番外編5 お静かにお暮らしくださいっ!!(平成13年7月)
ふーーーっ ついに14日、東海地区も梅雨明けしたそうですね。。。かあさんがそう言ってました。ところで「梅雨」って何?・・・・・雨が降ってばかりいる時季を「梅雨」って言うんだべ! 亜熱帯地方の雨季みたいなものよ(byかあさん) ふ〜〜ん、じゃあ「亜熱帯」て何?・・・ウルヘエなぁ。自分で勉強しなっ!!(byかあさん) 今年の夏は猛暑だそうです。。。僕たち猫族には辛い季節だにゃあ・・・だって、僕たちは人間のように皮膚から汗を出すわけじゃないんだもん。。。毛皮も着てるし。。。w
でもね、僕たちは本能で一番居心地の良い場所を見つけることができるんだよ。冬は日中なら南側の窓辺でしょ、それから、お湯がはってあるお風呂の蓋の上でしょ、パネルヒーターの真ん前なんか最高だね(←かあさんや父さんはボクの脳味噌が溶けるって心配してる。。。uuu)。。。夜はもちろん かあさんのお布団の中・・・かあさんに押しつぶされちゃうから長い間はいられないけど・・・はっ・・・その時は掛け布団の上、かあさんや父さんの足と足の間がちょうど身体の納まりが良くて気持ちがいいんだよね。。。。(ウウゥゥゥ 6.5sの漬け物石は重いぜ・・・byかあさん)
夏はね・・・やっぱり玄関かな・・・うちの玄関は北側にあるのでヒンヤリしてるんだ。それか、リビンから玄関へ出るドアのそば・・・ここは暗いし、クーラーの風も直接あたらないから気持ちいいんだよ。夏はどうしても朝早く目が覚めちゃうんだ。そしてまず、かあさんの所へ行ってニャーニャー(腹減った!)って鳴く。でもたいがい かあさんはスグには起きてくれないから布団から出ているかあさんの生足を「ガブッ!」って思いきり噛むんだ・・・すると「イタ〜〜〜イッ!」と叫んで絶対起きてくれる。「かあさん、メシくれ〜〜!!」 この時、かあさんは半寝ぼけ状態、尚かつ機嫌がメチャクチャ悪い。。。キャットフードを入れ水を取り替えてくれると、かあさんはまた眠ってしまう。時には寝室から閉め出しをくらうこともあるよ。。。w かあさん達が起きてくる頃にはボクはもうすっかり満足、、満足。。。だからリビングのドアの傍でゴロリ〜ンって長くなって寝そべってる。。。すると、かあさんと父さんはいつもこう言うんだ・・・「あっ、行き@れがいる。。。もぉ〜 通路のど真ん中で寝ないでよっ!」 ・・・二人とも働いているから朝はバタバタ。。。。。台所、洗面所、寝室、着替え部屋、、、どこへ行くにもリビングを通らないといけない・・・そっ ボクが寝ているところは家の中の要所なんだ。でもボクは知らん顔。。。どうぞ、跨いでいってくださいませぇ〜。。フニャ〜(眠て〜)
夏の夜は・・・ボクは夕方の食事が終わればまた眠くなる。。。そんな時は宵っ張りの父さんやかあさんより先に寝室へ。。。ベッドの足元にたたんであるタオルケットの上がボクの定位置。。。寝室は暗くて静で最高さ! ボクに寝場所をとられたとボヤクかあさんは どうやら最近はソファで寝てるらしいよ。 あれっ?去年もそうじゃなかったっけ? そそ、もう一カ所静で暗くて落ち着いて寝れる所があるんだ。。。それはね。。。押入れ!! 布団は気持ちいいし、誰にも邪魔されずに寝ていられる。。。不意のお客さんが来た時もボクはここへ逃げ込むのさ。。。へへへ。
あのね、みなさん、ボクの悩みを聞いてくれますか?
ボクは普段、昼間はひとりで誰にも邪魔されずに寝てるんです。ところが かあさんが会社から帰ってくると・・・・・もう騒々しいったらありゃしない! とにかくいろんな物を落とすんだ。ときどき落ちてきた物がボクにあたることだってある。昔、冷凍庫の氷が落ちてきてボクにあたってからというもの、ボクは冷凍庫の中のものをかあさんが取り出す「ガサッ」という音に弱いんだ。ボク達猫族は聴覚が発達してるから 人間には些細な音でも心臓が止まるかと思うくらいデッカク聞こえるんだからね。。。この間も かあさんが敷居で滑って「バタンッ」とさせた音にビックリして、そのまま5pくらい飛び上がってしまったじゃないかぁ。おどかさないでよ、かあさん! 本当に「お静にお暮らし下さいっ!!」だよね、まったくぅ。。。
(あのね、かあさんの友人夫婦が横浜の団地に住んでいるときの話なんだけど、、、そこの団地はフローリングと言っても当時、防音とかしてなかったみたいで、スリッパで歩く音さえも下の階に聞こえていたらしいんです。友人の家にはピアノもあったし、二人とも仕事で帰ってくる時間も遅いし、二人とも合唱をやっていて。。。つまりたまには(?)声に出して歌ってた?。。。ある日、帰宅したらドアに張り紙がしてあったんだって・・・「お静にお暮らしくださいっ!!」)
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