The 17th talk Phantasm/Reborn −新生−

ストーリー ★★★★☆   コスプレ  ★★★☆☆ 今話のアイキャッチ イラスト Dr.モロー
アクション ★★★★☆   萌え度   ☆☆☆☆☆ 
エクレール&リュミエール/エクレール
                                      リュミエール&シニストラ&デクステラ
(五段評価)                                               
今回1番心に残ったキャラ ライトニング 
第17話の名台詞
 あなた達に彼らを支配する権利なんてないわっ!

第17話より第2幕がはじのります。
タイトルを訳しますと、幻影・幻想/生まれ変わった、という意味になります。
新生とは、あたらしくうまれることをですね。
第17話であたらしくうまれたものとは…局長代理として就任したエクレールと局長補佐であるリュミエール、新ESメンバー達。そして、GO
TTという組織も新たな権力をもってうまれかわりましたね。
しかし、Phantasmという言葉から、新しく生まれたものは“幻影”であり、いづれ消えゆくものという意味をさしていることがポイントです。

次回予告から今話のストーリーをみてみましょう。
新たな城に新たな王
 新たな城とはGOTTを指します。そして、新たにその局長職に就任しようとしている人物…なぜ女王という表現をしなかったのか? それは
 GOTTが銀河系に住む全ての人々の経済的権利と利益を保護する機関から、ノーヴルズの利益を守る機関へとかわったことから、女王である
 局長の上にたつ存在。ノーヴルズを意味するのではないでしょうか? 
においを変えた風が吹き〜
 局長代理となったエクレールと補佐役のリュミエール。2人の態度は以前と変りました。彼女達が風となってストーリーが動き出すことを意味し
 ています
水も流れる向きを違え〜
 水は人が生きていくのに欠かせないもの。GOTTの存在が水にあたりますね。そのGOTTが、局長代理であるエクレールの手によって、存
 在する意義を変えようとしています
集う人の顔も変わる〜
 顔という言葉は第18話“面貌”への伏線を意味しています。集う人というのは、エクレール&リュミエールのことですね

局長代理のエクレール 局長補佐のリュミエール 彼女達が守りたいものは…


今話で注目したのはエクレールの複製体ともいうべき存在の“ライトニング”。新ESメンバーの12人は、エクレールとリュミエールの能力を
コピーして造りだされており、エクレール局長代理のマインドコントロールによって統制されておりました。
唯一、ライトニングの記憶の中に第11話でエクレールがノーヴルズに反抗して住民を守ろうとした記憶が甦ったことから、エクレールの信念が
局長代理の強制力を凌駕したことになります。それは、現在の局長代理の意思に反することであったのですが……。ライトニングの姿はあの時の
エクレールとタブって見えました。
強き権力をもつ者が、弱者を支配し、自由を奪う…そんなことは許せない。エクレールが戦ってきたのは犯罪者であり、弱者を虐げる強者でもあ
ることをつくづく感じました。そして、ライトニングのパートナーでり、リュミエールの複製体でもある“トゥインクル”もライトニングと行動
を共にしましたね。2人の絆が彼女達の中にも受け継いでいることを表していました。

今話ではまだ役者が出揃っただけにすぎません。エクレール局長代理を中心とする新権力と、それに立ち向かおうとする一員との戦いの図式が生
まれました。その挟間にたつライトニングの行動にこれからも注目です。

次回第18話は −面貌−  エクレール局長代理に立ちはだかる者…それはかつての仲間? それとも自分自身? 
             エクレールと同じ顔をもつライトニングはどうなるのか? 彼女役の声優さんにも注目ですよ
             アームブラスト、あなたこそ私の王子様だわ (百合原美奈子風にね)

今週の気になるセリフ集(ストーリーに合わせて掲載いたしております)
キャラクター セリフ 解説&コメント
リッキィ はぁ〜 ご機嫌ななめのリッキィ。隣にいる警備兵がハンサムな男じゃないのが不満のようですね
エクレール 外見わな。中身は前以上だ。私の城だからな 外見は同じでも、中身は別物…自分自身のことでもあるようですね
リュミエール おめでとう、エクレール局長 2人の雰囲気が大きく変わっています 
アームブラスト 彼女を名指しで除名させようとした後は、名指しで局長代理就任ですか… 宇宙惑星連合政府総局…つまりはノーヴルズの手の平で事件は起こっていたのですね
デクステラ 申し訳ありません局長…代理 あくまで“代理”とこだわった所に、エクレールを局長として認めていない意思を感じます
シニストラ 懐かしいですね、昔のままですよ デクステラの機嫌を治そうとしています。ここはESメンバー達の特訓場みたいですね
エクレール 残った数少ないSクラスESメンバー、有効に使わせてもらうさ デクステラ&シニストラ2人を捨て駒として考えています
シニストラ まさか…君達は!? 新たに配属されたESメンバー達の能力があの2人の能力と同じであることに気付いたようです  
エクレール アールヴ達は死んだということも分からないのか? 随分おめでたい奴だな GOTT長官がなぜ、アールヴ達と守秘回線で話をしようしていたのか? アールヴとドヴェルグが以前から何らかのつながりを持っていたということですね
リッキィ エクレール… 局長代理として現れたエクレールに驚きを隠せません。エクレールが局長代理となることはまだ一般職員には知らされていなかったということですね。第15話でトゥイードゥルディが言っていた芝居が今はじまりました
リュミエール そんな事をしていいのか、エクレール? ノーヴルズのやり口を人一倍嫌っていたのに ノーヴルズの手足となって動くことに反感を抱いてますね。本当の目的はノーヴルズへの復讐かもしれません 
エクレール 少しは学習したらどうだリュミエール。今は連中のいいなりになってみせる。その内に喉元まではいよって息の根を…止める 彼女がエクリプス局長を暗殺し、新局長代理となった背景にはノーヴルズが絡んでいたのですね。そして、ノーヴルズ達を欺き、抹殺する為に芝居をしようとしています
エクレール 経済的自立、自治を旗頭に宇宙惑星連合と上級市民層ノーヴルズに対し、反抗する者は、彼らを厳しく取り締らなければならない なぜ、エクリプス局長が暗殺されなければならなかったのか? GOTTという組織をノーヴルズの為の組織としてつ再建する必要があったからなのでしょうね
ライトニング あなた達に彼らを支配する権利なんてないわっ! 彼女の記憶の中で叫び続けるのはエクレールの魂の叫びです。彼女はエクレールの記憶と意思を1番強く受け継いでいるのですね
エクレール 局長に対し、ESメンバーが反抗するのか!? 彼女の意思に反する行動をとるとは思いも寄らなかったのでしょう 
謎の女性 けど、そこにいる局長さまは本当にGOTTの総意かしら? 彼女の声を聞けば想像できますね(笑) 権力にひるまず真っ向から挑もうとする姿勢は相変わらずです 
デクストラ やはり 新生ESメンバーライトニング&トゥインクルの素顔は、エクレールとリュミエールでした。2人は彼女達のクローンとして創りだされたんですね
謎の女性 貴女達、まだ見込みはありそうね エクレール局長代理の命に反して、自分を守ろうとした彼女達…きっとかつての自分の姿とだぶってみえたんでしょうね
ライトニング その…者達を……殺せ… 命に従わざるをえない彼女。しかし、流した涙が、本来の意思ではないことを強く訴えています
謎の女性 もういいのよ。ゆっくりお休みなさい まるで、彼女の母親のようでせすね。優しい語りでライトニングの苦しみを和らげました 
謎の女性 少しの間に随分敵を作ったようね、「エクレール」 彼女がエクレールの前に現れた目的は、新生したGOTTへの反抗を意味するためなのかもしれない