2004年11月1日  城戸ワイナリー  オープニングパーティー

いよいよ 待ちに待った、塩尻の「醸しの人」城戸 章人さんの ワイナリーのオープンです。
2日は [ma]のコンサートなので代表の私は朝からコンサート準備なので 1日の親類・関係者の
オープニングパーティーに 出席いたしました。



会場は ワイナリー裏の特設テント 城戸さんらしいです。



ワイナリー前の看板も すばらしい出来栄えこれからの歴史をしっかりと見守ってくれるでしょう。


 心配された雨も上がりました。


乾杯!!


田舎の酒屋からすると ビックリする来賓の方々 中央にいるのが城戸さんです。


晴れの日 城戸夫妻 奥様も素敵なしっかりされた方で実直な城戸さんを本当に支えている様子。


来春 発売のプロジェクトK 城戸ワイナリーの最終兵器 メルロー 2005年5月発売予定の 一本10500円
城戸さんにとってかけがえのない大事なものでしょう。



必要以上に重くなく されどしっかりと主張がある自園産メルローのワイン

甘さが有りながら 綺麗に口中から切れ次へと進む ナイヤガラ甘口
酸味があり 城戸さんがおっしゃっていた通り食事と一緒でも楽しめそうな ナイヤガラ辛口
爽やかな風味のセイベルと樽に仕込んだ セイベル・バリック
微妙なバランスで 飲みやすさを感じるメルロー

僕が コメントしてもしょうがないですが この半年以上城戸さんとお付き合いして感じている、誠実さ・実直さ
やっぱり醸造は人だなと感じます。
9月に 一通り試飲しているので(醸造途中のものを)予想できていたのですが 春先に始めてお会いして
この商品構成を聞いていたイメージどおりの味を仕上げてくるのは 驚きです。

正直、 無濾過・無添加・にごりなどなど 売りやすい商品の構成はないですし まっとうに葡萄の味わいを
ワインの味わいに変える醸造を心がける造りは 簡単に売れる商品ではない気もしますが 飲んで頂ければ
理解出来るのではないかと思います。

長野の造り手は 面白いです。


家族3人の挨拶でパーティーは終わり。


外に出ると 北の空に虹がかかっていました。
天からの祝福のように見えました。う〜ん 気持ちいいです。
酔いを醒ますために 付近を散策


ショップカウンターでの城戸三姉妹・・・・・・。


   



思い起こせば 3月17日 城戸さんとあったのは このメルローの畑でした。
冬・春・夏・秋と この畑を見てきました。
寒い風に吹きさらされながら3時間以上話し込みました。
こんな真剣な作り手とめぐり合えるのは 得がたい出会いです。

そして出来上がってきたワインも 某ワイナリーでの8年間の醸造経験を生かした素晴らしい仕上がりでした。
ここ数年 色々なワイナリーの話を聴いて回りましたが聴けば聴くほど 日本のワイン造りはこれから先があると
感じます。本当に困難な仕事だと思いますが また すばらしい夢を感じもします。


11月9日 城戸ワイン入荷予定です。
楽しみです。

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