親記事投稿者【みきままさん】 2000/06/02(Fri)
…第4話の講義、センエツながら始めさせていただきます…
その前の1~3話まで序章的な雰囲気の後で、
この第4話から一気に物語は核心部に進んで行く事になります。
ここから私も完全にはまって行きました。
ポイントは、次の4箇所にあったのではないでしょうか?
(1) 「野上」に騙されていた事を知った理得が、それをまりあに相談する
(2) 理得に「野上」の正体を話す、佐伯
(3) 父を殺す前に理得に電話するユーリ(2人の会話のシーン)
(4) 父を射殺するシーン
(1)は、まりあが「おねいちゃんは、騙されたとは言え、その人の隠された優しさに引かれたんでしょ」
と、姉を励ます。ここは、第9話で親友の女医に同様に言われるシーンに続きます。
(2)は、佐伯さんの性格設定が一段と強く描き出されたシーンです。
そして、ここから3人の、最終回に向けての、関係が始まる大きなやヤマ場のシーンだといえると思います。
(3)は、もちろんこの回で、今後の2人の心をつなぐ事になるの大切なシーンです。
その一言一言がとても重要になっています。
(4)は、この回1番のクライマックス! ユーリと父の親子、そして人としての心情を描いたところです。
この時のセリフが、最後の最後まで大切になってくる事から、番組の序盤の最重要なシーンといえると思います。
以上が、第4話のあらましだと思いますが、
とにかく最終回に向けての大きなポイントがここに凝縮されているわけで、
この回の重要性はすごく強いと思います。
そして、あまりに感動的なシーンが多く、とてもこのシーンとは、ひとつに選べないのが私の感想です。
みなさんはどうですか? 以上第4話を担当させていただきました。
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