リニアの日記 登場人物紹介


<登場人物紹介 /リニアの日記>

レイシャ=レイモンド 19歳 弧扇亭ウエイトレス

 弧扇亭のウエイトレスの一人。
 アサシンギルドの幹部キースレイモンドの娘であり、彼女自身アサシンギルドでは名の通った戦士でもある。だが上司でもある父の命により、弧扇亭で働くことになった。
 基本的に多少自己中心的な感覚の持ち主であるが、それは身近に同年代の子供がいなかったためであり、本人に特に悪意はない。だが最近になって自分の何気ない言葉が相手を傷つけることに気付き、戸惑っているらしい。
 弧扇亭に来た当初はあまり乗り気でなかったが、降神祭の日を境に本当の意味で『弧扇亭のメンバー』としてうち解け始める。だが性格の不一致からやはりジェシカとは口論が絶えないでいる。
 アサシンギルドではヴァイスのパートナーとして働いており、彼の覆面の下の顔を知る数少ない人間でもある。
 髪は肩程までの金髪で、目は色素の薄い青。身長はヴァイスと同じ程度。年齢よりも大人びた顔立ちをしている。


<登場人物紹介 /リニアの日記>

バルク=ブラウ 26歳 弧扇亭雑用

 アサシンギルドのもう一人の筆頭戦士。
 アイアンクロウ(鉄の爪)の異名を持つ戦士で、凄まじく高い闘気能力を持つ男。性格、技ともに荒削りなところがあるが、それでも他を圧倒するだけの破壊力は持っている。
 性格は至って単純。喜怒哀楽が激しく、不条理な言葉を吐くことも多いが、意外に責任感が強く、実はアサシンギルドに所属しているのは、自分の仲間達の面倒を見てもらうためである。しかしそのために納得のいかない仕事を受けるときも多かったが、今の弧扇亭の雑用の仕事には満足をしている。
 髪の色は灰色が混じった黒で、瞳は黒。身長は弧扇亭メンバーでは一番高い。



<登場人物紹介 /リニアの日記>

ディーア=スノウ 不明 弧扇亭ウエイトレス

 弧扇亭のウエイトレスの一人で、故神祭の少し前に弧扇亭に雇われることとなった謎の女性。
 恐ろしく行動基準が不明で、『天然』を彷彿させる言動をする割には、時折ひどく大人びた感情をみせる女性。そのせいか、結局の所、周囲からは変わった人と認識されている。
 良く解らない多くの持論を持っており、常に弧扇亭の面子を混乱させるが、一方で弧扇亭ウエイトレスのお姉さん的存在として、一同の心の拠り所になっいる節がある。
 髪と瞳は黒で、常ににこにこと微笑んでいるため一見受けは悪くないが、色々な意味でどことなく近寄りがたい雰囲気を醸し出している。身長はルークと同じ程度。


<登場人物紹介 /リニアの日記>

リーナ=マリア=エストラ 35歳 弧扇亭女将

 弧扇亭の女将。
 どっしりとした体格の女性で、弧扇亭最強の異名をとる人。彼女には死神と呼ばれるルークも、エピィデミック内では最凶と呼ばれるジェシカも、アサシンギルド筆頭戦士のバルクも敵わず、口答えの際には必殺のフライパン攻撃が飛んでくる。
 元々は聖国高僧の令嬢であったが、ジェチナの惨状を見て、それを何とかしようとジェチナに弧扇亭を建設する。ちなみにマリア=エストラは弧扇亭女将に名乗ることが許された名であり、彼女の本名はリーナ=コリア=イレイドという。
 瞳と髪は黒色。ジェチナに来た当時は痩せていたらしい。


<登場人物紹介 /リニアの日記>

ジェフ=イクシュリ 22歳 弧扇亭雑用

 バルクの直属の部下の片割れ。
 少年時代から脅威的な力を持つバルクに憧れ、彼の後を着いて回り、現在に至るが、彼自身もそれなりの力量を持った戦士である。しかし消極的な性格からか、その能力は出せないでいる。意外に凝り性で、度々ルークに料理を習っているらしい。
 髪は少し赤みの帯びた茶色。瞳は黒で、身長はジェイクより頭半程低い。


<登場人物紹介 /リニアの日記>

ハムス=サーター 21歳 弧扇亭雑用

 バルクの直属の部下の片割れ。
 言葉の語尾に「っす」をつける癖がある男で、戦士としてよりも、諜報活動でバルクを支えている。そのためかカイラスとは顔見知りであり、情報屋仲間でもある。性格はせわしないが、面倒見は良く、ジェフよりも先にリニアに名前を覚えられたらしい。
 髪は茶色で、瞳は黒。身長は低く、かなりコンプレックスらしい。


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