年ぶりの独り言です。
今回も合唱CD収集のお話をさせていただきます。前回お話しましたが、私めが長年ひいきにしておりました、CD通販のべルトランが、なぜか営業休止してしまい、すっかりCD収集の熱がさめてしまいました。それでも毎月レコード芸術だのグラモフォン・ジャパンといった雑誌を買っては、密かに購入したいCDをチェックしておりました。あとは、どこから買うかだけ。インターネットでいろいろ調べましたが、どこも一長一短で、小生のハートをググッとつかむ通販はなかったわけであります。そうこうするうちに、またまた悲しい知らせが・・・・なんとあの新潮社から出版されていた、グラモフォン・ジャパン今年一杯で休刊になるとのこと。発売開始して1年で休刊という、なんとも短い命であります。実は小生密かにこうなるのではと心配しておりました。というのも発刊当初は、こんな田舎でも少し大きな書店へ行くと必ず置いてあったのですが、ここ数ヶ月というもの、どこへ行っても置いてなく、はては映画の雑誌に混じっておいてあったり、店員さんに聞いても「うちでは扱っていません」とけんもほろろだったり、とその扱いは、それはそれは悲しいばかりでありました。{これではダメだ、もう出版社から直接購入することにしよう!}と決意したばかり。ですから突然の休刊宣言に小生はまたまたベルトラン営業休止と同じショックをうけ、一度盛り上がりかけたCD収集の熱がまた冷めてしまいました。
 どうして、こうなるのでしょう。巷には、パソコン関係の雑誌は山のようにあり、それぞれ栄枯盛衰はあるのでしょうが、一向に減る気配はありません。女性向け雑誌しかり、週刊誌しかりです。それに比べれば、クラシック関連の雑誌のいかに少ないことでしょう。CD関連の雑誌にいたっては、グラモフォン・ジャパンが休刊となれば、まさにレコード芸術1冊となってしまいます。
 でもこんなことでへこたれては、いままでの苦労が水の泡?? 一念発起、今までチェックしていたCDを一気に注文することにしました。(といっても懐具合と相談しながらですから、少しずつではありますが)・・・で、どこに注文したかって? いろいろ迷った末、地元岐阜県の某クラシック専門のCD屋さんのGさんです。(結構価格が安く、こんなことでやっていけるのかな?と少し心配になってしまいます。) 早速7枚が先日到着、近々11枚到着する予定。久しぶりにどんな曲だろう、どんな演奏だろうとわくわくできそうです。でも合唱のCDってまともなのがきわめて少なく、ほとんどが期待はずれなんですがね。そんな中でもたまにいい曲に出会えると、うれしくなって楽譜をとりよせたりして、いつの日か自分達で歌える日を夢みてしまうのです。単純ですね、わたくしって。

妻の独り言: 私も結構グラモフォン・ジャパン星座別[今月、あなたが聴くべきこの1枚]のコーナーがお気に入りでした。占い自体がよく当たっていたし、その月の運勢によってどんなCDを聴けばいいかなんて、とても洒落てたから。おやじへ:早く「おやじのCD目録」作って!!!

○ルトラン営業休止!?
まえおき:エーッ、皆様、いつもは我が愚妻のHPをご覧いただき誠にありがとうございます。内心では皆様の貴重なお時間を無駄にしてしまっているのではと申し訳なく思っております。なんですか、先日は半年で5000アクセスを突破いたしましたようで、これもひとえに皆様の暖かいご支援のお陰と感謝しておる次第でございます。「おやじのCD目録」も現在ソフトを変えてデータ化しておりますので、もう暫くお待ち下さいませ。

さて、小生、合唱CDを収集するのを密かな楽しみにしておりますが、ご承知の通りこの手のCDは町のCD屋さんには、ほとんどおいてなく、必然的に通信販売を利用することとなります。毎月私めは「レコード芸術」「Gramophone japan」といった雑誌を熟読し、めぼしい合唱関係のCDをみつけては、○ルトランというCD通販専門会社を長年のパートナーとして、せっせせっせとCDを購入し続けてまいりました。今ではその数が1000枚を超え、おおいに私の所属する合唱団の選曲に役立ったと自負しております。(少々自分自身を慰めているわけでもありますが)
今月もそろそろ頼まなきゃと思いつつ、でも先月少し買いすぎたからなあ 今月は控えめにしようなどど、思いをめぐらせていたところに、昨日1通の電子メールが届きました。

「突然ですが6月9日をもって○ルトランは営業を休止させていただきます。長い間のご愛顧まことにありがとうございます。」

なにっ!? 営業休止っ!? それってつぶれたということ?????
どうしてぇ? どうしてぇ? どうしてぇ? ・・・・・・

小生しばら開いた口がふさがりませんでした。あまりにも一方的すぎるではありませんか。(じゃあ、営業休止してもいいですかっていちいち顧客におうかがいたてるのかい?) 確かに世間には不況風が吹いておりますし、どこも経営が苦しいのは仕方ないとはいえ、こんなに身近に不況の影響が及んでいるとは!!! でもCDなんてそんなに好不況に関係ないように思うのですがねえ。むしろ不況で外にでる機会が減っている分、家でゆっくり音楽でも、といった安上がりな楽しみ方が増えるような気がしませんか? ともかく小生にとって青天の霹靂とはまさにこのことで、どうしよう、どうしようと狼狽えるさまを家内に笑われながらも、いまだにこの梅雨空のように憂鬱な気分です。(ウツウツ・・・ウツウツ・・・)
まさか小生がいつもマイナーなレーベルマイナーなジャンルばかりを注文し続けたことが、営業休止を招いたとは思いたくありませんが、もう少しみんなが注文しそうな、交響曲とかピアノ曲とか頼めばよかったかな?と少し反省しております。

それにしても、これから私のような変わった注文を暖かく受け入れてくださるCD通販会社を捜さなくてなりません。
誰かご存知ありません??

合唱団「松江」雑感
2000年2月11日から13日まで島根県松江市で行われた、合宿合唱講習会合唱団「松江」に参加させていただきました。今回で7回目となるこの講習会ですが、私自身は第1回の「松江」に参加して以来、今回で2度目の参加となりました。

今回はオール三善晃作品集ということで、とても3日間(実質15時間程度)の練習でこなせるプログラムとは思えなかったのですが、やはり全国から金と時間をかけて来ている合唱人だけあって、なんとかなってしまうものですね。練習時の集中力といい、曲に対する積極的なアプローチといい、なかなかこれだけの雰囲気を味わえるものではありません。そう言う意味で私にとっては普段とはまた違った充実した3日間を過ごすことができました。

昨年ピアニストの田中瑤子先生、合唱団あるの指揮者であった田畑さんといった、合唱団「松江」と縁の深かった方が、相次いでお亡くなりになったことから、今回の「松江」はテーマこそ「いのちのうた」ということではありましたが、このお二方への追悼という側面が強かったことは否定できません。事実最終日の演奏会では、ステージにお二人のお写真が飾られてあったことからも、それはうかがえました。勿論それをよくないことと、あたまから否定するつもりはありませんが、音楽そのものから得られる感動が、少々感傷的なものに邪魔されたのではないか、と感じたのは果たして私だけだったのでしょうか? 私自身はこの難曲ぞろいのプログラムと格闘することで精一杯で、テーマさえ十分に意識することができませんでした。しかし弁解するわけではないですが、私にとってまさに音楽と対峙している瞬間こそ「生きている」ことを確認できる時間でしたし、またそれはとても幸せな時間でもありました。このような素敵な時間を提供して下さった、神門さんをはじめとする実行委員の皆様に、深く感謝します。来年もスケジュールさえ調整がつけば是非参加させていただきたいと思っています。

合唱団OMP定期演奏会・私的鑑賞記
実に久しぶりに合唱団OMPの定期演奏会を聴かせていただいた。
平成12年1月22日 午後6時半から 場所は池袋の東京芸術劇場。
プログラムは事前に知っていたので、結構ヘビーなことは覚悟していたが、ヴィクトリアの6声レクイエム以外は割と楽にきくことができた。

ヴィクトリアの6声レクイエムは、約50分の長大な演奏。正直言って私には長すぎ、ヘビーすぎたようである。最初の30分はそれでもなんとか音楽に集中できたが、後半は歌詞と時計をなんども睨みながらの鑑賞となってしまった。まだ私にはこのレクイエムを聴き通すだけの精神力が備わっていない。まだまだ修行がたりないというところか? 演奏そのものは極めて自然にできあがっていたように思う。しかし後半は前半ほどの緻密さに欠けてしまったのは残念。私、個人的にはソプラノがバランス的に弱かったこと、音の移り変わりの際のわずかなポルタメント、ところどころのテナーの飛び出しが気になった。
この曲にかぎったことではないが、OMPの声が少し変わったかな?と感じた。(特に女声) これは私の勝手な思いこみかとも思ったが、終演後いろんな人が同じように感じていたようで、やはりOMPの声は確実にかわっているようである。ひとことでいえば、声がマイルドになったかな? これがいいのか悪いのか私にはよくわからない。ただ聴きやすいことは確か。

次に今はやりのブストの宗教曲の小品が3曲演奏された。
ヴィクトリアの後だっただけに、ほっとさせられたが、個人的には3曲目の「O magnum mysterium」以外は耳ざわりの良い、極端に言ってしまえばヒーリングミュージックのような感じを受けた。時々面白いハーモニーもきこえてくるのだが、今ひとつ心を引かれるものを感じないのである。以前にも何度か人に薦められてブストの作品をCDで聴いてみたが、大変申し訳ないがどうも私は好きになれない。それでも3曲目の「O magnum mysterium」は前の2曲とは違う、少し変わった書法で書かれているようでおもしろく聴けた。

三宅榛名さんの「混声合唱とピアノ+αのためのバラード」。 ピアノとポータブル・ハルモニウムは三宅さん自身による演奏。この曲は昨年のOMP委嘱作品で、今回は再演ということらしい。ひとことで言ってしまうと、よくわからない曲だ。プログラムの解説によれば、このバラードは言葉によって物語るのではなく、音声そのもの、その響きによって物語ろうとするものとあるが、響きそのものが私にはそれほど魅力的ではなく、それも同じパターンを何回か繰り返しているように聞こえた。合唱団は見ていて生き生きと歌っているようで、それはそれで大変好感が持てたのだが、肝心の音楽に今一つ精気が感じられず、何故か音楽にとけ込めない自分にもどかしさを感じながらの鑑賞となった。それでも、最後のポータブル・ハルモニウムの音色を聴いたとき、言いようのない懐かしさを感じ、確かに小さい頃どこかでこの音を聞いたような気がした。

最後のステージは久留智之さんの「混声合唱のためのハミングバード」 。この曲は1999年の隠岐ミュージックセミナー委嘱作品で、今回が全曲初演となる。さきほどまでの統一された衣装とはがらりと変わって、団員がそれはそれは色とりどりのかなり派手な衣装をまとい、ステージいっぱいに広がって演奏された。素敵で大変面白い曲、声のもつ魅力を十分に堪能させてくれる曲であった。また演奏も曲の魅力を余すところなく伝えるものであり、今回の演奏会のなかで初めてOMPの持つ熱気が感じられる演奏であった。そう、私の聴きたかったのはこれだ! と思った次第。もっと練り上げていけば、作曲者のいう「生命の喜びがはじける祝祭の音楽」になっていくのではないか。もう一度聴いてみたい曲であるし、また自分自身も歌ってみたくなった。

最後に蛇足の一言。ヴィクトリアのステージでは大きな花が舞台中央に置かれてあった。田中瑤子先生へ捧げるためのものであろうが、演奏会でそういうことをするのはいかがなものであろうか。確かに瑤子先生とOMPのつながりが深いことは十分承知している人もいるだろうが、やはり聴衆は瑤子先生に捧げるためのヴィクトリアを聴きにきているわけではなく、ヴィクトリアのレクイエムそのものを聴きにきているのである。団員一人一人が瑤子先生への想いを胸に抱いてステージに上がることは一向に構わないと思うが、それをああいう形で表にだしてしまうことに違和感を感じてしまったのは私だけなのだろうか。(勝手なことを言ってごめんなさい)

1年の計は元旦にあり
毎年新年になると、今年こそはあれをしよう、これもしたいといろいろ考え、まっさらの手帳に、いろいろ書き込んだりしては、一人悦に入っております。
結果は毎年惨憺たるもので、目論みの一割もできない有様。おかげでつん読状態の本はたまる一方、整理しなければいけないCDは増えていくばかり。時間がないと言い訳は決していたしません。時間は自分でつくるものですから。ですから今年はもう1年の計をたてるのは、諦めました。とにかく自然体で過ごすこと、これにかぎります。出来る範囲のことを出来るところまでやる、これが強いて言えば今年の1年の計でしょうか。
あ、そうそう合唱を続けること、これは1年の計の範囲外。何故ってこれだけは目標にしなくっても達成できる自信がありますので。
結局、人間好きなことは、意識しなくてもできるってことですかね?

はじめまして
はじめまして、このHP作成者のダンナこと<おやじ>です。ここでいろいろ独り言を呟いていこうと思います。ヨロシクお願いします。