東京混声合唱団第178回定期演奏会
[極めつき20世紀合唱名曲選その2−新世紀、合唱の翼を世界に]
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2月21日(水) 19:00開演
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東京オペラシティコンサートホール・タケミツメモリアル
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指揮: 松原千振 大谷研二
合唱: 東京混声合唱団
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全席指定 S席:4000円 A席:3500円 B席:1000円
チケット取り扱い: チケットぴあ 03(5237)9990 他
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曲目:
リゲティ: Lux aeterna(永遠の光)[1966年]
ペンデレツキ: Stabat Mater[1962年]
トルミス: Incantatio maris aestuosi(大波の魔術)[1996年]
武満徹: 風の馬より<第1ヴォカリーズ><指の呪文>[1961年]
ボディ: Carol to St.Stephan(聖ステファンへの讃歌)[1975年]
マクレーン: Hope there is(希望がここに)[1990年]
シェーファー: Vox Naturae(自然の0声)[1997年]
西村朗: 内部への月影(無伴奏混声合唱とカウンター・テナーのための)
[2001年 委嘱作品]
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コメント:
8月にサラマンカ・ホールでご一緒させていただくプロの合唱団の演奏会です。もちろんO先生も指揮をなさいます。えっと〜、この演奏会は去年の[極めつき20世紀合唱名曲選]に続くもので、リゲティの「Lux aeterna」とペンデレツキの「Stabat Mater」は、私もいつかは歌ってみたいと思ってます。
リゲティのこの曲は楽譜を持っているのですが、各声部が4声ずつの16声の曲。それぞれが対等なので歌手は力量が均等でないといけません。アマチュアで少人数の合唱団には無理な曲です。でもこの合唱団はプロですからねぇ。。。(アセアセ)。。。 ちなみにこの曲、スタンリー・キューブリック監督の有名な映画「2001年宇宙への旅」で使われているらしいのですが・・・たぶん、あの金属のモニュメントが登場するシーンではないかと思います。定かではありません。
ペンデレツキの曲は3群の混声4部合唱。これもアマチュアの少人数合唱団では難しいですね。特に低音系でのぶつかりが唸りのように聞こえなければいけないと思うのですが、人間の耳には低い音の違いは高い音ほど聞き分けられないし・・・・。途中も全部の音が鳴っているのではないかというようなぶつかりまくった音が何度もあります。でも最後はニ長調(たぶん・・)で安らかに終わるのですが、今までこの最後の音がちゃんとニ長調に鳴ったのを聞いたことがありません。バランスの問題なような気もしますが・・・。
トルミスの曲は男声合唱、武満のは「風の馬」から女声合唱の曲です。この女声合唱は聴いたことがありますが、とても艶のある演奏で印象に残っています。
ボディとマクレーンの曲は全然知りません。私には未知の曲です。
シェーファーの曲はサラマンカ・ホールでの演奏を聴きました。私には曲としていまひとつ・・・。
私が今回一番興味深いのは西村朗氏の委嘱作品です。西村先生はどんな手法を使ってどんなサウンドを作っていらっしゃるのでしょう? それよりも曲はもうできているのでしょうか?(笑)
ちなみに東京混声合唱団の公式HPはここです。
演奏会の案内等もあります。
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