The 14th talk Steel/Heart −鋼鉄−

ストーリー ★★★★☆   コスプレ  ★☆☆☆☆   今話のアイキャッチ イラスト 皆川亮二
アクション ★★★★★   萌え度   ★★★☆☆  
 エクレール&ドナシュラーク/
                                   リュミエール&ヴィルヴェルヴィント
(五段評価)
今回1番心に残ったキャラ ドナシュラーク&ヴィルヴェルヴィント 
第14話の名台詞
 わたしがこんなときでも平静でいられると思いますか?

第14話“鋼鉄”みなさま泣きましたか?
Steel/Heartを訳すと、鋼鉄/心
鋼鉄がさすものといえば…おわかりですね。ドナシュラーク&ヴィルヴェルヴィント
アイキャッチからも、エクレールにはドナシュラーク、リュミエールにはヴィルヴェルヴィントと、各々の能力を十二分に引き出すサポート役
として存在していました。
今話では鋼鉄(Seel)にこめられたHertがポイントです。前話のアンオウ&エイオウとの対決も同じ仲間同士ではあったのですが、これまで2
人の登場シーンが少なく、エクレールとのつがりが薄かった為(ラジオドラマではその辺りの設定がくわしくでてます)エクレール&リュミエ
ールの2人に焦点を置くだけでよかったですが、今話ではエクレールとドナシュラーク、リュミエールとヴィルヴェルヴィントとふたつのパー
トで視点がかわります。ドナシュラークとヴィルヴェルヴィント、これまで数多く登場してその存在は大きかっただけに、結末はショックでし
た。パンチラシーンは合計3回

ひとときの休息…遊び相手はドナシュラーク? 彼女がうけた特務とは?

次回予告の説明をみてみましょう

硬く冷たい鎧が〜
 メカ一般の存在をあらわしています
その奥に隠している何かが〜
 人の心を奥までみることができないように、プログラムされたAIの奥にも人が制御できない何かがあることを意味している
いつもとても柔らかく〜
 ドナシュラークとヴィルヴェルヴィント…エクレール、リュミエールがとてもかわいがっていました。いつも優しく応えてくれる存在だった
 ことが分かります
そして…熱い
 硬い、冷たいの表現をすべて反意語にして表現しなおしましたね。ドナシュラークとヴィルヴェルヴィントはエクレール&リュミエールをど
 うみていたのか? 守る為の存在には違いないのですが、プログラムを書き換えられようとしても、最後まで消す事の出来なかったものこそ
 が2人に対する想いだったはずです

エクレールVSドナシュラーク
リュミエールVSヴィルヴェルヴィント
2人が着ける決着とは……

後話へのつなぎかもしれませんが、惑星開発の職務で派遣されていた職員達の存在も重要です。あえて、第3者の目で、状況説明することにより
リアル性をだしているのですが、惑星をテラフォーミングすることや、ナノミストで惑星改造する事はこれまでのストーリーでは重要視されてい
ない事なので、少々うっとうしく感じてしまいます。リュミエールがナノミストを使ってヴィルヴェルヴィントと対峙したことで、開発計画に支
障がでること間違いなしですよね。職員達には何の説明もないまま被害を被っただけで救われません。ここの補足があれば満点の内容でした。
公式ホームページでも疑問がてでましたが、ヴィルヴェルヴィントを失った2人がラストにどうやって惑星アイネイアースへたどり着いたか?
これはセリフ集の9番目のリュミエールの説明から、惑星間宇宙船を乗っ取ってこの星を脱出できたことが想像できます。実際そうだとすると立
派な犯罪者ですけど(笑) 悲劇な職員についてはすぐに忘れられると思いますが、アトラス型の建造の話しはラストへの伏線になっていました
のでチェックしておきましょう。

これまで、エクレール、リュミエール共に瀕死の状態になりながら、互いのパートナーを想う心と絆の強さをみせてきました。ドナシュラークと
ヴィルヴェルヴィントも彼女達の大切なパートナーであったことを強く感じさせてくれました。互いのパートナーに手をかけなければならない苦
しみ、失ったものの悲しみ、そして怒りが、GOTTとの最終決戦という舞台へと導くことになっています。

次回第15話は −崩壊−  第一幕終了です。次の相手は…残るGOTTの全ESメンバー。
             わすれないわよ……エクレールあなたのこと なぜかしら…悲しいわけじゃないのにこんなに涙が流れる…
             こんなことって…はじめて…だわ…(イザラ・タンブラー風にね)

今週の気になるセリフ集(ストーリーに合わせて掲載いたしております)
キャラクター セリフ 解説&コメント
主任 例の建造中のアトラス型が就航すれば新しい開発ももっと楽になるはずだ このアトラス型とは…後話での伏線になっています
リュミエール ドナシュラークが困ってますわ ドナシュラーク、エクレールにもたれられてどうしていいか分からない様子です 
エクレール 大勢で追いまわされたり、元の仲間と戦ったり、はぁ〜、予想以上に“いや〜ん”な気分にさせられるんだよね 12話、13話のことですね。好んで争いたくないのが本音ですね。ドナシュラークに落書きするところが悪戯っぽいです。それだけドナのこと友達のように思っているんですね
エクレール 後悔なんてしてないわよ! わたしは間違ったことしてないっ エクレールの強い意志があらわれてます
リュミエール この惑星にはいくらでもメンテナンス部品が浮かんでますわよ 隠遁するためだけにこんな辺境までわざわざ逃げ込んだわけではないですわ 冒頭にナノミスト管理基地がでた訳はここにあるんですね エクレールが沈みがちな気分になっていたところをリュミエールが前向きに行動することで元気づけているように見えます
エクレール リュミエールやドナシュラーク、ラミューズがいなかったら、わたし1人じゃ逃げ切れなかったと思うよ 本当は自分1人で背負うはずだったのに…こうして助けてくれる。エクレールの感謝の言葉が自分の行った行為を責めているようにみえます 
トゥイードゥルディ 当然だわ 何が楽しくてこんな事を… エクレール達を追い詰めるトゥイードゥルディ。今回の任務には賛成ではないようです  
トゥイードゥルディ 本当にごめんなさい…ドナシュラーク、ヴィルヴェルヴィント… エクレール達に手をかけることより、ドナ達にてをかけることの方がつらそうです それはリュミエールと同様にコンピュータをいとおしく思っているから
リュミエール アイランド自体このまま惑星間宇宙船にもなるものですから、汎用部品の中で使えるパーツがあるはずです この惑星に逃げ込んだのも彼女が決めたことですね 
エクレール ドナ! エクレール達を襲うのは……ドナシュラーク!! エクレールには何が起こったのか分からないようすです
リュミエール 物理的に外部からアクセスできないドナシュラークのAIに介入することができるなんて……あっ、トゥイードゥルディーさん……! エクレールと同様に慕っているトゥイードゥルディが追手としてきたことを察したようです。ショックが大きいみたい…
トゥイードゥルディ これは個人的で身勝手なメッセージですが、できればこの子たちを救ってあげてください…。では、検討を祈ります ドナシュラーク、ヴィルヴェルヴィントを救うということは、エクレールとリュミエールが死ぬことではなくて、ドナ達を破壊すること…それは、殺されることより辛いことだと分かっているのですね
トゥイードゥルディ GOTTは、局長はどうゆうつもりなの? 仲間同士にお互いの殺し合いをさせるだけでなく、よりによってこんな酷いものを…本当はこんな気持ち悪い特務なんて… これは全て局長が意図したことなのか? トゥイードゥルディ、反感を抱くも組織の命令には逆らえないようです
エクレール 行って ドナはわたしが何とかするっ! ラミューズをお願いっ エクレールVSドナシュラーク、リュミエールVSヴィルヴェルヴィントの戦いになりそうです。自分達も死なずにドナ達を救いたい エクレールにあきらめの意志はありません 
リュミエール きっともうこの手は通じない。賢い上に慎重な子だから。…誰に似たのかしら…辛いでしょうに  誰よりもヴィルヴェルヴィントを大切にしていたリュミエール。ヴィルヴェルヴィントの思考パターンはリュミエールに似たのですね。彼女の悲痛な叫びが涙をさそいます…  
エクレール ド…ナ…… 自爆したドナシュラークの行動が理解できないのでしょうね 惨酷すぎます…
リュミエール ダメだわ 手のうちようがっ! ヴィルヴェルヴィントにもドナシュラークと同じプログラムが注入されているのなら…助ける方法はな…い…
リュミエール 駄目よ! やめて頂戴っ ヴィルヴェルヴィントォ〜 ヴィルヴェルヴィント、自分のAIがどんどん侵食されていく中で、リュミエールの叫びを聞いたのでしょうね リュミエールを攻撃することより自爆することを選択しました
エクレール これが、これがGOTTのやることなの!? うわぁぁぁ〜  任務に成功しても、失敗しても助からなかったドナ達…エクレールの叫びは助けることのできなかった自分に対する怒りなのか? 
エクレール わたし、決着を着けに行くわ 後悔せずに生きて行くと決めていたエクレール。その行動の結果が大切なパートナーの死でした。もう逃げない。彼女がつける決着とは…次話へのつなぎですね
リュミエール 私がこんなときでも平静でいられると思いますか? 顔にでてないところがリュミエールらしい。これまでエクレールの行動を放っておけなくて行動を共にしていたリュミエールでしたが、自らGOTTと対決する意志を表しました。その怒りは…計り知れません