The 19th talk Take/Revenge −復讐−

ストーリー ★★☆☆☆   コスプレ  ★☆☆☆☆  今話のアイキャッチ イラスト 小野敏洋
アクション ★★☆☆☆   萌え度   ★★★★★
              エクレール/リュミエー
(五段評価)
今回1番心に残ったキャラ エクレール 
第19話の名台詞
 大丈夫よ。あの子たちはわたしたちなんだから

第19話は大逆転劇のオンパレードでした。パンチラシーンは8回。ライトニングがエクレ
ールにかわってサービスしています。萌え度が高いのはアイキャッチのせいです(笑)

第19話のタイトル Take Revengeで復讐するという意味ですが、Revengeの単語だけでも復讐の意味はあります。主に個人
的な恨みの(暴力的または残忍な)復讐の意味に使われます。

今話のタイトルはアールヴがノーヴルズに抱く復讐心のあらわれです。局長代理として現れたエクレールの言動がおかしかったのも、今話で謎が
とけましたね。第17話でGOTT長官がアールヴと繋がり持っていたこと。その長官にはアールヴは死んだものとして、エクレールの姿にかえ
たことから、今回の行動は長官の意図したことではないことがわかります。宇宙惑星連合政府総局より局長代理としてアールヴが任命されること
が仕組まれたことだとすると、アールヴをとりまく関係がみえてきますね。

第16話の次回予告をみてみましょう
奪われても〜
 自身の生きる権利、そして死ぬ権利すら奪われているESメンバーをさしています
塗り替えられても〜
 自分の意思ではなく己の姿をかえさせられた…自由のない存在であることを意味しています
心さえ手放さなければ傷はいつかいえる〜
 エクレールは、自分が背負った傷に絶えられず、記憶(心)を消しました。しかし、消した記憶は別人格として自分の精神で行き続け、傷をい
 やすことはなかったですね。アールヴもエクレールと同じ境遇の人生を送ってきたとすると、復讐という怨念に自分の心が飲まれている限り、
 苦しみは癒されないのですね
取り戻すときは…今
 心を取り戻す時…アールヴにとって心が戻る時というのは、ノーヴルズへの復讐を果たした時。その為に邪魔をする存在は排除しなければなら
 ない。その為にエクレールと決着をつける時がきたのですね

再び登場!アンオウ&エイオウ ESメンバーエクリプス、その能力とは 彼女たちに残された時間は…


新たに姿を変えたエクレールとリュミエール。パワーアップして戻ってきた彼女たちとアールヴ&ドヴェルグとのリターンマッチで盛り上がると期
待していましたが、バトルシーンは期待はずれでした。エクリプスの力が圧倒的だったのか、前半からのらりくらりと続いていた戦闘があっけなく
終わってしまったのは物足りなかったですね。
なぜ、エクレール達は姿を変えなければならなかったのか? ここにエクリプスの想いが隠されています。宇宙惑星連合政府総局からでたエクレー
ル&リュミエールの消去命令。エクレールは死んだ存在としておかなければ再び宇宙惑星連合政府総局に目をつけられることなります。
裏取引で、アールヴが局長になるようシナリオができていたことから、エクレールへの消去命令が撤回されることになったものの、常に監視される
存在になったことは変わりません。新しい姿になったのも、宇宙惑星連合政府総局…しいてはノーヴルズの目を欺くためのものであった可能性が高
いですね。
ライトニング達に与えられた高速巡航艦ラミューズシリーズの名前ですが、ギリシャ神話のミューズ(muse 芸術の女神)からきています。
カリオーペ(Calliope)   雄弁・叙事詩  クレオ(Clio)    歴史
テレシコラ(Terpsichore) 歌舞・合唱   エラト(Erato)   叙情詩・恋愛詩
ユートープ(Euterpe)   音楽・抒情詩  サレイヤ(Thalia)  牧歌・喜劇
ボリューニア(Polyhymnia) 讃歌   
ライトニング達が飛び立った先がきになりますね。第17話から、主役波に活躍してきた彼女達が再び物語にでてくることを期待しています。

次回第20話は −喪失−  GOTT外来受付室第13班復活です。そして、リュミエールに……
             わたくしにかかれば、リュミエールの眠りを覚ますことなど簡単だわ。(ロザリア・デ・カタルヘナ 風にね)

今週の気になるセリフ集(今話から、局長代理はアールヴ、局長補佐はドヴェルグの表示に変えさせていただきます)
キャラクター セリフ 解説&コメント
エクレール まあまあ板についているけど、ちょっとメイクが濃すぎない? アールヴ 第15話で、消息を絶っていたアールヴが、エクレールに? 本局での戦いの真実が明らかに!?
リュミエール 同感ですわ。あなたもですよ…ドヴェルグさん そして、リュミエールの姿をしたのがアールヴのパートナーのドヴェルグ。第15話で瓦礫の下敷になったリュミエールは既に息絶えていたということか?あの時からドヴェルグが姿をかえていたんですね
アームブラスト 《アブゾーブ》吸収複製能力ですか アールヴ&ドヴェルグの能力はあらゆる力を吸収もしくは反射することができる。アールヴはエクレールの特殊能力、ドヴェルグはリュミエールの特殊能力を吸収していました
アールヴ なんとでも言うがいい。本物はつねにひとりだけだっ! 悪代官の悪事がばれた時みたいです(笑) エクリプスを撃ったのも彼女の仕業ということですね
ドヴェルグ 無駄だ リュミエールのナノミストシールドを打ち砕いたドヴェルグの《パペット》能力。なぜCクラスの彼女の能力を吸収したのか? エクレールがGクラス能力車だったように、リュミエールにもGクラス的な能力があるのかもしれません
シニストラ いいんですか、いかなくて? いつも冷静で控えめなシニストラが、行動を抑えきれないでいます
エクレール 冗談。「どんな生き方が楽か」、なんて自分で決めるわ 死んでも生き続けてきた彼女の生き方に楽なものはなかったはずです。過去の記憶を消して、そしてまた記憶を取り戻したエクレールは新たに生き続けていくことを決意しています
エクレール 今の見た? ドヴェルグの《パペット》能力、発動しませんでしたね。ここに《アブゾーヴ》の弱点がありそうです。ドヴェルグの驚愕した顔が意外でした
エクレール 近づいたらダメ! ライトニングをはじめてとするエクレール達の複製体が初めて局長代理に攻撃を加えました。エクレールの名を語る局長代理のGOTTには従わないことを決意したんですね。そして、エクレールが危機を感じたこととは…
アールヴ だから言ったのだ。馬鹿者だと ライトニングの攻撃を受け止めました。あやつれない人形は用済みなんでしょうねぇ
リュミエール 本当に便利ですわね エクレールとライトニングの危機を救ったのはアームブラストでした。監査官としての職務まっとうのため? エクレール達、彼のトランクケースには何度も助けられていますね
ライトニング 力を… アールヴを攻撃した時に力を吸収されました。ドラゴン○ールにでてきた人造人間みたい(笑)。なぜエクレール達の複製体を創らなければならなかったのか、ここに秘密があるようですね
リュミエール おそらく、彼女の能力《アブゾーブ》には時間的な限界があるということですわ。限界をこえると、バッテリーを充電するように誰かからエネルギーを吸収する 吸収した力は永遠のものではないということですね。エクレールの力を吸収し続けるために複製体を創ってESメンバーとしたのですね 
ライトニング さっき、たしかに切れかかったんです…私がよけいなことをしなければ… 無鉄砲な行動はエクレール譲りですが、おしとやかな話し方はライトニングの個性ですね 
エクレール わたしがあなたでも、ああしたわ。…たぶんね 自分の複製体としてみているのでなく、1人の親友としてみているようですね。ライトニングがエクレールを見つめるまなざしは驚き?それとも憧れ? 二人の間にははやくも友情が芽生えています 
アームブラスト わたしはあちらの妹君ご一行をお守りしましょう。では、お手並み拝見 ライトニングと接していた時もエクレールの“妹”のように思えていたんでしょうね。すっかり保護者になっています
アームブラスト 言ったでしょ、私はエクレールさん達を愛しているんですよ アールヴの前に立ちふさがるアームブラスト。彼に勝算はあったんでしょうか? 告白したにもかかわらず、エクレール達の反応がないのが悲しいです 
デクステラ 君たちを助けにきたわけじゃない。局長代理を詐称する者に、相応の報いを与えにきただけだ わざわざ理由をつける辺りが素直じゃないですね。局長代理の命令を無視して飛び出してきたこと、エクレールには黙っておくんでしょうねぇ
ドヴェルグ 残念ながら時間切れだ… エクレールとリュミエールの姿が消えて現れたのは、アールヴとドヴェルグでした。アームブラストが盾となろうとした狙いは二人に能力を使わせて、エネルギーを消耗させることだったのかもしれません
アールヴ だが、まだ負けたわけではない。負けるわけにはいかない…復讐を遂げるまでは 第17話より彼女の復讐はノーヴルズの息の根をとめること…そのためにGOTTを利用しようとしました
エクリール 私自身もそうだけど、あなた、只のわがままな子供だわ アールヴたちにかつての自分の姿をみたのでしょうね。融通かせ聞かなくて、自分勝手で、真っ直ぐな思いで行動すること。子供=kiddyはタイトルに含まれる文字ですし、エクレールとアールヴには因縁がつきまといそうですね
リュミエール 逃亡者になるという選択肢だってあったはずです  ノーヴルズに反旗を翻したエクレールとリュミエールが選んだ道ですね。エクレールたちは生きる為に他の者を犠牲にしたくないという信念がありました。アールヴたちは生きる為に対抗できる力を手に入れようとした。両者の違いはここにあります
デクステラ おそらく、本局ビルの崩壊はあの二人の意図したものだろう。事情はどうあれ、許されることではない 第15話で足りなかったパズルのピースが揃ってきました。エクリプスが言った「やはり、来たわね…もしかしたら誰かの差し金かしら?」というセリフはすでにアールヴがエクレールの能力を吸収して現れたことをさとっていたからなのかもしれません
アームブラスト あなたの辞書に、諦めるという文字はなかったと思いますが どんな時も諦めない…アールヴたちに追い詰められ絶対絶命になるところなのに、エクレールを信頼しています。エクレールも彼の言葉を言い返すことによってリラックスできるのでしょうね
リュミエール レディの出掛け支度は時間がかかるものですよ 時間を稼ぐためにこの場所に誘い込んだのでしょうねぇ。自分の相棒が帰ってきてうれしそうです
アールヴ エクリプス! そんな… 第15話でアールヴが射殺したはずのエクリプスが登場。エクレールたちが甦った謎も彼女がにぎっているようですね。アールブ、信長を暗殺した明智みたく、天下は長続きしそうにないですね
アンオウ 言っただろう、商売替えのあてはあるってな 第13話の伏線がやっとここで解決しました。エクレールの粛清命令を下した時から、エクリプスは予感してたんでしょうねぇ。アンオウにエクレールを追撃させながら、別の取引をしていたということになります
エクリプス 私もかつてはESメンバーでした。その能力は《クヴァント》。量子ジャンプです。知りませんでしたか? 第10話で以前エクレール&リュミエールとコンビを組んでいたことがわかります。GOTT局長に就任したことで、ESメンバーを引退していたということですね。エクレールたちは彼女の能力、量子再構築によって新たに再生することができたのですね
エクリプス わかっていました、すべて アールヴとエクリプスでは器が違いますね。完全の孤立したアールヴ…そしてその裏で彼女達に働きかけていた組織こそが真の黒幕!?
ライトニング ありがとう、助けてくれて。そして…さようなら 自分達の存在が何なのか? ライトニンたちは自我を取り戻したことでわかったんですね。そして使い捨ての人形として造られた彼女達の命が、長くはないことも…
エクリプス 存在しないものを裁くことはできないでしょ エクリプスの優しさがうかがえます。彼女がエクレールの前に現れたのは、彼女を救うだけでなく、ライトニング達をも救う為でもあったのですね
リュミエール 一番艦クリオ、二番艦テレシコラ…三番艦エラトー…それに、ユートープ、サイレイア、ポリュンニア! ラミューズがいっぱい(笑)。リュミエール、ラミューズの製造にずっと関ってきたのでしょうねぇ。みんな彼女の友達みたいです
エクリプス 限られた命を最後までまっとうする意志があるのなら GOTT局長としての命令? それともエクリプスとして? ライトニング達の望みは生き続ける事でした。彼女達がどんな冒険をするのか、ギディ・グレイド外伝として楽しめそうですね
エクレール 大丈夫よ。あの子たちは私たちなんだから 公に姿を見せれない、かつてエクレールが体験した逃亡生活と同じ事を彼女達もしていかなくてはならないのかもしれません。エクレールとリュミエールの魂を受け継いだのなら、どんな困難をも乗り越えて生きていくと信じているんですね
エクリプス エクレール…わたしは… このあと、局長は何を言いたかったのか? 第7話よりはじまったエクレールを利用した動きや、エクレールに出した粛清命令。ラミューズの自爆指令等など、必ずしも本意でないことをしなければならなかったことを誤ろうとしています
エクレール わかってる…いまならよくわかるわ、あなたのこと、あなたの気持ち エクレールがGOTT本局へ赴いたのは、エクリプスにこの事を確認したかったからではないでしょうか? 今、目の前にいるエクリプスはかつてコンビをくんだエクリプスと変わっていないことがわかったのですね。ライトニング達に生きる道を与えたことからも、エクリールたちにも生きていて欲しいと思っていたに違いありません 
アームブラスト おもしろくなってきました。これで、惑星連合評議会がどう出てきますかね… 意味ありげな発言です。アールヴをGOTTの局長にできなかったことで、エクリプスをはじめとするGOTTとの対立が激化するということでしょうか?